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「有意出ない結果」の解釈について

現在大学で論文作成のため、ロジット・モデルを用いて分析を行っています。その中で、結果の解釈についてお願いします。 1990年から2000年までの各年において、ある病気の発生率を求めるために、発生=1 発生なし=0をダミーとおいて、以下のようにロジット回帰を行ったとします。 y=β0+β1(年齢)+β2(薬Aの投薬量)+ε  (y=ダミー) 結果として、年齢に関しては、ほとんどの年で有意に正という結果が出たのですが、Aの投薬量に関しては殆どの年において、有意でない結果が出たとします。 しかし、1990年から2000年をまとめてロジット回帰を行った場合、有意に正の結果が出たとします。 こういった場合、どういった解釈をすれば良いのでしょうか。 また、有意でない結果については、"影響があるとはいえない”という解釈でよいのでしょうか? うまく説明できないのですが、どうぞよろしくお願いします。

みんなの回答

  • ssmarugoo
  • ベストアンサー率47% (84/176)
回答No.2

看護師です。多変量ロジスティック回帰の質問なのですね。 ある病気の発生のする・しないに対して年齢や薬の投薬、他の交絡因子を制御する目的でバイアスに対処するためによく使われている統計手段です。 各独立変数の調整オッズ比(AOR)を算出するのが目的ですよ。そして、そのオッズ比が有意であるかどうか?も当然示す必要があるのです。 p valueで示すより95%CIを示してください。 95%CIに1を含んでいるのならそれは有意ではないのです。 例えば、薬の投薬量なら独立変数に対してAORが3.5で95%信頼区間が(2.3-4.5)と出たとすると、薬の投薬量1(単位)の増加に対して疾患の相対危険は3.5倍である。と解釈します。そして、3.5倍は、95%CIに1を含んでいないし有意であると解釈できます。グラフなどで、オッズ比を高さにしてエラーバーで95%CIを示したりしているのをよく見かけますし研究論文の参考書などに書いてありますよ。疾患のあるなしに対する各独立変数のオッズ比なので0.56とかだと相対危険が減ることになります。・・・薬の投薬だと1以下でなくては困りますが。。。 正に有意か負に有意か?はAORが1より大きいか否か?ということではないでしょうか。そして95%CIに1を含んでいるかどうか?ということです。

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  • Ishiwara
  • ベストアンサー率24% (462/1914)
回答No.1

ご説明の中では「何を検定したいのか」が明瞭でないので、ごく一般論で述べます。 データの数が少なければ「有意でない」、多ければ「有意」ということは、普通いくらでもあり得ることです。 特定の目がやや出やすいように細工されたサイコロを10回ふっても、それを見破ることは困難でしょうが、1000回も振れば、有意差が出ることになりましょう。 「有意差がなかった」とは「差があるものと推定するだけの根拠が得られなかった」というだけであって「差がないものと推定する」ではありません。 11年間まとめて有意であれば、有意と判断してよく、個々の年で有意でなかったことを気にする必要はまったくないでしょう。上記のサイコロの例で、100人に10回ずつ振ってもらって、個人ごとに検定しても有意差が出ないでしょう。そのことを気にすることは、意味がありません。

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スキャンすると右側が黒くなる
このQ&Aのポイント
  • MG3230でスキャンすると右側が黒くなる問題が発生しています。
  • 数週間前まで正常だったのに、突然起こるようになりました。
  • どうしたら解決できるでしょうか。
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