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ローマ時代の官位・官職について

tyr134の回答

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  • tyr134
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回答No.2

#1の方が指摘されている通り、ローマ時代の官職は大まかに分けて共和政初期・共和政後期・帝政初期・帝政後期で変ってきます。 同じ官職名でも、その時代によって大きく役割がちがいますので。 例えば、「執政官(コンスル)」ですが共和政期には最高官職ですが、帝政期になると(建前上は最高官職ですが)タダの名誉職に近くなっていきます。 また、官僚制度は共和政期には存在しておらず、それぞれの官職に就いた個人のコネなどで組織されていたようです。 帝政期に入ってから、広大になった領土を統治するために、徐々に形成されていったと思われます。 その辺りも含め、詳しく纏めたれているサイトを以下に挙げておきます。 王立図書館 http://www.ne.jp/asahi/masa/private/history/index.html 上記ホームページより『古代ローマ歴史図書館』というリンク先に、該当のページがあります。 以下、蛇足ですが、、、。 古代ローマの官職で、非常に特徴的に感じるのが、重要な官職は全て無給であるということですね。 もっとも、元老院階級とうい特権階級にある人々なので、他の部分で美味しい思いをしてるんでしょうけど(笑 どこかの国の総理大臣は月額200万円ほどもらってるそうで、、、。 それに見合う仕事をして欲しいもんです。

comida
質問者

お礼

丁寧な回答、大変ありがとうございました! 参考ページは、興味深く読ませて頂きました。色々と、独自に調べてらっしゃる方が多いのですね。本当に勉強になります。 >官僚制度は共和政期には存在しておらず、それぞれの官職に就いた個人のコネなどで組織されていたようです。 官職に就いた人の奴隷なども使われていたようで、少し驚きでした。 それにしても重要職の方々が無給なんて……。

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