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女性とピンク色は関係ある?

僕は基本的に、女性が好む色というのはジェンダーによって決まるのだと思っていました。男が一般的に青などを好むのに対して女性はピンクを好むというのは、まあ普通の人が考えればそうだと思うのです。 しかしある日、女性ばかり4人に男僕1人、という状態で、大学で授業を受けていたのですが、ふとした拍子に、その場がピンク色に染まっていたのです。うまく説明できないのですが、ピンクの薄いライトが辺りを被っている、という感じでしょうか。彼女たちはピンク色の服などは身につけていませんでした。その状態が数分続いた後、元に戻りました。 目の錯覚で済ませてしまえばそれまでだと思うのですが、どうしてもいまだに気になっています。ピンクと女性は何か根本的に、本能的に、あるいは心理学的に関係しているのでは? それゆえに一概にジェンダーだけの影響ではなく、多くの女性がピンクを好むのでは、とおもっています。 何か僕の疑問に思いつくことなどあればご教授よろしくお願いします。

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  • fab76
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回答No.5

話の展開が卵とニワトリのようですね(笑) ・もう一度要点のピックアップと、それらが起こす現象について追記します。 「色が見えるということ」 ・すべて光源(太陽光線・電燈や焚き火などを含む)の存在があって色彩として認識出来ます。 ・光= 子供の頃に習ったプリズムの実験を例に出さなくとも、色には固有の波長を持つことはお分かりだと思います。 今回の例は現象として再現が難しいと思えますが、波長=波動だと考えれば仮説レベルの説明は付くと思います。 発信側 →受信側でたまたま偶然、感覚として捉えたのではないでしょうか? (突然ラジオのチューニングが合ってしまったような感じに思えます、ラジオ・TVなども視覚では捉えることの出来ない電波を媒体としていますね) 回答ではひとつの例として視覚としての皮膚の働きを挙げてみました、これは実験レベルでは実証されているんです。 (アイマスクをした被験者は色彩の認識こそ出来ませんでしたが、脈拍・体温などに著しい変化が起きます) もうひとつの側面から 「記憶されている色・イメージする色」 ・視覚として入ってきた色彩を、記憶の中のデータベースと結びつけて認識している場面が見られます。多くは自然界に存在するもの、人の体に由来するものなどに置き換えています。 例えば桜の花びらの色、赤い血液、青く澄んだ空などがあたります。 また経験則として学んだ色彩= 親からの教育や嗜好、幼稚園・保育園以降に与えられる社会生活の中での色彩 (一例として昔の小学校のランドセルななどが分かりやすいでしょうか) などがベースとなり、ファッションや時代の気分などが加味されて「自分が好む色」として無意識レベルで影響しているような気がします。 ピンク= セックスアピールであるかはちと分からないのですが(笑)話の流れ的に間違っているとは思えません。 私はは女性というより赤ちゃんの肌(透明度が高く薄く血色がみえる)を想像します。 より若い生命体(の持つ色彩)に対して強い憧れを抱くのはおそらく無意識レベルなのではないかと。 このような流れは#1さん、#3・4さんの回答からも共通点を見つけることが出来ます、このあたりが「卵かニワトリか?」と触れた部分です。 色彩と心理の関係はほぼ確立されており、商業ベースをはじめ各分野で利用されています。 あなたが観ているこのWebサイトも多分に応用されていると思います、私も(専門ではないですが)そのうちの一人です。 以前読んだ中で商業ベースの読み物として非常に面白かったのが 「色の秘密―最新色彩学入門/ 野村 順一 (文芸春秋) ISBN-13: 978-4167660901 」です (詳しい目次) http://www.papy.co.jp/act/books/1-100819/ ピンク= 若返りの色 と解説されています、興味があれば。

jojo-jojo-jojo
質問者

お礼

なるほど・・・と唸ってしまいました。ありがとうございます。ゲーテの『色彩論』なんかも参照すべきかな、と思った次第です。 卵鶏論争の指摘ですが、興味深いですね。要するに循環的に色彩のもつ意味が固定され、それが理論的にさらに強固となって社会に浸透していくわけですね。ジェンダー、商業、物理、心理、脳科学、おそらくそれに言説なども加わっていくわけですね。 ちなみに女性の性的イメージですが、一般的に、ピンクより、黒や赤が男性にとってフェティッシュですよね。そう考えると母性的な色彩というほうがむしろ納得がいくかもしれません。 僕が関心を寄せたのはすでに固定化された色彩の意味が、ある経験によって「ずれ」たからなんですね。女性が後天的にピンクの好みを獲得してい行くのではなくて、ピンクという色彩そのものが女性と深いかかわりがあるからではないか、というのがトピックの中心でした。女性から発せられた生々しいピンクの空気は、より学問的な色彩論を考える上で貴重な経験となりました。御示唆のほどありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

オンナの本音でお答えしますね。 >年上のお姉様方とご一緒させていただいたときには、たしかにそういうものを感じませんでした。 カッチーーン!! ピンク大好きな「お姉さま」です。うふふ。 私がピンク色のものを身につけるときは少女っぽい「カワイイ」雰囲気を演出したいときです。 むしろセクシーな効果を出したいときは黒い衣服か(肌の白さが強調されるから)、もしくは赤の靴を履きます。(さすがに近頃は赤い靴を履く勇気は出ませんが)。だって赤い靴履いたら男の人たちがコーフンするんだもん!どしてかな?? 中国のご婦人は老年になると、ここぞとばかりピンク色の衣服を、お召しになるそうです。理由は血色が良く見えて肌の色艶が増すような効果が望めるからだそうです。要するに若く見えるから。 わが日本でも似たような効果をもたらすものがあります。 お若いかたは御存じないかもしれませんが「都おこし」というものがあります。本来は和服の下にはくものですが、スカートであろうがネグリジェであろうが常日頃御愛用であった私の母に言わせると、とにかく「あったかい」のだそうです。材質の影響もありましょうが、その色―真紅―がもたらす影響もあるそうです。これは科学的にも実証されているらしい。 ピンク色を身につけている女性に「このオンナ、おれをユーワクしやがって」などと鼻の穴を膨らませるのはやめましょうね。 「アタシはカワユイ!ってベビーちゃんみたいに扱ってもらいたいのに、なによヤラシイわね!」 ってプンプンされちゃいますよ。 ちなみに、うちの父親はピンク色大好きな男です。自分が身につけるのが、です。

jojo-jojo-jojo
質問者

お礼

御礼が遅れました。地雷を踏んでしまったようで失礼しました。ピンク好きの素敵なお姉様はいらっしゃいますよね。例えば林家パー子さんなんかどうでしょうか。お父様はピンク好きということですが、林家ぺーさんではないですよね?  ピンクが温かいというのは不思議ですね。そういう話を聞いたことがあります。色彩は興味深いです。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.4

#3です。ご返事ありがとうございました。 >ピンクを好んで女児たちに着せたがる親御さんたちはいったいどうなるのでしょうか??  :ピンクを性的要素と自覚している女性は殆んどいないでしょう。 (自己観察の鋭い方であれば別でしょうが) つまり、これは無意識の認識と言ってよいと思います。 親としては単にピンクが好きなだけで、自分の好きなものは子供も好きなはずだと考えますから、娘さんにピンクを着せたがる心理になるのも自然と思われます。  

jojo-jojo-jojo
質問者

お礼

そうですね、それはジェンダーからのものだと思われます。愚問でした。

  • hakobulu
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回答No.3

素人の私見ですが、まず、ピンクというのは#2さんも触れていらっしゃいますが血を薄めた色と解釈して良いと思います。 血を薄めた色というのは、人体においては粘膜などで血管が透けて見えるような部分に見られます。 唇などのほか、女性の場合は陰唇も含まれるでしょう。 一般的な話ですが、女性は本能的に性のアピールをしたがります。 とはいえ陰唇を見せて歩くわけにも行きませんから、それを象徴する【ピンクという色】を好んで身に付けたがる、と考えることが可能だと思います。 そして、男性は無意識にではあってもそのことを知っています。 ですから、たとえば女性のバッグなどの中にあるものの色として、無意識にピンクを思い浮かべるのが普通ではないかと思われます。 実際に見えないものの色に対してピンクという想像をするわけです。 この連想度合が強い場合、脳の視覚野が実際にその色を見たと判断することもあり得るような気がします。  

jojo-jojo-jojo
質問者

お礼

ありがとうございます。 本能的にピンクを性的なものとして認知する、のですね。なかなか興味深いです。しかしそれだと、ピンクを好んで女児たちに着せたがる親御さんたちはいったいどうなるのでしょうか?? まあ、これはジェンダーの領域なのでしょうね。

  • fab76
  • ベストアンサー率59% (327/548)
回答No.2

ピンクを好む、身にまとう時の人間の心理は ・かわいく見られたい ・若く見られたい などが無意識にはたらいていると記憶しています。 いわゆる「その日の気分」を忠実に再現したものだと考えられます。 + #1さんの回答の示すように経験に基づくもの、時代のスタンダード、ファッションなどを加味したものになるような気がします。 「色」の正体は光の波長であることはご存知だと思います。 彼女たちがピンクの服などを身に着けていなかったのにもかかわらず、 あなたがそれを感じ取ったのならそういった波長を感じ取ることが出来た、ということになるといえます。 別にオカルトでも超自然現象でもなく人間は色彩を目だけで認識しているわけではないのです、わずかですが皮膚からも光の波長を感じ取ることが出来ます。 もちろんそれを感じ取る感受性が必要となります。 (退化していますが太古の昔備わっていた感覚器官のひとつです、比較して視覚(=大脳に直結)の割合の方がはるかに大きいからです) ピンク=若さの色(皮下を流れる血流の色)なんです。 失礼を承知で言えばお母さん世代の女性4人と同じ状況になったときにはこのような感覚は感じ取れないのでは?と考えます。 もし学生さんならそのあたりから調べてみれば面白いのではないでしょうか?

jojo-jojo-jojo
質問者

お礼

なかなか興味深いご意見をありがとうございます。 そういえばオーラが何色かを判断する機械ってどこかにあったなあ、と思い出しました。僕もオカルトなどではなく、その人が持っている色合いなどを不思議と感じることがありましたので、ふむふむ、と思った次第です。 ピンクが若さの色というのは、なるほどなあ、と。確かにその場にいた女性は皆、20代中頃前後でした。年上のお姉様方とご一緒させていただいたときには、たしかにそういうものを感じませんでした。 ピンクの神秘を感じます。こういう趣旨で、何か参考になる本などありますでしょうか?

  • mizlemon
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回答No.1

確かにそのような状況はありますね。 小学生の女の子が集まっても、やはり男の子が集まったときとは 色味が違います。パステルや彩度の高い色が多い感じがします。 しかし、女性がピンクのものを沢山持っているからといって ピンクが本能的に好きとは限らないと思います。 やはりジェンダーによるところが大きいのではないでしょうか。 Penなどの男性雑誌を見ていると、黒い製品の多さに気づきます。 では男性は黒が本能的に好きなのか? 私はそうは思いません。 逆にあきらかに女性ターゲットの本でもピンクを 使用していないものもあります。(天然生活など) ただ、女性がピンクをもっているのは、 女性向けの製品にピンク色をしたものが多いからではないでしょうか。 口紅、ポーチ、雑誌のロゴ…etc. そしてそれを好むのは、小さい頃から親しみがあることと、 ピンクを身にまとうスタイルが確立されているからではないか。 「考え方や好みにまで深く影響しておきながら、あたかもそれが ニュートラルの状態であるかのようにふるまう」のがジェンダーですよね。 至らないところも多々ありますが、私はそのように考えます。 (私も妹もピンク嫌いなもので…)

jojo-jojo-jojo
質問者

お礼

ありがとうございます。 ジェンダーとは確かにそのとおりですよね。ですので、体験する前はたんなるジェンダーの影響と、個々の女性の好みによって定められた決まりごとくらいにしか思わなかったのです。 黒は男女問わず、という感覚がありますが、思いつく限り考えてもピンクの淡いシャツを着るくらいで、ピンクの持ち物を持っている男は少ないです。これは明らかにジェンダーの影響といえるでしょう。しかし逆にいうと、ピンク以外の物は、男は大体持っている気がします。となると、ピンクだけが問題になってくるのでは、と愚考する次第です。他に女性らしい色って何があるでしょうね。ほとんどユニセックス化しているような気がしないでもありません。

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