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詳しく説明できる日本語とは
最近思ったのですが、日本人は、日本語を使います。 その日本語は、もちろん意味がわかっていて、 使っているわけです。しかし、その日本語の意味を、 "完全に"説明できる人って、いるのでしょうか? 僕が最近考えているのは、「まったり」です。 まったりということばを、詳しく説明できる人はいないと思います。 とくに、外国人にまったりを説明するとなると、 さらに難しいと思います。(そんなことしないですけど) まったりの考えた結果 ・ゆったり 「ゆったりとは違うんじゃない?」 「じゃぁゆったりって何?」 (完) ・リラックスして 「リラックス?」 「じゃぁリラックスって何よ?」 (完) このように、いくら考えても、 「」の中のように屁理屈がでてきます。 日本語とは、とても難しいものですね。 質問内容 ・まったりについて、完全に説明できますか?
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- kwan1234
- ベストアンサー率18% (111/603)
この問題は言葉を言葉だけで説明しようとする場合の矛盾であって、「まったり」に限るものでも「日本語」に限るものでもありません。 ある言葉についての説明の言葉に対する疑問を、質問者のように「屁理屈」ととるか、あるいは「素朴な疑問」ととるかは色々ですが、言葉だけによる場合、いくらでも続くループになるでしょう。ふつうはどこかで現物や実体験に訴えることになるわけです。 結論。「まったり」に限らず言葉を「完全に説明」することはできません。あり得ないことです。
- gekkamuka
- ベストアンサー率44% (138/309)
「まったり[副詞] だらだらとのんびりするさま。ゆっくりするさま。本来は柔らかでこくのある味について言う江戸時代からある関西のことば。1980年代半ばに起きたグルメブームにおいて、このことばがよく使われて全国に広まった(料理評論家山本益博氏が好んで使用)。しかし、若者は1990年代に味覚の言葉を行動の言葉に転用した。」(米川明彦編「日本俗語大辞典」) 「マッタリ・マッタリ(副)食物の辛くない落ち着いた味をいう。」(牧村史陽編「大阪ことば事典」) このように、もともとは二拍の語根を重ねた、いわゆるオノマトペの一種とみれば、「AっBり」型としては「のっそり」「こってり」「みっちり」「さっぱり」「ゆったり」「きっぱり」「どっさり」などもありますね。
- o_tooru
- ベストアンサー率37% (915/2412)
こんにちは、疑問はつきませんね。 さて少々そちらのご質問とは離れますが、「完全」について私なりの回答を。 そもそも言葉は、すでにそこにある物です。分かっていようが分かっていまいが、実態として使われています。 この手の説明をするときに、「正しい日本語とは」という論議を私はあげます。「日本語」と言ったとき、日系三世の方が、たどたどしく話す日本語、在日一世の方の話す日本語、おじいさんの話す日本語、ギャルの話す日本語、 どれ一つとして日本語であることは事実です。ただ、「日本語」の中心、言うならば「正しい日本語」とは少しずれているようなことは誰しも理解できることです。その一方で、NHKのアナウンサー、日本語教室の先生、などが話されている日本語は、「正しい日本語」に近いことは想像できます。 要するに、「正しい日本語」という実態はどこにもありません。「正しい日本語」に近いと思われる物はありますが。世の中の「日本語」らしい物を並べていくと、より中心らしいところに位置するのが「正しい日本語」らしい物です。 「まったり」の意味として正しい物らしい物を、沢山並べてきてその中心に位置する物らしい物こそ、「まったり」の正しい意味らしい物です。ですので、あなたがここで質問なさることは非常に当を得ていることと言えます。ただ「完全」と言うことは、いささか無理があります。 年寄りめいたことを申し上げまして、すみません。
- binba
- ベストアンサー率47% (513/1090)
私は、まったりをうまく「完全に説明」できないと思っています。が、 これは説明される側に共通の体験と感覚が有れば可能かも知れません。 つまり、連想ゲームのような状態です。 「どこそこで一緒に過ごした数時間の感覚」とかで理解できるかも知れません。 共有するものが少ない人への説明は難しいでしょうし、 完全に説明できる人がいないことに問題が有るとも思えません。 また一緒に見聞し体験しても感性が違えば感覚は共有できないと思うので、 そういう場合は伝わらないかもしれません。 このように言葉の意味や感覚はわかっていても、それを言葉のみ、 まして文章のみでは説明できない言葉の方が多いと思います。 例えば、私が説明できない言葉は、 「痛い」「こんなに」「美しい」「醜い」「本当」・・・・キリがありません。 辞書に載っている解説でも完全だとは思いませんし。 ですが、表意文字である漢字を使う言語は、アルファベットの言語よりも、 見る事によって意味がわかり易いと思います。 「勿体無い」は、 日本語以外の言語には該当する言葉がなくて訳せない言葉として有名でしたが、 外国人から「モッタイナイ・キャンペーン」が叫ばれているのが、 なんとも嬉しい話です。 事例を沢山積み重ねれば、 説明できるかもしれないし、理解してもらえるかもしれないですね。
- nishikasai
- ベストアンサー率24% (1545/6342)
「まろやかでこくのある味わいが,口中にゆったりと広がっていくさま」だそうです。 わたしも知りたかったのでインターネットで検索しました。 一億総グルメで広辞苑にも出ていない単語まで持ち出して味を形容しようとする日本人。豊かになると、こういうことが起きるんですね。昔は欠食児童とか塩鮭を思い浮かべてそれをおかずに麦飯を食べるなんていう話を聞いてましたが、「まったり」なんていう単語が登場してその単語をギャルが言う時代になりました。良いか悪いかというとやっぱり良いのでしょう。だれだって欠食児童にはなりたくないですから。
- 9werty
- ベストアンサー率32% (83/252)
うーんっと? そんなに、角ばって、考えなくてもいいんじゃないでしょうか? もう少し、丸みを帯びて、ゆるやかに淀んでいればいいのでは? って感じがするんですが、 というか、昔から、日本人は感覚言葉が好きで語感を大事にしてきたから 逆にこの文字はこうでなければいけないなどということは無いとおもいます 与謝蕪村の「春の海 ひねもす のたりのたりかな」の”のたり”とか
「まったり」は「まったり」でそれ以外でない、「自分」って何?「俺?」「君?」 貴方に次の言葉を説明できますか? 「めげる」 「なんぎ」 「はしかい」 「自分ら」 国語学者なら説明を付けないとだめだけど、一般人はおぼろげでも話が通じれば良いのではないでしょうか?