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CuBr2二水和物の帯磁率について

tomo_momoの回答

  • tomo_momo
  • ベストアンサー率10% (7/69)
回答No.4

いえいえどういたしまして もし、温度変化で 磁化率が C/(T+A)のような形で低温に行くにしたがって大きくなってる温度変化としたら、それはフリースピンによる常磁性が出ていると考えるでしょうね。もしそうなら低温部をカーブフィットしてみて、CとAの値をみつもってください。S=1/2として寄与する大体のスピンの数がわかるはずです。一次元チェインの長さがわかりませんが、粉末でしたらその粉末のサイズよりは当然短いですよね。だいたいどれくらいですか?端の効果といったのは、チェインの端のスピンは隣の数が少ないので、一般的に自由に、つまり常磁性的に振舞うことが多いです。そうなら、M(H)をとったときに、H=0で、M=0ですのでもう一度見直してください。 工業用有機物は時々重金属の不純物が入っているかもしれないので、たとえ純度99%でも、ていうか1%の不純物って大きいと思いますが。 あと、スピンパイエルスはでないというのはどうしてでしょうか?次近接相互作用があると、ただ単にJ’に相当する温度あたりで3次元オーダーするだけだとおもいましたが、 J’/Jはどのくらいでしょうか?

chan-sho
質問者

お礼

tomo_momo様  新しい切り口のアドバイス有難うございます!! なるほど、chainの端のスピンは考えていませんでした・・・。 磁化率のフィットについては一度試してみます。 有難うございます。 J'/Jは0.2と考えられています、又理論計算及び繰り込み群を用いた直接数値計算からも基底状態はスピン液体状態だとされています。 今週はデータの再検討と理論的な学習に充てたいと思います。 本当に有意義なお時間有難うございます!! ちなみにtomo_momo様は物理関係の教授の方ですか?

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