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文学博士の著書(歴史学)について
卑弥呼=天照大御神説で有名な安本氏は文学博士だそうですが、邪馬台国など歴史学の本を書いておられます。文学博士が書いた歴史学の本は研究者から見ると評価として、あまりいいものではないのでしょうか。疑問です。私としては、これから氏の著書で論評をしなければならないのでちょっと困ってます。
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質問者が選んだベストアンサー
安本美典さんですね。 二十数年前、担当編集者としておつきあいをいただいたことがあります。日本の学者としてはかなりユニークな方だと思います。当時は言語学(日本語の起源)に興味を抱いていらっしゃって、私もその関連の本を書いていただきました。 確かに世の中には学界、というより学問的な場所から大きく逸脱してしまう学者、人間もいますが、安本さんはそういったタイプの人ではありません。保守的な(思想的な保守ではなく学界のしきたりにうるさいという意味での保守)お偉方から見たら異色かもしれませんが、十分に論評に足る仕事をなさっている方だと考えます。(僭越な言い方ですが。) #1の方のおっしゃるとおりです。肩書きやそれに基づく先入見で物事や人間を考えたり判断したりするのは、最も学問から遠く隔たった態度であると考えます。
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- tatsumi01
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回答No.1
大学の史学科は普通文学部に属しています。 そして、歴史学者が取る学位は文学博士ですよ。 (史学者は文学博士でなかったらどんな学位を取るんですか。史学博士というのはないし、まさか理学博士でも医学博士でもないでしょう。) いずれにしても、書評をするときは肩書きではなく、書籍の内容に基づいてしましょう。
質問者
お礼
ああ!すみません。勘違いをしていました。 穴があったら入りたい気分です。 申し訳ありません。
お礼
コメント、ありがとうございます。 大変参考になりました。 氏のご本、じっくり読ませていただきたいと思います。 私も肩書きなどはあまり気にせず書きたいのですが、昔、入試の面談で歴史学者でない人間が書いた歴史学の論説を参考にしているが(有名な人です)これは(それを参考にすることは)間違っていると言われた事がありまして……それ以来、妙に神経質になっているのです。 文学博士を勘違いしていた節もあります。 でも、すっきりしたのでよかったです。 ありがとうございました。