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白衣の襟
化学などの実験で着る白衣の襟が開いた形になっているのはどうしてなのでしょうか? 白衣は自分の身体と着衣に薬品などが付着するのを防ぐために着るもので、その意味から長袖で丈が膝下くらいまであり、丈夫な生地にそれなりの加工が施され、袖口を縛れてボタンが隠れるように工夫されています。襟の開き方は露出をできるだけ小さくするために狭くなってはいるものの、開いているのは保護衣としては不自然で、単なるデザイン的なものだと思いますが、実際はどうしてなのでしょうか?
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- ht1914
- ベストアンサー率44% (290/658)
あまり裏付けのない話です。私の独断です。 あの白衣のデザインは昔からのものです。昔の大学教授の写真を見ると背広の上に着ています。あの白衣は作業着ではないのでしょう。上っぱりのようなものです。背広が汚れないようにするためです。オーバーコートの襟が開いているのと同じデザインです。講義中も着ています。巡回の時も着ています。医者の場合、診察の時に着ています。手術では着ていません。 それを学生が着るようになりました。詰め襟の上に着るのですから襟が開いている方が楽です。 大学に入ったとき、授業としての実験では白衣でしたが研究室に配属された学生は皆作業着に着替えていました。あんなヒラヒラしたものを着て実験なんかまともにやることは出来ないと言っていました。 あの白衣のデザインはきつい実験をやることは想定していないものです。ステイタスシンボルのような意味もあったかも知れません。
- mac_res
- ベストアンサー率36% (568/1571)
あの襟の構造は、白衣を脱ぎやすくしてあるのだと思います。 化学実験だと、劇薬が付いたり、時に有機溶剤がかかって、引火し、火がついたりすることもあります。 そういった場合にすばやく脱げるよう、襟は大きく、ボタン数は少なく作ってあるのだと思います。
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
確かにデザイン的なものもあるでしょう。 しかしそれだけでなく、実は安全面の考慮もなされていると思います。 個人的考えですが… 例えば、医師が手術時に着る白(緑?)衣は体液から守り、下の服を汚さないために必要でしょう。ですから前は閉じていますよね? しかも手術終了までぶっ続けなので脱ぐ必要がない=多少脱ぎにくくても構いません。 化学実験で着用する場合を考えてみましょう。 例えば、白衣の腹部などを薬品で汚してしまった場合、脱ぐとき腹部の薬品汚れが顔付近を通りますよね?白衣を後ろ閉じにすればこの問題は解決できますが、着脱の多い現場の場合は使いにくいです。 緊急時(中毒症状などを発症)は素早く白衣脱がして、ベルトを緩めたり、衣服を裂かないといけない場合もあります。 白衣が炎上した場合も素早く脱げないといけません。 (ボタンが触れなくても遠山の金さんのようにすれば簡単に脱げる) 簡単に脱げることも安全性のひとつなのです。 胸元や顔に汚れが掛かるような実験をする人は下準備と技術が足りないのです。 ただ化学系なども飛散の多い実験なら、前もしっかり閉じているのを選ぶと思います。
- N64
- ベストアンサー率25% (160/622)
デザインも大事ですよね。襟が開いていない白衣もあるようです(参考URL)。作業に適したものを選べばよいのではないかと思います。