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竹刀、木刀の持ち方
以前の質問の派生です。剣道経験者の方お願いします。 剣道では、左手を前にして竹刀や木刀を持つことを認めていますか?
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認めてるというか、ルール上は別に違反ではないです。 実際に左手前で竹刀を持つ人はいますよ。大御所というわけでなくても、学生でもいるらしいです。 私は実際に見た事はないですが知人から聞いた事はあります。太刀筋が独特なこともあるでしょうが、実際に稽古しての感想は「ビックリしたのが一番の印象だけど、剣道自体も、まぁそれなりに使える人だった」そうです。 ただ実際には、本人の動きやすさとは関係なく入門時点で矯正されますね。他の回答者様も書いていますが、刀が左腰に差すものである以上、実際に事に臨んだ時に抜刀から斬り付けの動作を迅速に行う上では、右手が鍔元に来るのが自然であることは事実ですから。 剣道が「剣」道である限り、日本刀の操法から大きく離れることは(剣道家にとっては)中々認めにくいでしょう。 ですので、棒術や杖術(薙刀もそうですが)では左右を自由に持ち変えますよね。刀と違って、携行している状態から戦闘体制へ移行する際の制約があまり厳しくないため(携行時に身体の特定部位に固定されていない、あるいは武器の性格が元々瞬間的に臨戦状態に移行する事を求められていない)、左手を前にした操法もごく当たり前に稽古されるわけです。 このことからも分かるように、昔の武士にしたところで武器を持つ際に左右どちらの手が前に来るかで特にこだわりがあったわけではないのでしょう。 ただ実際に真剣を腰に携えていた人達だからこそ「別にどっちの手が前でもいいし、両方使えた方が一番良いには決まってる。でも刀に限っていえば右手前しかあり得ないだろう、実用的に」と認識していたのではないでしょうか。 現代剣道もその考え方はそのまま受け継いでいると思います。 余計な話が長くなりましてすみません。 回答をまとめますと「ルール上は認められている」「かなり特殊な環境・要因が重なった中でごくわずかながら左手前の剣士も実在する」「しかしルールとは関係なく、現実的にはまず確実に矯正される」という感じでしょうか。
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- Forseti
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まれに持ち手が逆の人がいるらしいです。 その人と試合した人がいる、つまり、反則ではない。ということでしょう。 隻腕に、右片手上段、二刀流と、さまざまな持ち方や構えがあり、 これらは守るべきものであって、守らなければならないものではないのです。 まあ、異端でありペーペーがやっていいことではありませんがね。
お礼
異端ですか、やはり公にやっていいことではないのですね。 ありがとうございます。
- ioaaaoa
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認めるか、認めないか、の問題なら、片腕でも大丈夫。http://www.sankei.co.jp/kyouiku/gakko/070203/gkk070203001.htm
お礼
考えてませんでした。意外に門戸広いですね。 ありがとうございます。
- hiroko771
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認めるとか認めないではなくて、竹刀=『刀』の代わりなのですから 左脇の鞘(さや)に収めた刀を抜くのは当然「右手」です。 しかも「ツバ(刃と柄:つか)」の根元を持たなければ抜けません。 右手が前とは、つまりそう言う事です。
補足
つまり認めていないのですね?
お礼
テレビで見る限り剣道の試合は、両者構えている状態から始まるので右手前の持ち方に固執するのは無意味なのでは、と思って質問させていただきました。 左腰に差すのが刀という”文化”が左手前を育てる環境に待ったをかけているんですね。難しいものです。 ともあれルール上禁止になっていないことは嬉しかったです。 ありがとうございました。