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アウフヘーベン 《止揚》
アウフヘーベンの具体例を教えてください
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- modoki666
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(1)これは三角形である (2)これは四角形である 両者は矛盾する。 止揚=両者を否定しない新しい概念を創出する。「統合的概念」 (3)この建物は「四角錘」である。 具体例はピラミッド。 人間の意味つける行為は、ある立場での意味づけである。 当然立場が違えば意味付けも異なる。 矛盾として捉えられる両者の意味付けを、両者の次元を超える意味付けを生む出すことによって、両者とも否定されることがなくなる。 「統合的概念」が生み出される。 認識の幅が広がる。 参考になれば
- 783kaiketu
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昔、「愛と認識との出発」倉田百三著 を読んでいるときに この言葉が出てきました。 恋に破れ、また恋をするとき、愛に破れさらに深い愛を感ずるたびに、 自分の心は「アウフヘーベン」する、というような感じでした。 つまり、古いものが否定されて新しいものが現れる際、古いものが 全面的に捨て去られるのでなく、古いものが持っている内容のうち、 積極的な要素が新しく高い段階として保持されるような状況ですね。 一緒に、ミットレーベンという言葉も載っていました。 今流行の「共生」というような感じで使われたのでしょう。 以上
- ttt_background
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例えば、 ~~~~ 花が咲けばつぼみが消える。つまりつぼみは花によって否定されたと言える。また、実がなれば花もまた否定される。つまり植物の真理として、つぼみ、花、実は互いに異なっているばかりでなく、互いに相容れないものである。 ~~~~~ しかし同時に、それらの形態は有機的につながっており、このつながりにおいて互いに争っておらず、どのひとつも他と同じく必然的である。 ~~~~~~ というものを昔本で読んだことがあります。 つまり、前半ではそれぞれ対立する事実を述べ、後半ではそれらの対立する事実が無限の絶対的事実に含まれた有限なあり方であるということが認識される。という流れなんだと思います。 他にも例を挙げるならば、食物連鎖についても同様に述べることができるのではないでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。ということは人間の成長も止揚といえるのでしょうか。深い概念ですね。
お礼
回答ありがとうございます。 どなたかアウフヘーベンという概念を小学生にでも理解できるくらい具体的に噛み砕いて解説していただけませんか。