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溶液の濃度と輸液の濃度について
20%グルコース溶液を作成する場合は、グルコース20gに水80mlでいいんでしょうか?輸液について書かれているサイトに、「5%ブドウ糖液は、溶液100ml中にグルコースが5g溶けているということ」と書かれてありました。…ということは、20%グルコース液を作る場合は、グルコース20gに水100mlを加えるのですか?頭が混乱しています。回答をお願いします。
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混乱を招いて大変申し訳ないです。 自分もすっかり質量パーセント濃度について忘れていました。 パーセント濃度つまりは百分率には二種類あるのです。ひとつはpiccapeccaさんが高校の時に習った通り「溶質(g)/溶液(g)×100%」というと質量(重量)百分率(w/w)というものと先ほど、お答えしたように「溶質(g)/溶液(ml)」と質量体積百分率(w/v)というものです。 piccapeccaさんがみたサイトには後者で書いてあったということですね。 尚、経験上の話ですが、質量パーセント濃度(w/w)は殆ど使いません。なぜかというと、例えば5%グルコース溶液を試験管に入れるにホールピペットなどを使い、体積で入れることが多いのでw/wでは何グラムグルコースが入っているのかわからないからです。その点、w/vなら何グラム入れたかわかりやすいためw/vを使います。一応、w:weight重さで、v:volume体積のことです。
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- sakushirof
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20%グルコースを作る場合は20gのグルコースを100mlメスフラスコに入れてメスアップ(目盛りに水面をあわせる)という作業をします。グルコースの体積も含め体積を100mlにグルコース20gが入っている状態が20%グルコースです。5%も同じ要領で、グルコース+水の体積が100mlでグルコースの質量が5gということです。
補足
早急な回答、ありがとうございます。 高校で習った「質量パーセント濃度=溶質(g)/溶液(g)×100%」とは切り離して考えるべきなのでしょうか? グルコース20g/(グルコース20g+水80g)×100%で考えていました… 何度も質問して申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
お礼
再度、回答していただき、ありがとうございます。 丁寧に解説してくださり、頭の中がスッキリしました! このたびは本当にありがとうございました。