16倍速のDVD-R

質問

変な質問ですが、1-16倍速のDVD-Rメディアはすべて国産も海外産も下記に当てはまるのでしょうか？

本製品はDVD-R for General Version 2.1/16X-SPEED DVD-R Revision 6規格に準拠しており、1～16倍速の高速記録が可能なデータ用DVD-Rディスクです。

回答No.2

chie65536 · ベストアンサー

DVD-Rの規格に「DVD-R for General, Version 2.1」と言うのがあり、
その中の１～４倍速までの速度の規格を「4x-speed DVD-R Revision 1.0」と、
６倍速までの速度の規格を「6x-speed DVD-R Revision 2.0」と、
８倍速までの速度の規格を「8x-speed DVD-R Revision 3.0」と、
１２倍速までの速度の規格を「12x-speed DVD-R Revision 5.0」と、
１６倍速までの速度の規格を「16x-speed DVD-R Revision 6.0」と呼んでいます。

６倍速の規格は１～４倍速の規格の上位互換、８倍速の規格は１～６倍速の規格の上位互換、以下同じ、となっています。

つまり「１６倍速メディア」の規格の名称が「DVD-R for General, Version 2.1／16x-speed DVD-R Revision 6.0」なのです。

この規格に沿っていないメディアは、DVD-Rメディアを名乗れませんし、１６倍速対応とも名乗れません。

なお、海外製の１６倍メディアを１６倍で書き込みするのは危険です。

実は「DVD-Rを１６倍を超える速度で回転させると、主材料であるポリカーボネートが遠心力で破壊飛散する」と言う実験データがあり「物理的に１６倍が限界であろう」と推測されています（注１）

ですので「得体の知れない海外製メディア」は、１６倍対応と言いながら、物理的な強度が低くて「遠心力でポリカーボネート基盤が歪む」可能性があります。

１６倍書き込みが可能なドライブ（注２）には「このドライブで１６倍で書き込みが保証されるのは、以下のメーカーのメディアのみです」との注釈があり、それ以外のメディアは「書き込めないと思った方が良い」のです。

そう言った訳で、１６倍対応メディアは、物理的な強度限界に挑戦し高い品質を保たねばならず、他の８倍メディアの２倍近くの値段（注３）になっています。

「お金ならいくら出しても良い。ともかく１６倍速で書き込みたい。８倍じゃ遅くてかなわない」とでもいうのでなければ、１６倍速のメディアは不要で、８倍速で充分と思います。
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注１：最近の技術革新は目覚ましく、ポリカーボネート基盤の改良、基盤への記録色素の定着方法の改良などが行われ、この「１６倍速の壁」もすぐに打ち砕かれると思われます。現に、１８倍速で書いても平気なメディア、１８倍速で書き込み可能なドライブが売られています。

注２：最近「書き込み１８倍速可能ドライブ」と言うのが売られていますが、このドライブは「１６倍速メディアに書き込む際に、物理的な限界速度に近い１８倍速で書いてみる」と言うドライブです。１８倍の規格やメディアがある訳ではありません。

注３：最近では随分と値段が下がってきました。

お礼

ありがとうござます。
おまけに16倍速のDVD-Rの知識までいただきまして、大変参考になりました。

回答No.3

chie65536

因みに。

等倍速の規格は「DVD-R for General, Version 2.0」と言います。

Version 2.0で規定されている速度はこれ１つのみなので、４倍速のような「DVD-R for General, Version 2.1／4x-speed DVD-R Revision 1.0」と言う長ったらしい名前を付ける必要が無いのです。

また、一般では使用しない規格（注４）に「DVD-R for Authoring」と言うのがあるので、これと区別する為にわざわざ「DVD-R for General」と書きます。

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注４：「DVD-R for Authoring」は業務用の規格で、この規格のメディアが一般流通で出回る事は殆どありません。なので、一般流通で出回っているのは普通は「DVD-R for General」です。しかし、巷に皆無とは言えず、一般に出回らないとは限らないし、以前にも「DVD-R for Authoring」対応のドライブが市販されていたりしたので、混乱を避ける為に敢えて「DVD-R for General」と表記します。

回答No.1

noname#39970

そう書いてあるならそう。
書いてないなら当てはまらない可能性有り　としか