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アメリカとヨーロッパの経済

アメリカ型の資本主義では貧富の格差が大きくなり、ヨーロッパ型の資本主義では貧富の格差はあまりうまれない、とよく聞くのですがなぜヨーロッパはそれでも強い経済を維持できるのですか?また日本がヨーロッパ型のように出来ない理由が何かあるのですか?私にはヨーロッパのほうがアメリカよりも断然いいような気がしてならないのですが…やはり日本の巨額の借金などが理由としてあるのでしょうか? 素人であまり詳しくないのですがよろしくお願いします。

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回答No.5

アメリカ型 vs ヨーロッパ型 とてもおおざっぱなイメージでくくられてはいますが たしかにそういうイメージはありますね。 ただヨーロッパが今の姿として存在しているインフラや建造物はそれこそ 人権も平等もない時代の支配階級かそれに近い人達が権力と財力に あかして作られたものです。 ブランド品などもやはり金に糸目をつけない階級の為に手間を惜しまず作った ノウハウが受け継がれています。 これらは現役として役にたっていながら観光産業の資源にもなっています。 ヨーロッパはその上に成り立っている社会です。多大な犠牲を強いられた 先祖様達が、素晴らしい資産を残してくれたんですね。 今現在の状況だけ切り取ってアメリカが比べられるのはアメリカとしては つらいですね。 ヨーロッパもそんなにいいわけではなくひとたび停滞期にはいれば社会が固定化して いる分長引きます。近年では英国病などで大英帝国はもはやおちる所まで落ち、 出口が見つからず立ち直るのにアメリカの投資が必要でした。 現在のEUは随分アメリカ的は経済政策にして活性化した部分もあります。 それでもフランスやドイツは若者の就職難は絶望的といえる位ひどいです。 社会がある意味成熟しているので新しい仕事が自らの中から生まれづらいのです。 組合い等の力が強く組合員の生活安定には有利ですが新しくその職業に就くのが 困難な事もあります。 また、考えてもみて下さい。車、電気、映画、民主的政府主導の失業景気対策(ニューデール政策)、 原子力、テレビ、宇宙開発、インターネット、等は新興国アメリカのダイナミズムや 先見の明のある投資家、政治家がなければ今は当然の様に感じる便利なモノもこんなに 普及しなかったと思います。新規の雇用も生みだしました。現在では問題となって 来ている技術もありますが、試行錯誤は人間社会には付き物でしょう。 これらを全て否定して蝋燭の明かりと馬車の生活に戻って生活や仕事が考えられるでしょうか? >やはり日本の巨額の借金などが理由としてあるのでしょうか? 多大なお金を使って残っためぼしいモノが道路(それもあまり有用でないモノも沢山ある) だけで、後世の財産になりそうなモノがほとんど無いのは悲しい限りですね。 道路ばかり造って美しい日本を作る為にお金は殆どつかわれなかった・・・ 借金は残してもそれに見合うだけの資産は残さない・・・ひどい先祖と言われるんでしょうね

teraHz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とても参考になりました。祖先からの遺産ってのは確かに大きいですよね。昔からヨーロッパが世界に占めていた地位が大きかったのも、経済の規模以上に現在のヨーロッパの国々が尊敬される理由のひとつであるような気がします。アメリカについても世界の技術発展に大きく貢献しており、他の国々にとってもアメリカの存在によって助けられているところは大きいのですね。日本も日本にあった経済体制を見つけるのが大切ですね。

その他の回答 (4)

  • Tourbig
  • ベストアンサー率35% (25/71)
回答No.4

ヨーロッパでもいろいろな国があります。 イギリス:アングロサクソン型経済と言われ、アメリカと同じ市場重視の経済運営。 フランス:農業国の側面が強いと言われる。 ドイツ:マイスター(職人)の伝統により、物作りが得意。気質が真面目で、日本人と共通する部分が多いと考えられる。 北欧:昔から所得水準高いが物価も高い。長い冬の寒さに長年耐えて来ており、賢い国民というイメージ。 南欧:ラテン系という言葉に代表される、良く言えばおおらか、悪く言えばいい加減な気質。 その他、スイス・オーストリア・ベネルクス3国、また旧東欧諸国など、それぞれ特色があります。 総じて、ヨーロッパの中でも、昔から先進国だった国は、高齢者社会で、活力はないけれども、高所得の落ち着いた生活が営まれているという印象です。 日本の特色は、東京・横浜・大阪・名古屋に代表されるように、人が多すぎるということでしょう。これだけ人が多いと、活力が強いため、自然とアメリカ型の経済になるのだと思います。ヨーロッパだと、ロンドンやパリなどの巨大都市は例外的。普通のヨーロッパの都市は、日本の地方都市と同規模。 なお、ヨーロッパから学ぶべきことも多いのは事実です。私は、アメリカの経済運営よりも、ヨーロッパの経済運営を参考にしたほうが、日本にとって良いと思うのですが。日本人は、基本的に農耕民族。アングロサクソン系の狩猟民族の真似は似合わないと思うのです。 また、少子高齢化により、日本も20年後くらいには、アメリカを参考としないで、ヨーロッパ先進諸国の制度から学ぶようになっているかもしれません。

teraHz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ヨーロッパと言っても国によって色々な特色がありますね。民族性や人口、周辺諸国などの違いで経済運営にも一概にヨーロッパ型がいいなどとは言えないのですね。年金などの問題があるのでしょうが日本の人口減少も考えようによっては悪くないのかもしれませんね…

  • ssawhnaf
  • ベストアンサー率8% (2/23)
回答No.3

>アメリカ型の資本主義では貧富の格差が大きくなり、 >ヨーロッパ型の資本主義では貧富の格差はあまりうまれない >ヨーロッパはそれでも強い経済を維持できる >私にはヨーロッパのほうがアメリカよりも断然いい 質問者さんの考えに賛成です。 NHKの市民参加番組、日本のこれから 日本の医療に安心できますか 私が質問や回答で紹介したNHKスペシャルで今年7月に放送した ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない 小泉改革5年を問う 改革は何をもたらしているか をみれば、自民党・公明党の連立与党が、弱肉強食の世界 強者や勝ち組みによる弱者や負け組みを搾取し収奪する世の中をつくっている。 自民党の政治はアメリカの支配階級とそのポチ公の日本の支配階級の 金儲けのためだけの政治、弱者や子供や女性いじめの政治です。 日本は自殺者10万人、不登校20万人、生活保護100万人の世界最低の格差社会。 NHKスペシャルが7月に放送したラテンアメリカの挑戦 脱アメリカ宣言 ベネズエラ7年目のチャベス革命、格差からの脱出 ブラジル・チリ を見るとわかるように、中南米はベネズエラ、ヨーロッパはEU 中東はイラン、アジアは中国を中心に世界的な反米連合が作られ 進歩的な地球市民が連帯する世界の共生の形成が進んでいる。 日本はアメリカ、イギリス、イスラエルとともに、地球市民の共生を ぶちこわす人類の敵・悪魔の国と評価され、世界中で嫌われ軽蔑され孤立し 世界の孤立四兄弟・人類の敵四兄弟・悪魔の国四兄弟として国の衰退と滅亡に向かってる。 日本は世界各国の平和意識・人権意識が高い進歩的地球市民や国連人権委員会から 弱肉強食と格差社会をやめるよう勧告されても無視してます。 私は外国の友人たちから日本は何で自民党のような政権が続くのかと質問され 日本人であることが恥ずかしくてたまりません。 公明党は創価カルトの党、民主党も自民党を脱党したヤツラは自民党がコケた時の 代わりの政権、アメリカのポチ公、小沢、鳩山、岡田などは小泉、安陪と同類 水島さんのような進歩的知性を持つリーダーが落選させられた。 日本が弱者や女性や子供を守り、命を慈しみ、格差の無い平等社会 公平な社会を作るには、民主党の進歩勢力と社民党が政権党になる以外にはない。 私がNHKスペシャルの紹介や格差社会の根絶、軍事偏重から福祉重視への転換を訴えても 自民党の工作員のようなネットウヨクが荒らし書き込みをするので 質問ごと削除されたり、私の回答が削除されるなど、ネットの右傾化も進行中。 信頼できる政治家・市民の利益と共生を考える政治家は社民党と共産党と民主党の進歩派です。 競争社会から共生社会への転換、格差社会から平等社会への転換、 進歩的な地球市民との共生ができないなら日本は滅びる。 社民党と共産党と民主党の進歩勢力と社民党が人権意識が低い後進的愚民やネットウヨクを打倒して 競争の無い共生社会、格差の無い平等社会、人権を尊重し命を慈しむ社会を築くべきです。

teraHz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私もアメリカに追従しすぎるのはいかがなものかとは感じます。自国の意見ははっきり主張して出来るだけ対等の付き合っていくべきだと思います。

  • ssawhnaf
  • ベストアンサー率8% (2/23)
回答No.2

>アメリカ型の資本主義では貧富の格差が大きくなり、 >ヨーロッパ型の資本主義では貧富の格差はあまりうまれない >ヨーロッパはそれでも強い経済を維持できる >私にはヨーロッパのほうがアメリカよりも断然いい 質問者さんの考えに賛成です。 NHKスペシャル、ベネズエラ革命、ラテンアメリカの反アメリカの動きで紹介したように 南アメリカ・中央アメリカではベネズエラ、ヨーロッパではEU、アフリカではAU 中東ではイラン、アジアでは中国がリーダーになって地球市民の共生運動を作って アメリカのグローバリズムや戦争や搾取にNOを突きつけアメリカ打倒のために戦ってます。 アメリカはグローバリズムでアメリカ企業が世界中を侵略し支配し搾取しようとしてます。 WTOやFTAはアメリカの支配階級の利益になるだけで、アメリカ以外の人々にとっては なんの利益も無く害悪にしかなりません。WTOやFTAはアメリカの支配階級とグローバル企業が 外国の国民を搾取し外国の企業を買収し外国の経済や産業や市場支配するための制度です。 アメリカと関わってるとアメリカに搾取されて地球市民は貧しくなる一方です。 イギリス、イスラエル、日本以外の世界中の地球市民はアメリカとの関係は損害ばかりで 何の利益もないことに気づいてアメリカとの関係を拒絶する政策に転向しました。 アメリカは国の経済も国民の就職先も大部分が軍需産業、国の予算も大部分が軍事支出 なので戦争と搾取をしなければ成り立たない国で世界の地球市民と共生できない国です。 アメリカの歴史は脅威をデッチ上げて戦争をしかける歴史の連続です。 世界各国が国連中心主義で平和と人権を守り地球市民の共生をめざしてきたのに アメリカとイギリスとイスラエルと日本だけが国連を無視して戦争をしてます。 アメリカとイギリスとイスラエルと日本は世界の地球市民から平和と人権を侵害し 世界と共生できない国、世界の市民の平和や人権の敵と評価され軽蔑され孤立してます。 私は外国の人から日本はアメリカの悪をわからないのか、なんでアメリカに盲従するのか、 いつまでアメリカに盲従するのか問われて日本人であることが恥ずかしくてたまりません。 軍拡競争と戦争をなくして世界平和のため、搾取をなくして地球市民の共生のためには アメリカと軍需産業と資本主義グローバリズムを打倒しなければならないという考えから 世界中の地球市民が地球市民の共生運動と反アメリカ戦線を作り参加してます。 アメリカは軍需産業依存と財政赤字・貿易赤字と人権無視・福祉無視と世界からの孤立で 社会は荒れ果て国力は衰退し崩壊は時間の問題だと世界各国と地球市民から見限られてます。 世界各国や地球市民は北京オリンピックから上海万博の間にアメリカは崩壊して消滅し 中国が世界の指導国家になると見抜いてアメリカとの絶縁と中国との友好を進めてます。 このままでは日本はアメリカとイギリスとイスラエルと道連れで滅びます。 日本はアメリカ盲従をやめ中国が指導するアジアの地球市民の共生運動と 反アメリカ戦線に参加すべきです。日本は世界中の地球市民と協力して 地球市民の共生運動の連帯によるアメリカ打倒に立ち上がるべきです。

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.1

 現在の状況で一番大きな違いは、軍事費の負担の大小で、資本主義の型以前の問題です。  ヨーロッパでもテロ対策費は支出しており、お付き合いでアフガニスタン・イラクに出兵しているとはいえ、東西冷戦の終結とEUの拡大で、軍事費の負担が減っています。  東西冷戦終結の原因ともなったロシア・中国の政治・経済体制の変革により、一時国内が混乱した両国にも同じことが言え、現在のロシア・中国経済は絶好調です。  基本的に、過大な軍事費は国民の税金の無駄遣いに直結し、国の経済を衰退させます。  これは、北朝鮮の現状を見れば明らかです。  また、アメリカを見ても、第一次世界大戦で戦場とならなかったため、経済的に見れば債権国として戦争にほぼ一人勝ちし、第二次世界大戦でもその地位を確固たるものとしました。  それが、長期に渡るベトナム戦争で赤字を垂れ流して債務国に転落し、ドル下落が始まりました。(この時まで、アメリカは一応金本位制を維持していました。)  現在では、クリントン政権時代に国家予算の大幅黒字で大幅に減少した国債の発行残高もブッシュ政権で急増し、軍事費負担により毎年日本円で50兆円以上赤字額が増加する状態です。  このアメリカと軍事同盟を強化し、運命共同体となる方向で動けば、日本の通貨円もドルと連動する傾向が強くなります。  質問者さんの指摘されているバブルの後遺症は当然ありますが、銀行などが税金を払うようになれば、(今まで赤字を出してきた企業は、利益と過去の赤字を相殺できるので、史上最高額の利益を出しても、法人税は払っていない状況です。この赤字との相殺がなくなれば、国の税収は相当増えるでしょう。)経済界はバブル後遺症からの脱却が済んだと見ていいでしょう。  国会議員は、赤字国債の累積額の増加が止まれば、財政再建完了したといって、積極的に選挙区への利権誘導・税金ばら撒き運動を再開するでしょうが、それをやれば強い経済は永久にやってきません。  確実に国債の累積額を減らして置かなければなりません。  「強いアメリカ」・「覇権国家アメリカ」を夢見るアメリカ合衆国では、軍事費が税金垂れ流しのNo1候補ですが、政治利権国家日本では、「税金ばら撒き」が最大の問題点です。  自分のお金を有効に無駄なく使おうと努力する個人や企業から、税金として無理やりお金集めて、無駄なことに使っていたのでは、強い経済が維持できないのは当たり前です。 ・質問者さんの質問に立ち返って  ヨーロッパは安定成長重視でアメリカは経済成長力重視と見ていいでしょう。成長力重視のアメリカ経済が軍事支出の増加で、その成長の利益を国民が享受できないのですから、相対的にヨーロッパが強くなるのは当然ですね。  また、日本経済が中国の高度成長のおかげを受けているのと同じように、ヨーロッパは冷戦崩壊で急成長し始めた東ヨーロッパ・ロシア経済の恩恵を受けているのも好調の要因です。

teraHz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど、軍事費ですか…確かに戦争はお金がかかりますもんね。アメリカにしても日本にしても結局モラルのようなものが大切なんですね。その点イメージですがヨーロッパの国々は優れている気がします。観光名所が多かったり有名なブランドが多いのもそういうところが関係しているような気がします。

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