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瀉心湯と導赤散を処方
江戸時代の古文書を読んでいたら、医者が急病人に「瀉心湯導赤散二方」を処方していました。しかし手当てむなしく病人は一両日中に死亡してしまいました。 この病人は、数週間前まではぴんぴんしていました。健康な40歳男性で、長く煩った様子も見られません。にわかに発病し、数日で死亡しました。 瀉心湯と導赤散を処方する場合、また、処方しても死亡してしまった場合、患者はどういった病気であったと考えられますか? 素人判断では、食中毒か、何かの感染症ではないかと考えているのですが。 どなたかお詳しい方いらっしゃいましたら、お教えいただければ幸いです。
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瀉心湯とはみぞおちあたりのつかえを取り除くためのもので、用途によって○○瀉心湯と種類があるのですが、おそらく吐き気や下痢があったと考えられ、導赤散は熱さましの効果です。 予想通り、食中毒や感染性胃腸炎でしょうね。 確か、徳川家康が鯛のてんぷらを食べて食中毒で亡くなったというらしいですから同じ様なものではないでしょうか。
お礼
瀉心湯は吐き気にも処方されるのですね。そして導赤散は熱さましですか。 私の予も概ね正しかったようで安心しました。 教えてくださってどうもありがとうございました。とても参考になりました。