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四段、上二段、下二段の見分け方

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回答No.2

質問者が迷われるのには理由があります。それは現代語には「五段活用」動詞の殆どに「可能動詞」というものが存在し、(例外は「ある」)非常に多用されているので、その類推から古語にも「可能動詞」が存在すると思い込み  勝つ←→勝てる  行く←→行ける  押す←→押せる という対立関係を考えて、それぞれの未然形に「ズ」をつけたとき、「勝たズ」「勝てズ」、「行かズ」「行けズ」、「押さズ」「押せズ」と二様に考えてしまうのです。「勝つ」「行く」「押す」は普通の動詞で、古語(いわゆる文語)では四段活用として存在します。それに対して下一段に活用する「勝てる」「行ける」「押せる」はいわゆる可能動詞で、古語には(一応)存在しないと考えてください。それが実は >参考書を見ると、「書かズ」(四段)「書けズ」(下二)で間違えないようにするには、可能の意味をいれないようにするとかいてあります。  の意味なのです。  だから、「勝てず」「行かず」「押さず」が正しいのです。  一方、「仰す」は現代語になくて、当然「仰せる」という可能動詞は存在しません。そうすると「仰す」は四段活用かというと、No.1の方が書いていらっしゃるように「あなたの場合、「仰す」という動詞自体に馴染みがないのでは?」が迷いの原因でしょう。古文を習い始めた人にいろいろ考えてみよと言っても無駄ですから、馴染みのない語は「古語辞典」で調べてみてください。【下二段活用】と書いてあるでしょう。それなら「仰せズ」が正解です。  この語は「仰せたまふ」(「たまふ」は補助動詞)「仰せらる」(「らる」は助動詞)のような形で使われ、のちに「仰す」一語でも使われました。この「仰せらる」が現在の「おっしゃる」の元になったとも考えられます。

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