スタートレックに出てくる転送について

質問

スタートレックで人間や物を別の場所に転送するというのがありました。そういう装置をどうやって作るかを昔考えたことがあるんですが、いくつか分からないことがあります。

まず、転送に使う送受信装置は次のようなものだと思います。
(1)送信装置は、送り出す物質の分子や原子の状態を読み取り、デジタルデータとして、受信装置に送信する。
(2)受信装置には必要となる可能性のあるすべての元素の必要な量を用意しておく。データを受け取ったらそのとおりに分子を合成する。
(3)送信が成功したら、送り出し側の人間や物は元素に分解し、受信装置で使えるようにしておく。

・まず、こういう事は原理的に可能でしょうか？
・可能としたばあい、意識の連続性は保たれるでしょうか？
・これがいちばん分からないのですが、(3)がうまく動かず、送り出し側での分解が出来なかった場合、意識は２重になってしまうのでしょうか？　また、たとえば、「もうしわけありません、手違いがあって、送信側の分解ができませんでした。これより、あなたを分解するので転送室に戻ってもらえませんか？」と言われたらどうなるのでしょうか？

タイムマシンのパラドックスは、時間を逆行するタイムマシンは不可能、ということで解決できると思いますが、このような転送装置が不可能である理由がわかりません。

回答No.10

corpus

心は転送されない可能性があるので、倫理的な問題として扱われる必要があると思います。もし、みんながその装置について納得するのならば、このような装置は是非とも使うべきだと思います。

ただ、現状では、そのような同意が取れていないと思うので、この転送装置はつくられることはないでしょう。これが不可能なことの原因でしょう。でも、原理的な不可能性ではないですよね。

だから、原理的には可能であるとは思います。可能ですから、意識の連続性について考えなくてはならないのですが、意識というものは、通常の意識でさえ、連続性というものを常に新しくつくっているように思います。それが意識というものの厄介な性質であると思います。つまり、連続性のない意識はないということです。もちろん、神の目から見て、この人間の意識は連続性がないとか、あるとかと、言うことはできると思いますが、自分の意識のなかで、連続性があるとかと考えることはできないのです。考えているとしても、それは別のことを考えているはずです。

意識の二重性の問題は、難しいですね。ただ、意識といったって、四六時中、働いているわけではありません。二人の人格の間を、交代で意識を働かせることができるならば、この問題は解消されるでしょう。あるいは、現時点で、そのようになっているいことを否定することは難しいでしょう。

永井均『転校生とブラックジャック』のなかにも、火星旅行の話として、議論されていますので、そちらを読まれることをお勧めします。

回答No.9

kobarero

「人間のコピー」は「物質のコピー」とは全く次元の異なる問題と考えます。なぜなら、「人間のコピー」を「物質のコピー」と同じだと考えると以下のような「矛盾」が起きるからです。

まず、物質Ａをコピーして物質Ｂを作った場合、物質Ａと物質Ｂの持つ性質は全く同じです。ところが、人間Ａをコピーして人間Ｂを作ったとしても（もし、そういうことが可能だと仮定して）、人間Ａの性質と人間Ｂの性質は本質的に異なります。

なぜかと言うと、人間Ａと人間Ｂは、互いに相手の心の中がわからないからです。もし、人間Ａが人間Ｂと全く同じであるなら、人間Ａと人間Ｂの心も共有されているのでなければ、同じ人間だとは言えなくなります。すなわち、人間Ａをコピーして人間Ｂを作ったとしても、それは、肉体的に全く同じだというだけで、実は、全く別の人間を作ったに過ぎません。一卵性双生児と同じことです。

あるいは、人間Ａをコピーして人間Ｂを作った場合、肉体だけでなく、心も同じものになると仮定するとどうなるでしょうか？この場合は、以下のような矛盾が生じます。

人間Ａを東京に、コピーされた人間Ｂをニューヨークに置いたとします。両者が同時に同じ心を持つためには、東京で見える世界とニューヨークで見える世界が同時にダブって見えるはずです（質問者の方がおっしゃる意識の二重化現象です）。しかし、このような現象は、現在の物理科学では説明ができません。

以上のような矛盾が生じる理由は、「人間Ａをコピーして人間Ｂを作ることができる」と仮定したためです。従って、結論は、「人間Ａをコピーして人間Ｂを作ることはできない」ということになります。もう少し正確に言うと「人間Ａの肉体は原理的にはコピーできるが、人間Ａの心はコピーできない」ということです。

以上のことから、御質問に対する回答は以下の通りです。

＞まず、こういう事は原理的に可能でしょうか？
　原理的に可能なのは肉体だけです。心はコピーできませんから、他人ができるだけです。

＞可能としたばあい、意識の連続性は保たれるでしょうか？
　心はコピーできませんから、意識の連続性はありません。ただし、本人はそのことに気付きません。これは、普段の我々でも同じことです。一秒ごとに意識が他人と入れ替わっていたとしても、我々はそれを察知する手段を持ちません。何故なら、我々は、自己同一性を「記憶」に頼って行うしかないからです。

＞これがいちばん分からないのですが、(3)がうまく動かず、送り出し側での分解が出来なかった場合、意識は２重になってしまうのでしょうか？　

上述の通り意識が２重になるとすれば、矛盾が生じますから、「心がコピーできる」という仮定自体が間違いだということになります。

回答No.8

kigurumi

No.5です。

今回の質問は転送され再構築された後の意識についてですよね。
データ化する時、最大の難題があります。
膨大なデータが脳に入っており、それにアクセスして人間は記憶の統合を図っているわけですが、人間に自由意志はあるのか？ということになると、正直「わからない」です。

実験で例えば、「青になったら渡るように」としたとします。
人間の脳が「青になった」と判断する部分が活動する前に、既に人間の脳の中の身体を動かす部分が活動をはじめている。
確か１秒くらいの差だったと思います。
誰が認識の１秒前に人間を動かそうとしているのか。
どうやら物質・記憶・認識だけで人間は存在しているわけじゃあないようです。
（他の生命体も持っていると思います）
とうことは人間はその未知のものを認識してデータ化できるまで、別な物体が転送され、未知のエネルギーは転送されず残存することになる。

未知だったものを認識してデータ化できたとしましょう。
これが人間の行動・思考を動かしているとつきとめたとしましょう。
これが全て詰まっているのが我々です。
膨大なデータですが、転送可能な量だとしましょう。

>これがいちばん分からないのですが、(3)がうまく動かず、送り出し側
>での分解が出来なかった場合、意識は２重になってしまうのでしょうか？　
>また、たとえば、「もうしわけありません、手違いがあって、送信側
>の分解ができませんでした。これより、あなたを分解するので転送室
>に戻ってもらえませんか？」と言われたらどうなるのでしょうか？

ファックスでエラーが発生すると、再現されません。
データは自動的に消去され「もう一度用紙を入れてください」となります。
（実際は消去されず別なエネルギーに変化したわけですが）

パソコンでもダウンロードが完全にできないと、最初からやりなおしますよね。
分割してダウンロードすることもありますが、全てのファイルをダウンロードしないと、それぞれの分割ファイルを解凍してセットアップのファイルをダブルクリックしても、再構築されません。
ソフトは動きません。
「転送室に戻ってくださいと言われた」と認識できたということは、完全にダウンロードでき再構築ができたからですよね。

そうなると「じゃあ　何故ここに私がいる　嘘つくな」と転送先で吼えることになります。
従って、３．がうまいかなかった場合、意識が２重になることは無い。

蛇足ですが、、、
アイランドという映画があります。
もっとリアルで実際に将来ありえそうな映画です。
この映画を観ると、例え遺伝子や外見が同じで記憶が同じでも、別人と思えてなりません。

遺伝子データが複製され人間として再構築され、記憶も本体の人生がインプットされているわけですが、「転送室に戻ってください」と言われて拒否しました。
本体とは別な意思を持っているので、意思が二重にあるわけじゃあない。
別々の自我を持つそれぞれの存在なわけです。
つまりデータが同じでも別の人間。
当然自我を持っているので、本体のために転送室に入るか、拒否するか決めるのは本体じゃあない。

となると、人間が認識できないものは自我じゃないかと思うんですね。
自我はデータ化できるしろものなのでしょうか。

回答No.7

schneewittchen7

たとえば記憶喪失とか認知症というものがありますが、他にも
全身麻酔によって、それが作用している間の意識や記憶は完全に飛びます。
それでも麻酔から覚醒したあとに「別人物」とは思いませんし言われません。
「意識の連続性」を重要視しておられますか？

回答No.6

shiara

No４です。「これは、人間を転送しているのと、本質的な違いはありますか？」について、私の考えを述べさせて頂きます。
　受信機から出てくる人間は、送信機で分解される直前の人間とまったく同じとしていますから、ほとんどの人にとって、この操作は「転送」と言っても構いません。ただ一人を除いては。
　あなたは、一連の「転送」の操作を見ている人だとします。送信機に入った人間と受信機から出てきた人間を別人だと言うことは不可能です。その人物の身体的特徴、記憶、遺伝子、すべてを調べても、同一人物と言わざるを得ません。
　あなたは、受信機から出てきたばかりの人だとします。あなたは、自分がどこの誰で、どこで生まれ育ったか、なぜ自分がここにいるのか、よく分かっています。自分が送信機に入るときのドキドキ感も鮮明に思い出せるでしょう。あなたは、自分がここにいることで、自分が「転送」されてきたと思うでしょう。
　あなたは、今まさに送信機に入ろうとしている人だとします。自分が「転送」されると思える人は幸いです。送信機が作動を始めると、瞬時にあなたは分解されます。その瞬間、あなたの意識がなくなり、それで終わりです。

回答No.5

kigurumi

ある事を聞いて非常に驚いたことがあります。

その方は社会人になってしばらく下記のように思っていますた。
ファックスで送ると、いろいろな現物が現地にそっくり届くと。

ファックスは原稿用紙を機械に挿入すると、機械がその濃淡を音に変え、受け取る側は送られてきたその音を、用紙に再現するものです。
（電話も同じ）

その人は、そういう事を知らないので、ファックスで用紙そのものが瞬時に相手の手元に届いていると随分長い間思っており、品物もファックスで送れると思っていました。
その人が品物を送ってといわれてファックスの機械に指示された品物を入れようとして、私に入らない質問してきたので発覚しました。

理論的には映像をコピーして音に変換して相手方に複製を送っているわけですが、将来品物のコピーも機械を通して送れるようになるか？
このような理論など無関係で、現象の一端を見て普通の人が考えつかないことを考えつき、アイデアを実現できた人が天才と呼ばれます。

音や光を使えば膨大なデータを遠距離に転送できる。
現実可能です。「データは送れる」です。
でも実物は送れていません。
が、将来は可能か？

機械の精度が増して、本物にとても近いデータを分析して音や光でその複製データを転送して、現地の物質で再構築する機械ができるなら、アフリカの飢餓は救えます。
地球上にある物質でリンゴも人間もできているので、理論上は可能でしょう。

で、例えば人間のデータを分析して光でそのデータ送ったとします。
すると地球上に二人いることになります。
同時複数送信すれば、ファックスの機械がある分だけ複数のコピー人間が地球上に存在することになります。

ところでこんな事を聞いたことがあります。
＜人間の思考パターンは宇宙の素粒子より多い。＞

その真偽はともかくとして、もしそうなら、物質的なものより多いものを、どうやって転送して現地で再構築可能なのでしょうか。

膨大なデータの一部が届いて再構築したところで、一部ではその人ではない。別人です。
意識は二つこの世に存在しない。
密度の薄い、本物とは別な意識を持つものが現地に再現されるだけ。

心理分析で、相手の心理を「わかった」と言葉に変換する人がいます。
そして「深層心理は実はこうなのです」と相手にその人の深層心理を再現してみせようとする人がいます。
もっと摩訶不思議を活用して信じてもらおうとすると、占いとか霊がそう言っている　とか　霊視だとか理由をつけて、語る人がいます。

読み取って言葉により真実を再現していると自称霊能力者は言う。
彼らはエーテル体を読み取っていると考えるより、その人が感じたほんのごくごく少量の相手の印象を、自分の体験してきた記憶の一部で構築した幻（偽者）を、相手に言葉で言っているにしかすぎない。
とんだ低レベルのファックス人間です。
相手の深層意識そのものを読み取っているファックス人間じゃあない。
この世に霊がいてその霊が自称霊能者にデータを転送して、自称霊能者が受信機として再現しているわけじゃあない。

しかし、霊視された人は、相手が見せたものが自分の本当の意識だと思ったり、自分はそう思えないが、霊様がそういっているので自分の意識は偽者で、霊様が言っているのが本当の自分の意識だと思ったりして、面白いトリックにはまって楽しむわけです。

ごらんのように二つ無い。
なのにこの娯楽をやる人たちは世の中に二つあるという認識。
偽のデータを本物だと言い張ってビジネスができているわけです。
実際偽者ではなく本物かもしれない。
でも　ほんの一部であって１＝１００じゃあない。
１つあたったところで、１００を当てていると思ったら大間違い。
素粒子１個を言い当てただけで、宇宙そのものを知っているかのように語るペテン師のビジネスにかかるほどほとんどの人は愚かじゃあない。

ほら　現実　実現していますよね。
真実はイカサマ（と呼ぶのが正しいかどうかわかりませんが）、イカサマだと思えっていない人の世界では、意識が二つあることになる。

何も将来、すごい機械を作ることをしなくても、その人が確信すれば例え他の人が違うと言っても、そう思った人のみパラレルワールドができ、二つの世界ができてしまうわけです。
（これがひどくなると精神が分裂して発狂します。
詐欺師によって自分のワールドが相手にのっとられ破壊されてしまうわけです。
相手にのっとられたので、自分の世界が崩壊＝精神的な死。自我の崩壊。自我のない生命維持機能を持った物質。）

と、、、上記のようにこの世に二つの意識が同時に存在することがその人たちのみの中ではできてしまうわけです。

現実この世に物質的には二つと同時に存在しないですが、宇宙の素粒子より多い精神世界では可能なわけです。

ただ、認識は同一としても現実世界ではフェイク。
フェイクを本物だと本人が思えばそれは現実だという認識になる。
宗教だってそうです。
教祖様は神だと思う人たちが集まっている教団内では、教団外では教祖は詐欺師という認識でも、信者は神だとしか思えないわけです。

ひとつは神　ひとつは詐欺師。　一人の人が同時に二人存在していることになる。
パラレルワールドです。
一つにするには、どちらかが偽者であると消すしかない。
力で制圧した方が勝者。　でも勝ったから必ずしもそっちが正しかったとは限らない。
パラレルワールドが消滅したわけじゃあない。
国家が解体したところで、信者がずっと思い込めば、信者の中では一般認識とは別の教祖様が存在し続けるわけです。

とまあ　つらつら考えてみました。

将来可能か？ではなく、このように古代からパラレルワールドはありました。地球の外に異次元を探しに行かなくても、科学を発展させなくても、人間の脳の中に既に存在する可能性を持っていた。
多分　人間が地球に誕生した頃からあったと思います。

補足

ご回答ありがとうございます。

１点確認したいのですが、

> ＜人間の思考パターンは宇宙の素粒子より多い。＞

これは単にパターンの数が多いだけという話ではないでしょうか？　

そうだとすれば、なんら驚くような内容は含んでいないと思いますが。電卓程度の１Ｋバイトのメモリでも 2^(8×1024)通りのパターンがありますから、これだけでも全宇宙の素粒子数を超えます。

１Ｋバイトのメモリですら、そのパターンの数は全宇宙の素粒子数を超えますから、人間の脳はいうまでもありません。

> その真偽はともかくとして、もしそうなら、物質的なものより多いものを、
> どうやって転送して現地で再構築可能なのでしょうか。

もちろん真ですし、特に意味のあることを述べているわけでもありません。
パターン数は、宇宙の素粒子より多くても、１Ｋバイトは１Ｋバイトなので、構築は簡単です。

回答No.4

shiara

技術的に可能かどうかは分かりませんが、理屈の上では、受信装置は、同じ人間を新たに作り出していることになります。新たに作られた人間の意識は、送信側でデータを取った時点の意識を持つと思います。送信側の人間を消してしまわなければ、同じ意識を持った人間が2人存在することになります。ただし、その後は、別の意識を持った人間として、別々の人生を送ることになるでしょう。自分が2人になった瞬間、それぞれにとって、相手は他人となります。ただし、2人になる前の記憶は、まったく同じものを持っていますから、当人たちは、相当苦悩すると思われます。
　なお、送信側の人間を消してしまうということは、その人間を殺してしまうことになります。このような転送のやり方は、実は転送ではなく、同じ記憶を持つ人間を作り出し、古い方を殺していることに他なりません。FAXで資料を送って、原紙を破棄しているのと同じですね。

補足

ご回答ありがとうございます。

> 　なお、送信側の人間を消してしまうということは、その人間を殺してしまうことになります。
> このような転送のやり方は、実は転送ではなく、同じ記憶を持つ人間を作り出し、古い方を殺し
> ていることに他なりません。FAXで資料を送って、原紙を破棄しているのと同じですね。

こういう疑問がでてくると思ったので、科学カテゴリーではなく哲学カテゴリーに投稿しました。
ご回答は、私が疑問に感じていることの本質を含んでいます。

これは、人間を転送しているのと、本質的な違いはありますか？

違う物質でつくられているじゃないか？　と言われるのなら、たとえばスタートレックのように、分解してできた元素をイオンのビームにして送り、受け取り側ではそれを使って再生することも出来ます。こうして人間を再生したら、それは転送したのと本質的な違いはありますか？　言い換えますと、転送装置をブラックボックスにした場合(中でどのようなメカニズムが働いているか観測不可能にしたら)違いを指摘することはできますか？

さらに、証明されているのかどうか知りませんが、物理の正しいと考えられている命題に「同じ種類の同じ原子量の原子は区別できない」というのがあります。この命題が正しいとすれば、元素をビームで転送する必要など無く、同じ種類の原子を再生側で用意しておいてそれを使えば、物質を転送したのと差はないと思うのですが、どうでしょうか？

回答No.3

myeyesonly

こんにちは。
新スタートレックのやつでは、分子の並び方などを記憶してるパターンバッファが４つついてて、一つや2つトラぶってもバックアップできるらしいのですが、そうだとすると、やっぱり送ってるのは配列データって事になりますよね。

でも名称は確か「イオン転送」というらしくて、物質を分解してイオンビームにして送ってるらしいので、この辺りはちょっと矛盾する気がします。

イオンビームが跳ね返されて再度送ったためにライカー副長（ポチョムキン号の頃、確か中尉だったかな？）が二人出現してしまう話がありましたね。

物質を壊してビームにしてるのだとすると、データバッファから複製される理屈が変になります。データではなくて、同じビームを作って貯めておくのかな？

あと、「次元転送」というのもあるらしく、どっかの星のテロリストが使っていたけど、遺伝子に損傷を与えるらしく宇宙艦隊では使ってないって話になってました。

物質を分解して転送する映画として「フライ」がありましたね。
この時は、一緒にいたハエを分離できず、人間とハエが合成されてしまいましたが、フライ２で、合成されてしまった物でも分離できるらしいですね。(笑)

回答No.2

lafoji

非常に興味深いので、回答では無いのですが・・・
スタートレックの転送って物質そのものを分解して送っている様な気がするのですが、違いますか？
転送失敗の場面で良く、「宇宙空間に飛散してしまいました」みたいな台詞を言っていたような・・・
もし転送先に用意された物質で合成されるのなら、
（２）の「受信装置には必要となる可能性のあるすべての元素の必要な量を用意しておく。データを受け取ったらそのとおりに分子を合成する。」
とした場合、転送先ではいわゆるクローンが出来上がる訳ですよね？
そうすると、送り出しの方では、失敗した場合や転送先で不慮の死亡事故が起きた場合に備えて、そのまま生かしておいても良いわけで。
フードプロセッサーなんかは、「転送の際に得られたデータで無機物から合成する」らしいのですが、それなら人間も作れるだろうから、
ヤー大尉も死ななくて良かったのにとか・・・
質問者さまの意見を見て色々考えてしまいました。
答えになっていなくて済みません！

回答No.1

times3

理論的には物質の転送は可能です、将来実現するでしょう。

ただ、意識と言うものが解明されていませんので、それが問題なんです、転送した先で、転送以前のありとあらゆる記憶を無くしている、そこが問題(＾＾;