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明治時代と宇喜多

mapatoの回答

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  • mapato
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回答No.5

こんにちは。 宇喜多七家の消息を訪ね「宇喜多秀家同族会」を設立された浮田丈男氏(秀継の子孫)によると、明治になって帰還した宇喜多一族の処遇については「前田家の尽力によって合議がなされ」たそうです。 勿論それが新政府の「新しい時代の到来を強調し天皇を中心とする新体制を強固なものにする」という方針に合致したというところも大きいでしょう。日本には革命による政権交代のようなものがあまりないので徳川家の扱いが低いような気がしてしまうかもしれませんが、本来は潰されても文句は言えない立場ですから御の字のように思えます。「徳川憎し」でどうこうというよりは新体制の藩屏とすべく、反徳川だったものやかつて天皇に忠義を尽した実績のある家などを利用したということではないでしょうか。 前述の浮田丈男氏は「本当に宇喜多一族は加賀前田家に感謝してもし尽くせるものではない」とも述べており、それが今日の両家の繋がりにも反映されていると思うと何とも壮大で感動的な話ですよね。

noname#30350
質問者

お礼

やはり前田家の尽力が大きかったのですね。 浮田家のご子孫が前田家への深い感謝を述べられているというのは大変興味深かったです。 敗者である徳川が公爵家として存続し首相の声がかかった人物がいたというのは、本来潰されても文句は言えない立場を考えると御の字とも言えますね。 ありがとうございました!

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