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欲望という名の電車

再来週映画、欲望という名の電車について テストがあるので、昨日その映画をレンタルして 見ました。テストといってもその映画についてテスト する、と言われただけだったので別に特定のポイント に注目してみてたわけじゃないのですが、 見終わった後感じたのは嫌悪感の一言でした。 正直この作品にどれだけの文学的意味があるのか まったくわかりません・・・ もう反吐がでるくらいブランチが不憫で、しかし 同時に彼女に対して恐怖すら覚えました。 早く終わってくれ・・と映画を見てる最中思って しまうほど胸糞悪い出来事ばかりで・・・ ここで質問なのですがこの映画の伝えたい事は なんなんでしょうか・・?授業でテストするから 見て来いといわれる程なのですから 何か深い要素はあるのでしょうがまったく評価される理由が わかりません。 長文すいません、何かわかる方いましたら教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.6

映画を観てもいないでその映画について語れるということが、 まずまったく理解できない。すべてその調子で人生を送って いるんだろうか。ま、これはここの投稿を見ての率直な感想。 で、私はもちろん観たから書くのだが、テネシー・ウィリアムズ の意図したものはいざ知らず(それは構造主義的文学鑑賞に反する) 映画から伝わってくる感想は、虚栄の空しさだろう。そして、 エゴイズム。姉妹の間でさえ男を取り合おうとする欲望の醜さ。 そんなとこだろう。

pinky32
質問者

お礼

>映画を観てもいないでその映画について語れるということが、 >まずまったく理解できない。すべてその調子で人生を送って >いるんだろうか。ま、これはここの投稿を見ての率直な感想。 しかしみなさんの回答的を射ている様な気がしないでもないです笑。 >それは構造主義的文学鑑賞に反する これは同感です、作者の意図を探りながら見て、 その解釈を一括りにするなんてナンセンスな気がします。 そして回答者様が感じ取った率直な感想、 やはり私の感想もそこに集約するのではないかと 思います。ノンポリで温室育ちな自分が 人間の汚さに直面した時にひどい抵抗を 感じてしまう・・・と。 何か自分の中で整理ができた気がします。 ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • kigurumi
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回答No.5

観たことが無いのですが、複数のサイトであらすじを見ると 「欲望という名の電車に乗り、 墓場 で乗り換え 6つ先の 極楽 で降りる」とある。 欲望の電車はこの主人公 ブランチ自身だと思えるのです。 彼女の本質の通りにしかならない。 彼女の本質とは何か。 それが映画を観ているとそこかしこに見えてくると思うんです。 欲望という電車=ブランチ。 彼女は本能に忠実に生きすぎたため、その源の狂気が露になる。 全ての彼女の振る舞いは狂気が源だった。 だんだんおかしくなっていくというのではなく、体裁を捨て本質に戻っていったってことじゃないでしょうか。 (観ていないのでなんどもいいがたいですが) どんなに着飾っても、カラスはカラス。 お上品さで人を欺こうとしても、暴露される。 それでも剥ぎ取られた偽者の羽をつけて「私は孔雀よ」など言うから滑稽。   そんなおかしさ、、、つまり馬鹿女じゃありませんでした? 結局 本質通りの人生を歩むってことを筆者は言いたかったんじゃないかと。 最後まで自分自身を化けの皮で欺き通せる人はいない ってことでしょうか。 そして騙せているとしている女を人は 馬鹿女 と呼びげらげら笑う対象でしかない。 本質がもともとだったら馬鹿はしないと思うんですよ。 馬鹿女にはならない。 つまり このブランチは偽の王女様なのに「私は美しい王女様よ いつか白馬にのった王子様がやってきて 大成功の人生になるのよぉぉぉ」って鏡を見てうっとりしている狂気。 ハリセンでどつくと吉本新喜劇になりますが。 山田花子あたりに演じてもらえばわかりやすいような。

pinky32
質問者

お礼

映画を見ていないのに鋭い考察ですね^^; >どんなに着飾っても、カラスはカラス。 >お上品さで人を欺こうとしても、暴露される。 >それでも剥ぎ取られた偽者の羽をつけて「私は孔雀よ」など言うから>滑稽。   >そんなおかしさ、、、つまり馬鹿女じゃありませんでした? もうまさにその通りでしたw ただこの映画がブランチを馬鹿女と皮肉って 人生そうはいかないんだ、という戒めを伝えようと しているのか・・と考えると、何か釈然としないものがあります。。 非常に参考になりました、ありがとうございました!

回答No.4

pinky32さん、こんばんは。 なんの根拠もない話しでもいいですか? 「欲望という名の列車」 ↑ 「タイトル」←ここに映画の中で一番伝えたいことが凝縮してあるのではないでしょうか? 仮に列車を時間と置き、欲望という名を人と置くと… 時間には限りがある 生と死 欲望ー人は生を欲するー生きたいと、 いくら生きたいと望めども時間には限りがある、それはちょうどホームに列車が着き、しばし停車、定刻近づけば、ホームはざわめき立つ。時刻表通りに出発。合図がホームに響きわたる。列車はゆっくりとゆっくりと動き始める。ガタン、ゴト、と。そして、緩やかに、だけれども徐々に力強くガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンガタンゴトン、ガタンゴトン軽やかな音を弾ませ加速する。遠くホームの端に手をのばしたままひざまずく人の影。…あ…ぁ、、、言葉にはならない白いため息。時間は待ってはくれない。止まらない時間。旅立ちの時。 なんて、感じにタイトルから連想して自分でお話つくってみるのもありなんじゃないでしょうか? また、楢山節だったか楢山節こう?だったかタイトル名がうろ覚えなんですが邦画があるりますから、それと比較して時間ー生と死ー人の性について考察されてみてはどうでしょうか。

pinky32
質問者

お礼

うーん鋭い推察です・・ たしかにタイトルに映画で言わんとすることが凝縮されている というのは正論な気がします。 ありがとうございました、 また新しい解釈が見つけれそうです。

回答No.3

私はこの映画を見たことも聴いたこともありません、なのでこれはちょっとしたアドバイスです。まず作品の背景を調べてみると良いと思います(特に原作者など)。今回はTennessee Williamsについて調べてみると良いと思いますよ。それと補足までに、English wikipediaで A Streetcar Named Desireを調べてみるといいかもしれません。もちろんwikipediaなので信頼性はそんなに高くない(笑)です。それでも何かのヒントは見つかると思います。特に『Abandonment of chivalric codes』の部分は結構面白いかも。

参考URL:
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Streetcar_Named_Desire_%28play%29
pinky32
質問者

お礼

wikiで調べてみました、 英語のwikiはあまり理解できませんでした^^; 日本のwikiは少し理解を深めるのに役立ちました、 ありがとうございました!

  • altered
  • ベストアンサー率17% (64/371)
回答No.2

ちゃんと答えられるかどうか自信がありませんが 昔、遠くの映画館へ行って3本立てにも関わらず あまりに感動したので後の2本は観ずに帰ったことがあったので トライしてみます。 なにせ、大昔なので細かいところは覚えてませんが まず、盛りを過ぎて、皺の目立つ、ヴィヴィアン・リーが アップで、通りがかりの人に「欲望という名の電車はどれですか?」と 聞くシーンでノックアウトされました。 それこそ、「欲望」のままに生きてきて零落し、 知り合いを訪ねてニューオリンズくんだりまで 流れて来たって感じでした。 余談ですが、 映画ファンとしては、どうしても「風と共に去りぬ」と 比べてしまいます。 ヴィヴィアン・リーとしては「汚れ役」に挑戦ですね。 そして、映画の骨格ですが 言葉にしてしまえば陳腐ですが 「地味」と「派手」の2項対立というところですか。 役名は忘れましたが、粗野なマーロン・ブランドの 嫁さんが「地味」で、勿論、ヴィヴィアン・リーが「派手」ですよね。 そして、「粗野」なブランドと「派手」かつ「上品?」な ヴィヴィアン・リーが反発しながらも、確か、嫁さんが 妊娠していたにも関わらず、不倫しましたね。 この辺は地味な嫁さんを持つ旦那が派手な愛人に走る よくあるパターンですね。 ただ、ヴィヴィアン・リーが零落してたってとこが ミソですかね。 となると、「アリとキリギリス」の線もありますね。 この場合、アリも決して幸せではなかったですが。 後、「粗野」と「繊細」の対立もありましたね。 ただ、誰も「幸せ」ではなかったと思います。 で、この映画が何を言いたかったと言いますと これまた陳腐な表現で恐縮ですが 「人間の悲しさ」だと思いました。 私はそれを全面的に肯定はしませんが マーロン・ブランドの存在感と ヴィヴィアン・リーの鬼気せまる演技で 良く表していたと思います。 予想通り、上手く表現出来ませんでしたが こんなところで、お許し下さい。

pinky32
質問者

お礼

ステラの夫さんはブランチに走ったんでしょうか・・? ステラが地味でブランチが派手という印象も 映画からは受けませんでした・・・ しかし人間の悲しさという解釈は納得です・・ あの映画からは悲しさしかあふれ出ていない気がします。 ありがとうございました。

回答No.1

映画は見たことありません。 しかし、原作の戯曲は大好きです。 原作が好きだったので文学座のお芝居は何回か見ました。 杉村春子の演じたブランチがよかったです。 文学作品の好みについてどうこう言っても仕方ないので コメントしませんが 原作を読まれてみたらいかがでしょう。 たいていの作品は映画になると表現が限定されてしまい 場合によっては俗悪になると 私は思っていて、 映画の前に必ず作品で堪能する人間です。

pinky32
質問者

お礼

お礼遅くなってすいません、 原作を読んでみたいのは山々なのですが 少し時間がせまっているので 今回は映画での表現に着目してみたいと思います・・ でも確かに映画を見る前に原作を知ると より作品を違った角度から楽しめますよね。 ご回答ありがとうございました!

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