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残存価額廃止に伴う減価償却費の計算は?
4月より減価償却する場合の残存価額が廃止となり、この場合の定率法の償却率は、『定額法の(耐用年数分の1)を2.5倍した数とする』ということのようですが、この『』内の意味がよく分かりません。具体的にどういうことなのでしょうか。 例えば、100万円、耐用年数5年の機会の場合、定額法、定率法の計算はどうなるのでしょうか。
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実際の法律等はこちらに紹介されています。 http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/genkajoubun.htm 平成19年度税制改正について(PDF形式:1,400KB) http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/genkajoubun.htm 3.のファイルの5枚目以後参照 定率法 0.500 改訂償却率 1.000 保証率 0.062490 償却保証額 62,490 取得価額 1,000,000 当期償却額 未償却残高 1年目 500,000 500,000 2年目 250,000 250,000 3年目 125,000 125,000 4年目 62,500 62,500 5年目 31,250(単純計算した償却費) 償却保証額 62,490(この金額を下回る償却費となった年から改訂償却率適用) したがって、5年目の償却費は、次のように計算します。 (未償却残高)62,500×(改訂償却率)1.000=62,500=>62,499円 1円簿価を残さなければならないので62,499円となります。
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- sapporo30
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定額法の償却率は、 耐用年数 2年 1 / 2 で 50% 耐用年数 3年 1 / 3 で 33% 耐用年数 4年 1 / 4 で 25% 耐用年数 5年 1 / 5 で 20% となります。 定率法だと 耐用年数 2年 1 / 2 で 50% の250% で 125% 100を超えるので100 耐用年数 3年 1 / 3 で 33% の250% で 82.5% 耐用年数 4年 1 / 4 で 25% の250% で 62.5% 耐用年数 5年 1 / 5 で 20% の250% で 50% となります。 100万で、5年 定率法だと 1年目 償却費は、100万 × 50% = 50万 簿価は、100-50 で 50万 2年目 償却費は、50万 × 50% = 25万 簿価は、50-25 で 25万 3年目 償却費は、25万 × 50% = 12.5万 簿価は、25-12.5 で 12.5万 ・・・ となります
補足
ご回答ありがとうございます。 N01の方と同じ追加質問となるのですが、定率法の場合、5年目の償却費は、 (100万ー50万ー25万ー12万5千ー62500)×0.5 となるのでしょうか。 そうなると最後に32250円残りそうなのですが。
- kingyo2
- ベストアンサー率21% (3/14)
定額法の場合、 1年目~5年目まで 100万×0.2=20万 定率法の場合 1年目 100万×(0.2×2.5=0.5)=50万 2年目 (100万ー50万)×0.5=25万 3年目 (100万ー50万ー25万)×0.5=12万5千 4年目 (100万ー50万ー25万ー12万5千)×0.5=62500 という風になると思います。
補足
ご回答ありがとうございます。 定率法の場合の例で更にお聞きしたいのですが、5年目の償却費は、 (100万ー50万ー25万ー12万5千ー62500)×0.5 となるのでしょうか。 そうなると最後に32250円残りそうなのですが。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 償却保証額、改定償却率というのがあるのですね。 なんとなく理解できたような気がします。 もう少し勉強してみます。