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not so much~as・・・
なぜ not so much~as・・・ で、「~というよりはむしろ・・・」 という意味になるのでしょうか?
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そもそも,He is taller than you. という比較表現は, He is tall と You are tall の程度を比較したものです。 では,He is a scholar と He is a writer の程度を比較する場合はどうでしょう。 比較変化をするのは,tall のような形容詞・副詞ですが,これらにはそのような語はありません。 そこで,is a scholar という動詞部分,あるいは He is a scholar という文全体を (very) much で強調すると考え,この much を比較変化させると考えます。 そうすると,同等比較では He is as much a scholar as a writer.「彼は,作家であるのと同程度(同様に)学者である」となり,その否定は He is not so much a scholar as a writer.「彼は,作家である程度ほどは学者ではない→彼は学者であるというよりも,むしろ作家である」となります。 これは直訳が後ろから訳すのに対し,前から訳すことになります。私も学生時代は,多くの英語の表現が後ろから訳すのに対し,この表現だけは例外だとして,とにかく丸暗記したものです。 私の説明のように考えれば,直訳として後ろから訳すことも可能であることがわかるでしょう。 理屈としては以上ですが,理屈では割り切れない,慣用表現としての性質もあります。すなわち,as ~ as の否定は,今では通常,not as ~ as であり,not so ~ as はやや古く感じられるのに対して,この表現では not so much ~ as が普通であるという点です。(ただ,検索してみると,not as much ~ as も,so の3分の1程度は用いられているようです)
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そのとおりです。 会話で使いやすいように 定番的に Its not so much that..............as that............. .........というより。。。。。だ。 例) Its not so much that she is too busy to give him her contact info as that she doesnt like him that much.
- ichiromari
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He is not so much a scholar as a writer. 彼は学者というよりは、むしろ作家だ 上の例文で考えて見ましょう。比較構文なので、scholar と writer を比べています。直訳すると、彼の作家としての力量と比べて、学者としての力量はそれ程多くはありません、という意味の英文になります。この直訳では不自然なので、意訳して ~というよりはむしろ・・・と訳しているだけです。直訳でそのイメージが浮かべば、日本語に直す必要もありません。英語の力をつける大きなポイントは、日本語に訳して考えないで、できるだけ直読直解の力をつけることです。
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