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写真は芸術か否か
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#1です。 「美は作品の中にあるのではなく、作品を見る人の心の中にある」という台詞がどこかにありましたが、まさにその通りだと思います。 偶然の産物をそのまま見過ごすのか、そこに美を感じ物体として定着させるのか、そこが作り手の意思であると思います。 長く時間をかけて作ったからといって、出来上がったものが美しいとはかぎらない。たとえそれが一瞬の偶然の産物であっても、美しいものは美しい。ということだと私は思います。
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- hunaskin
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全ての写真が芸術というわけではありませんが 芸術足りえる写真、はあると思います。 風景画や静物画だって筆と絵の具で目に見えるものを模写しているだけですよね。 もちろん、絵に出来るだけの観察眼や技術は必要ですが、では正確なら正確なほど芸術性の高い作品として評価されるかというと、そんなわけでもありません。 大切なのは、描いた人が何をどのように見てそれをどう表現できたのか、そしてその絵を見た人が共感なり感動なり反感なりどのように魂をゆさぶられたか、ですよね。 で、写真も同じです。 誰がシャッター押しても同じ写真になるわけではありません。 風景にしろ、人物にしろ、撮影する人が何を見て何をひとに見せたいのか、それを構図やピントやシャッター速度で調整して切り取り表現するのです。現像やトリミングも表現手段のひとつかも知れません。 見慣れた薄汚い街の景色が写真になってみると引き締まっていきいきと輝いたものに見えたりした経験はありませんか? それが写真家の表現力です。
お礼
回答ありがとうございます。 たしかに、写真を見て感動したのに実際に現地に行ってみると写真より素っ気無く感じたことがあります。作り手の表現力が現実より魅力的な世界を作っているのですね。写真は専門外でそんなにたくさん表現手段があることを知りませんでした。 レポートの方向が決まってきた気がします。とても参考になりましたありがとうございます。
アマチュアカメラマンです。 美しい写真を撮るってのは、本当に難しいです。 今の時期は紅葉が綺麗ですが、芸術を解する人であれば、「どこからどんなふうに眺めても木は木だ」なんて言う人はいませんよね。 どんな方向から、どんな倍率で、どんな背景を入れて、どんな明るさで撮影するのが一番美しいかを考えるのは本当に大変です。 また、実際にその木のところまで旅費を使って出かけて行くことも、人によっては難しいかもしれません。 それを、「誰が撮っても一緒で、努力なんて必要ない」なんて言われたら悲しいです。 つまり写真は、「美しい景色を探し当てるカメラマンの目」こそが芸術の本質であり、出来上がった作品はそのものは、その本質を実体化したものでしかないわけです。
お礼
回答ありがとうございます。 お恥ずかしい話、一枚の写真の背景までは考えていませんでした。撮る行為は一瞬でもその瞬間にいたるまでの準備は相当むずかしく繊細なものなんでしょうね。 考えなしの発言でした。申し訳ありません。おかげさまで対象を見つけるところから写真を完成させるまでという大きな範囲で見ることができました。ありがとうございます。
- cozyskt
- ベストアンサー率28% (99/343)
私も昔、同じことを考えました。 いまは「写真も芸術である」と思っています。 写真は「偶然に生じた一瞬の光景を、撮影者の意思で切り取った」ものであるという解釈もできるかと思います。 だとすれば、アクションペインティング(キャンバスに絵の具を滴下して、偶然に生じた飛沫によって作品を作ったりするもの)のような絵画となにが違うというのでしょうか。
お礼
さっそくの回答ありがとうございます。 なるほど、作り手の意思が存在する時点で芸術なのですね。一度考え始めたら袋小路にはまってしまって抜け出せなかったので、他の方の意見を聞けてよかったです。 ただ、「偶然の産物」に芸術性を認めることはできるのでしょうか?失礼な発言だったらすみません。長い時間をかけてかけて作った絵画とほんの一時で完成される絵画に違いは無いのでしょうか?
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