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断熱の施工方法について

新築を検討しておりますが、断熱の施工方法について、不明な点がある 為、教えてください。 1) 玄関土間部の断熱方法について   充填断熱(断熱ライン:床,外壁,天井)及び、   外張り断熱(断熱ライン:基礎内側,外壁,屋根)における玄関   土間部の断熱施工はどのように行うべきか、分かりません。   全館冷暖房を行うことを前提に断熱欠損や熱橋が生じないように   かつ、シロアリ対策も考慮した場合、どのように行うべき   でしょうか? 2) 局所冷暖房について   外張り断熱の場合は、断熱材が建築物の外周部のみですので、   必然的に全館冷暖房になると考えますが、充填断熱の場合は内壁   や階間の天井及び床に断熱施工することで局所冷暖房が可能と   考えています。   セルロースファイバーを用いた場合には、内壁や階間に断熱施工   を行っているようですが、グラスウールやロックウール、発泡系   断熱材を用いた場合にも、通常その様な施工を行うもので   しょうか? 3) シロアリ対策について   外張り断熱(断熱ライン:基礎外側,外壁,屋根)にした場合、   基礎の断熱材を経由したシロアリの食害が懸念されますが、有効な   対策は無いのでしょうか?   ・TMFSは工法や施工会社が制限されており使用できない   ・防蟻断熱材は、基礎と断熱材の間から進入されそう   ・重要文化財に使用されているシロアリシャッターというものが    あるらしいのですが、詳細不明 以上、よろしくお願いします。

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noname#78261
noname#78261
回答No.1

1)確かにコンクリートは断熱性能が低いですが・・基礎内側の断熱材をの床面へL字に延ばす距離を広く取るしかないのではないでしょうか。そうして床スラブ下の断熱材と交差させる。基礎を途中できって断熱するわけにはいかないですものねえ。土間下も結局断熱材がスラブ下にあるのでそれでは不十分と感じるという事でしょうか?あとは出来るだけ厚くするという方法くらいですか。初年度はコンクリートからの水分が出ますので躯体換気をすれば床下も換気できてシロアリの好きな環境を防げるのではないでしょうか。 2)外壁は壁体内通気工法で躯体に換気ができますが、内断熱で内部壁を埋めるのはどうでしょうね。極端に言えば家の中で温度差が生じ内部構造に結露しかねない構造となりますよ。セルロースに限らず階間に断熱材を施工するのは断熱が狙いではありません。防音です。私は内部のかべの通気性が悪くなるくらい断熱材をぶち込むのには賛成しかねますね。防音効果上部分的にはやる事はありますけど普通はやらないでしょう。防音室だって内側に2重壁にするのだから構造体を大切に考えるとお勧めできませんね。 3)まあ、何使っても絶対とは言い切れないのがシロアリなどの食害と防犯です。建築当初完璧に対策したと思っても薬剤効果は5年保証で徐々に落ちますし、持ちこんだ家具にキクイムシがいたりと危険はいっぱいあるのでメンテナンスが肝心です。いわゆるいたちごっこなのです。対策を取っても来る時はクルので観察が必要なのです。対策はできるだけのことをするということです。アリの嫌いな環境にすれば来にくいのですから当初きちんと土壌処理、木材も処理材か、強いヒバなどを用い、換気、湿度や温度に注意するしかありません。おいしいえさ(木や断熱材)はいっぱいあるのですから。アリ退治やさんは極論基礎断熱しなきゃいい。というところもあるそうです。 建築は、その土地の状況や建築の形状、いろんな特性の上に成り立つのでそれとコストバランス等を配慮した、材料や構造の選定が必要です。何かをひとつ採用したからといってずっと完璧では決してありません。その辺も考慮のうえ仕様をお決めになったらいかがでしょうか。

cegios
質問者

お礼

アドバイスして頂き、ありがとうございます。 1) 玄関土間部の断熱方法について   やはり、その方法が通常の施工方法のようですね。   その方法ですと、玄関ドア両脇の基礎上部にて以下の問題が発生   すると考えていました。   - 断熱材を貼るとタイルと壁の取り合いが悪くなる   - 断熱材を貼らないと熱橋となる。   だからといって、土間のレベルを玄関ドア両脇の基礎上部と   あわせるとタイルが土台下部より上になり、土台への湿気の影響   が気になる次第です。 2) 局所冷暖房について   充填断熱で、内壁にも断熱材を使用する場合には、同時に防湿   処理も必要ということで、理解しました。ということは、現実的   には、高気密高断熱にする場合、外張り断熱 or 充填断熱に   かかわらず、全館冷暖房を意識した断熱設計が必要のようです。 3) シロアリ対策について やはり、奥の深い問題のようです。もしもの時を考えると駆除   処理時の薬剤の室内への影響がより少ない充填断熱の方が良いの   かもしれません。

その他の回答 (2)

noname#256593
noname#256593
回答No.3

1) 熱橋とシロアリ対策を完全に行うにはTMFSしかない様に思います。ただし、TMFSもオーストラリアで開発された技術なので、日本の風土気候で完璧かと言われると分りません。なにせ相手は生き物ですから・・・ 3) どんなシロアリ対策をしても点検することが大切だと思います。だから、点検できる様な造りにして定期的に点検して下さい。

cegios
質問者

お礼

アドバイスして頂き、ありがとうございます。 充填断熱や外張り断熱(基礎内断熱)においても、何かうまい断熱 方法があるはずだと思い、質問させて頂きましたが、皆さんのご意見 を伺うと、なさそうな気がしてきました。 基礎の内側、外側の両面から点検が可能ということでも、TMFSが有利 ということは分かっていましたが、工法が限られるのがネックなので。

noname#256593
noname#256593
回答No.2

こんにちは。良く調べていられる様なので、参考になるか分りませんが、自分なりに回答させて頂きます。 1) 断熱欠損や熱橋が生じないと言う前提であれば、玄関土間の断熱は玄関ドアの下で行うのが良いと思います。 断熱ラインが基礎内側と言うことですので厳密に言えば基礎と外壁の繋ぎで多少の熱橋がありますが、シロアリ対策を考えれば仕方ない部分もありますね。 2) 全館冷房については、外側断熱で高気密高断熱仕様だと熱損失が少ないので、小さなエネルギーで可能という事だと思います。 逆に充填断熱は気密が取りにくいので、全館冷房しようとしても熱損失が大きくなり結果として局所冷房になってしまうのでしょう。 内壁や階間に断熱施工を行っても、部屋間で気密がとれなければ熱損失は避けられませんし、外部との気密や断熱を行えば石膏ボードでも十分な様に思います。 3)TMFSは今のところSCの家でしか施工出来ませんが、防蟻断熱材とシロアリシャッターなどの組み合わせで行えるのではないかと思います。 シロアリシャッターは商品化されている用なので、一度リンク先をお読みになって問い合わせてみると良いでしょう。

参考URL:
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/baria.htm
cegios
質問者

お礼

アドバイスして頂き、ありがとうございます。 1) 玄関土間部の断熱方法について   やはり、その方法が通常の施工方法のようですね。   その方法ですと、玄関ドア両脇の基礎上部にて以下の問題が発生   すると考えていました。   - 断熱材を貼るとタイルと壁の取り合いが悪くなる   - 断熱材を貼らないと熱橋となる。   だからといって、土間のレベルを玄関ドア両脇の基礎上部と   あわせるとタイルが土台下部より上になり、土台への湿気の影響   が気になる次第です。 2) 局所冷暖房について   高気密高断熱にする場合、外張り断熱 or 充填断熱にかかわらず   全館冷暖房を意識した断熱設計が必要とのことで理解しました。 3) シロアリ対策について 物理防御系の防蟻断熱材とその上部にシロアリシャッターを施工   することで、対処可能かも知れません。厳密には基礎と   シロアリシャッターとのすき間が問題ないか気になりますが。

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