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指数関数の一般化

a^bで、aがeで、bが複素数の場合の定義は知っているのですが、 a^bで、aもbも複素数の場合の定義は?

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  • proto
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回答No.3

a,bを複素数として   a = exp(log(a)) (ただしexp(x) = e^x) より   a^b = exp(log(a))^b = exp(b*log(a)) 次にlog(a)について、aを極座標表示すると   絶対値 : |a|   偏角 : arg(a) として   a = |a|{cos(arg(a)) + i*sin(arg(a))} = |a|*exp(i*arg(a)) より両辺の自然対数をとって   log(a) = log{|a|*exp(i*arg(a))} = log|a| + i*arg(a) このとき   b*log(a) = (Re(b)+i*Im(b))*(log|a|+i*arg(a)) = x+i*y なるx,yをとると   a^b = exp(b*log(a)) = exp(x+i*y)     = exp(x)*(cos(y)+i*sin(y)) となります。 省略して書きましたが偏角arg(z)は0≦θ<2πであるθを用いて   arg(z) = θ + 2nπ   (nは整数) とあらわされるのでarg(z)は無限多価関数となり   log(z) = log|z| + i*arg(z) もまた無限多価関数となります。 ですので複素数の範囲で定義された冪関数a^bもまた一般的に多価関数になります。

keiryu
質問者

お礼

ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • rinkun
  • ベストアンサー率44% (706/1571)
回答No.2

一般的には a^b = e^(b*log(a)) でaが複素数なら多価関数ですね。

keiryu
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#101087
noname#101087
回答No.1

>a^bで、aがeで、bが複素数の場合の定義は知っているのですが、a^bで、aもbも複素数の場合の定義は? まず「定義」の意味を....。 「複素数を実部と虚部に分けた表示」でOKでしょうか?   aがeで b=x+iy の場合なら、e^b=(e^x)*cos(y)+i(e^x)*sin(y) という具合です。 問題は、a=r+is の場合ですね。   a=r+is=e^p と換算してから、それのb乗を求める というのが一つの手です。勘定してみてください。

keiryu
質問者

お礼

ありがとうございました。

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