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david デービッドという名前について
以前から疑問に思っていることがあります。 カテゴリー違いだったらすみません。 宗教にお詳しい方、海外生活が長い方、外国人の友人が多い方の回答を頂きたく投稿いたしました。 2点あるのですが、 デービッドという名前の方は、 ユダヤ系の方が多いのでしょうか? アメリカではキリスト教が多数派でしょうが、 クリスチャンでも、旧約聖書の登場人物の名前を自分の子供に命名するケースは多いのでしょうか? また、一般的クリスチャン(カソリック・プロテスタント系一般)は、 潜在的にユダヤ教について、なんらかの嫌悪感を持っているのでしょうか? キリストはユダヤの大衆の合意で、磔の決定がなされた訳ですよね。 アメリカ政府は、イスラエルの思惑で政策意思決定に左右されていますが、一般的な市民レベルで、どのような感情を抱いているのか何かしらお知恵を頂けないでしょうか? 詳しければ詳しいほど助かります。 よろしくお願いいたします。
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アメリカに38年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 >デービッドという名前の方は、ユダヤ系の方が多いのでしょうか? アメリカではキリスト教が多数派でしょうが、クリスチャンでも、旧約聖書の登場人物の名前を自分の子供に命名するケースは多いのでしょうか? 子供につける名前は日本と同じように、名前に何か意味を持たせる人とそうでない人がいるのです。 その意味を持たせる、ということには、宗教的なことから(聖書の名前とか)、親戚の人の名前だから(子供から見ておじいさん、おばあさん、親の兄弟(おじさん・おばさん)、または好きな有名人(芸能人なども含む)などが入ります。 よって今回のご質問のようにクリスチャンでもユダヤ教の影響を受けた命名はよくあることです。 しかし、だからといって、DavidやJohnが本当に宗教的影響を受けて名づけられたとは限りません。 つまり、おじいさんが宗教的理由でDavidと生まれた時に名づけられてたとしても、自分の子供には「おじいさんの名前」をつけるという理由でつけることもあるし、David xxxxと言う有名人にあやがってつけることもあるわけです。 (美智子と言う名前のほとんどがこの方法だそうですね) >また、一般的クリスチャン(カソリック・プロテスタント系一般)は、潜在的にユダヤ教について、なんらかの嫌悪感を持っているのでしょうか? そうとは私は感じません。 臨済宗の人が天理教の人に、また一般的日本人の「宗教的祭日・儀式をする」だけ人が宗教的な人に対して嫌悪感を持っている(オーム教を除いて<g>)事はないのと同じですね。 これはアメリカのことで中近東では違うことはご存知ですね。 >キリストはユダヤの大衆の合意で、磔の決定がなされた訳ですよね。 だからといって今のユダヤ人を嫌悪することはないと思いますよ。 日本に(ほとんどの人が朝鮮の人の血を受け継いでいるにもかかわらず)「在日」と言って偏見を持っているほうがもっと強いでしょう。 >アメリカ政府は、イスラエルの思惑で政策意思決定に左右されていますが、一般的な市民レベルで、どのような感情を抱いているのか何かしらお知恵を頂けないでしょうか? 世界の平和は一般庶民によって作られるとまで言われるほど、政治とはあまり関係ことが多いのその人の育ち環境によってかなり違ってくるでしょう。 政府が人民の感情をコントロールしているわけではないですし、この考えは私が来た頃よりももっと平和的になってきています。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- ucok
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アメリカの小学校を卒業しました。 >デービッドという名前の方は、ユダヤ系の方が多いのでしょうか? Davidは、英語圏でめちゃめちゃありふれている名前です。単に響きがいいからとか、好きな芸能人の名前だからといった理由でつける人が大半ではないでしょうか。有名人を見渡しただけでも、追いも若きも、宗教とはかなり無縁そうな人たちがいるのがわかります。 >アメリカではキリスト教が多数派でしょうが、クリスチャンでも、旧約聖書の登場人物の名前を自分の子供に命名するケースは多いのでしょうか? 一口に「旧約聖書」といったも、AdamやEveなどは犬も歩けば当たるほどありふれていて、何の深い意味もなしに付けても不思議でないような名前です。Abrahamは多少珍しいのですが、なんといっても、奴隷を解放した北部の革新派として暗殺された大統領と同じ名前ですから、必ずしもユダヤ系とは限りません。 その他、新約聖書にあるものでも、ありふれた名前もあれば珍しい名前もあり、珍しい名前だと、やはり「親御さんは、随分と信心深かったの?」なんて話になりますね。信心から名前を付ける人は、田舎に行けば行くほど多いのは、古今東西同じではないかと思います。 しかしそもそも、新約聖書は旧約聖書から派生したものであり、キリスト教圏の文化は聖書から派生したものなので、必然的に、人の名前も聖書に登場するものが多くなります。つまり、他に引っ張ってくるべき文献がないというか。なので、名前が聖書に載っているからと、聖書の記述にちなんでいるとは限らないのです。日本人だって、「妙子」という名前だからと、必ず「南妙法蓮」からとっているとは限りませんよね。 尚、宗教同士の嫌悪感や、他国に対する政治的な思いは、人によってさまざまです。それは、日本人の中に他の宗教を嫌悪する人がいたり、日本人がアメリカ政府や中国政府に対してさまざまな思いを抱いていて、それが必ずしも文化とは連動していないのと同じです。いずれにせよ、名前とはあまり関係ないですね。
お礼
なるほど!納得です。大変参考になりました!^^
- ANASTASIAK
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北米の宗教の比率(2001年) プロテスタント 52% カトリック 24.5% 無宗教 13.2% ユダヤ教 1.3%、 何らかの宗教を信仰している人・・・・79%(2003年) >潜在的にユダヤ教について、なんらかの嫌悪感を持っている >のでしょうか? ユダヤ人にはあるでしょう。しかし、イエスはユダヤの律法を廃 するために来たのではない、と自分自身を弟子たちにかたってい ます。 (北米在住経験者)
- purunu
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>クリスチャンでも、旧約聖書の登場人物の名前を自分の子供に命名するケースは多いのでしょうか? そのとおりですよ。 英語のJohn, Jone(ジョン)、ドイツ語のJohan(ヨハン)、ロシア語のIwan(イワン)など、みな「ヨハネ」(英語名John)です。(ロシアもロシア正教というキリスト教です) 女性のMary, Mariaも聖書に登場しますね!!
補足
john系、マリア系はどちらかというと新約聖書の登場人物だと 認識していましたがいかがでしょう? 呼び名が国の発音により変わるのは知っていました。 イサク(アイザック)、ジョシュア(ヨシュア)、アブラハム(エイブラハム)などの思いっきり旧約聖書の登場人物も、クリスチャンは自分の子供に命名するのでしょうか? もしくは、そのような名をつけるのはユダヤ系の人たちなんでしょうか? 聖書はまだ勉強途中のため、認識違いであればご容赦ください。
お礼
なるほど!豊富なご経験から貴重なアドバイス、どうもありがとうございました!^^