- 締切済み
アメリカと日本の年金制度の違い
おおまかにいうとどんな感じでしょうか? 細かい情報は出てくるのですが、 なんだか外枠がつかめてきません。 アメリカの年金制度は誰にとって都合のいいものなのでしょうか? また、問題点はあるのですか? 大まかにでも結構ですので、知っているかたがいれば教えて下さい。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- pekopeko-goo
- ベストアンサー率73% (83/113)
回答No.1
厚生労働省が各国の年金制度をまとめています。 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/shogaikoku.html http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/nenkin/nenkin/pdf/shogaikoku-us.pdf 70~80年代に(高齢化ではなく)スタグフレーションのせいで年金財政がピンチになり、 ○カーター政権→社会保障税率の段階的引き上げ、課税対象となる賃金の拡大 ○レーガン政権→満額給付年齢の引き上げ、インフレ調整の実施時期を6ヶ月繰り下げ などの制度改革が実施されています。 アメリカは先進諸国の中でも高齢化率が低く、現在はベビーブーマーが働き盛りなので、年金財政はまだ逼迫していません(2002年度は1400億ドルの収入超過)。ただし2018年頃には単年度収支で赤字転落、2042年頃にはOASDI基金の枯渇、と言われています。 OASDIは低所得者の方が相対的に多くの年金が受け取れる仕組みで、所得比例型のスウェーデンよりも再分配効果があります(もちろん年金制度に限った話です)。 ただし所得代替率は低くく、公的年金の空洞化で有名なイギリスより少しマシという程度です。