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水中のカルシウム濃度測定における硫酸ヒドロキシルアミンの役割がわからなくて困っています…。教えてください。

はじめまして。こんにちは。 私は、大学で栄養学を学んでいる大学生です。 先日授業で水中のカルシウム濃度を測定する実験を行いました。 その際、コニカルビーカーに、検水50ml、7M-NaOH溶液4.5ml、10%塩酸ヒドロキシルアミン0.1mlをいれて混和し、3~5分静置したあとNN指示薬0.1gいれよく溶かしてから0.01M-EDTA・2A溶液標準溶液で滴定を行いました。 ところが、何の目的で塩酸ヒドロキシルアミンをいれたのかがわからないのです。図書館やネットでも調べたのですが参考になるような資料を見つけることができませんでした。 教えていただけると幸いです。よろしくお願いします。

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  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.1

鉄イオン等が共存した場合に、NN指示薬が酸化されるのを避けるための還元剤 (酸化防止剤)、ということのようです。 http://dominoweb.dojindo.co.jp/FAQkoukai.nsf/View_Display/859F4D0F4CC0E67A49256D340009C5D2?OpenDocument > 大量のFe3+はトリエタノールアミンでマスクしても、NN指示薬が酸化されるので > 良い結果が得られない。 http://dominoweb.dojindo.co.jp/goodsr5.nsf/View_Display/N013?OpenDocument > 水溶液は pH7 付近では紫色、pH12~13で青色を呈するが、 かなり不安定で > 数分程度で分解、退色する。特に酸化性イオンが共存するとき著しい。 http://dominoweb.dojindo.co.jp/goodsr5.nsf/View_Display/B015?OpenDocument > Mn3+,Fe3+など酸化性のイオンは BT を分解するので、塩酸ヒドロキシルアミン > などの還元剤を添加しておく。  *上記2番目と3番目のサイトの下方にある、それぞれの構造式を比較してもらうと   わかると思いますが、BT試薬はNN試薬と同様のフェノール性水酸基(ナフトール   構造)を持っています。   このため、両者の性質は似ており、BT試薬での酸化防止策はNN試薬でも有効と   推測できます。

neige-kisa
質問者

お礼

お礼が大変遅くなってしまって申し訳ありませんでした。 言い訳をさせていただきますと、どうやって質問の回答を見るのか今までよくわかっていませんでした。 ヒドロキシルアミンの役割が納得できました。 NN指示薬の酸化を防止するためだったのですね。精確な実験結果をだすため。 ありがとうございました。 今後の勉強にも生かしていきたいと思います。

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