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メタンガスの温室効果について

coralseaco2の回答

回答No.6

メタンの吸収波長は7.6μm、どの温室効果ガスにも吸収されずに地球放射が宇宙に出て行く大気の窓領域の波長は、7.7~14μmです。放射冷却は大気の窓領域からの放射によって起こります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Atmospheric_Transmission_JA.png http://www.sundogpublishing.com/fig7-6.pdf http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%B0%97%E3%81%AE%E7%AA%93 ということはメタンの吸収波長域では地球放射はメタンと吸収波長域が重なる水蒸気に全て吸収されていて、宇宙まで出て行っていません。 また、7.6μmでは地表からの上向き地球放射と同じ大きさの下向き大気放射が地表に戻っていて、すでにメタンは水蒸気とともに温室効果を100%発揮済みです。 http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke03.html 近藤純正先生のHP 図3.5 大気放射スペクトルの例 ということは、この波長では地表は全く冷えていませんから、メタンの濃度が高くなっても温室効果は増加しません。 従って、産業活動や牛のげっぷでメタンが増えても心配する必要はないし、規制したり、削減に努めたりする必要もありません。 温度が高くなって極地周辺からのメタン放出やメタンハイドレートからのメタン放出が生じたとしても、温暖化の暴走は起こりません。 二酸化炭素の吸収波長の15μmの地表からの地球放射も全て二酸化炭素に吸収されて、同じ大きさの下向き大気放射が地表に戻っていて、温室効果を100%発揮済みですから、メタンと同様に、これ以上濃度が高くなっても温暖化しません。 地球上で実質的に温室効果ガスとしてふるまうのは、大気の窓領域の中に吸収波長がある対流圏オゾンのみです。 地球温暖化は温室効果ガスによるものではなくて、過去400年で最大の活発さだった1900年代後半の太陽活動と、PDO(太平洋十年規模振動)指数がマイナス(1945~1975年)からプラス(1975~2000年)に転じたことによるものです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Sunspot_Numbers.png http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/climate/pdo/pdo_month.html http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/an_wld.html

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