どうもはじめまして。
私自身あまり植物に関して詳しくはないので回答は申し上げられませんけれど、
lamopさんの仰るように、人間が居なければ弱い種は自然淘汰が起こって
生存できなくなります。
ですから、人間が居なかったような遥か昔には、
弱い種は生存していなかったのです。
ここで、遺伝子突然変異により、異常な個体ができたとします。
その個体(植物のことですが、)は、生存には不利な形質を持っていましたが、
何らかの理由で人間に保護されるようになります。
(花の色が綺麗だったとか、形が面白かった等の理由で)
すると、この個体は自然淘汰により淘汰されない、つまり死なないわけです。それどころか、第二世代、第三世代と子孫を残していけば、この個体から
伝えられた形質は種になります。
それで、人間に保護されなければならない種になるのです。
このことを踏まえれば、人間に保護されなければならない種の特徴は
その種がある程度、人間にとって何らかの魅力を持っている
そして繁殖能力が非常に低いという事だと思います。
人間が種を保護するということは、その種の遺伝的劣化を容認するということです。
余談ですが、これは、現在の医学の進歩についても同じ事がいえます。
これまで人類の生存にとって害悪となってきた病気を引き起こすような遺伝子が、
医学の進歩によって次代に伝わる事を容認すると、突然変異遺伝子を種に拡散
することとなる、ということです。これは人類の種としての劣化を引き起こします。しかしその遺伝子を人間の判断によって淘汰してよいものかというのは、
優生学を肯定し、ナチズムのような考え方に利用されるので慎重な判断が望まれます。
あらぬ方向へ行ってしまいました。m(__)mごめんなさい。
お礼
ありがとうございます。 共通の特性というのがたしかに気がしてきました。 医学問題にも共通するところがあるというのはとても勉強になりました。