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湾岸戦争の音が、日本まで聞こえる?

湾岸戦争の時の爆音が、日本でも聞こえたという知人がいます。 その知人の話とは… 『その時期、ちょうど山に行っていた。すると、かすかな爆音が聞こえてきた。あれは、湾岸戦争の音だ』 …と、言うのです。 いくら、それは山で何か有っただけだ(例えば猟友会等)と、言っても、真剣に『湾岸戦争の音だった!!』と、言い張るのです。 この件について、とても揉めています。 この知人は…『あなたは、聞こえるはずが無いという、固定観念を持っている』と言います。 私は私で…『湾岸戦争の音だと決め付けるから、山で何があったか調べることもしないんだ』…と言いました。 どこの山かわかれば…音の発生源もわかるかもしれませんが、この知人は、山の場所を覚えていません。 そこで、専門の知識のある方に質問です。 素人でも理解できるように、湾岸戦争の音が聞こえるはずが無いという説明を教えていただけませんか? 聞こえてもおかしくないなら、その説明もお願いします。 また、もし…『日本でも聞こえた』と言う方がおりましたら、お話を聞かせてください。

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noname#25358
noname#25358
回答No.2

 んー。それ、説得するのは骨かもしれませんよ。  放っておいた方がいいかも。  湾岸戦争というのは「人類史上の出来事」ですので音は出ません。  それは「第30回定例国会の音がする」と言うのと同じことです。  音を出すのはあくまで「ミサイル」や「爆弾」であり、「出来事」には音はないのです。  言葉尻の問題ですが、そういう理屈をゴリ押しするような人だと、生半可な理屈では納得しないでしょう。  科学的に説明することは可能ですが……。  この地球上では、今も現に、秒間100発近い雷が、世界のどこかで鳴り響き続けています。  雷というのは爆弾などよりもよほど音が大きいため、ずっと遠くまで聞こえます。  よって、イラクの空爆の音すら聞こえるならば、その山の頂は常に、日本近隣で起きた雷でうるさくてたまらないはずです。  ゆえに、イラクの空爆音が日本で(しかも裸耳で)聞こえた可能性は万に一つもありません。(何らかの機械を経由していれば話は別ですが)  でも俺は、その人がこんな理屈で納得するとは思えません(笑)  そうそう。  #1の方が書いてらっしゃる120dbという数値ですが、騒音デシベルの単位は単純に数字を2倍すれば音が2倍になるわけではなく、120dbの2倍は130dbになります。  なので、#1の方の回答は、この地球上では絶対にありえない物凄く大げさな想定ということになります。  つーか、240dbもあったら、音圧だけでイランの地面が崩壊するかも(笑) (ようするにそんな極限的な音ですら日本には届かない、という例えですね)

その他の回答 (5)

回答No.6

http://www.nasda.go.jp/press/1997/08/kotai_970827_t3551_j.html http://www.nasda.go.jp/press/1997/08/kotai_970827_img3551_j.html まあ、無理じゃないの。TNT火薬11キロ使っても、10キロ行ったらもう60dBだっていうし。 LCE =102.3-31.7log(d)+C C =8.2log(m) ここで LCE : C特性音圧暴露レベル(dBC) d : 爆点からの距離(km) C : 質量補正 m : TNT換算の爆薬質量(kg) という国際規格があるってのが上のサイトにある。 これにはめたらいいんじゃない? イラクまでの距離を大体7500キロ、爆薬質量10000キロ(同時に爆発できるのかね?)とでもしてみたら、 LCE =102.3-31.7log(7500)+8.2log(10000) =12.26(dB) 結構、それっぽい数字だけどこれくらいは他の音もあることだし、まあ聞こえないよ。他にまったく音がない(天候状態も完璧でなくてはいけない)状況はちょっと難しいね。しかもこれくらいの距離だと上の計算式もだいぶ怪しいと思う。 湾岸戦争の音が聞こえるくらいなら他の音もずいぶん聞こえることになる。スペースシャトルのほうが音もでかいだろうし、近くの飛行機の音も全部、聞こえるってことになる。(上ので計算してみるといい。) まあ、でも上みたいな例もあるから、もしかしたら聞こえることもあるかも知れないっていうほうが無難かもね。人が壁を通過することだってありうるわけだし。(お互いの分子構造の間をうまくすり抜ける可能性はゼロではないからね。) 計算間違ってたらごめん。

rebunn
質問者

お礼

finneganswake様の場をお借りして申し訳ありませんが、ご回答下さった皆様、有難うございました。 また、これほど早く…こんなに沢山ご回答が頂けて、とても嬉しく思っています。 早速、これらの回答をまとめて、知人に説明したところ…知人も認めざるをえなくなったようです^^; 皆様からのご回答のお陰で、とても助かりました。 私も勉強になりました。 本当に有難う御座います。

noname#21507
noname#21507
回答No.5

こんな図がありました。 宇宙開発事業団 http://www.nasda.go.jp/press/1997/08/kotai_970827_img3541_j.html こんな距離でもこれだけ音が減衰するわけです。 意図的に大きな音を出す「防災サイレン」でも1.5~2km程度の可聴半径で設置するくらいです。

  • shukugawa
  • ベストアンサー率30% (80/264)
回答No.4

知人にその爆音が湾岸戦争の音だという具体的な根拠を聞いてみたら如何でしょう? とりあえず、根拠を挙げさせて、それを崩すという戦法です。 もし根拠がないとか、勘だとか、なんとなく等と言われれば困りますが、、、 根拠もないのに爆音を湾岸線戦争の音だと主張するのはおかしくないか?と問い詰めます。 田畑でカラス除けに定期的に爆音鳴らす所ありますから、私はそういう音かと思います^^; もし、日本で聞こえるとすれば、テレビとかラジオぐらいでしょうか。

  • cozyskt
  • ベストアンサー率28% (99/343)
回答No.3

No.1です。 No.2さま、フォローありがとうございます。お恥ずかしい(赤面!)。 rebunnさま、極論の例え話としてお受け取りください(笑)。

  • cozyskt
  • ベストアンサー率28% (99/343)
回答No.1

音は距離の2乗に反比例して減衰します。 例えばジェット機のエンジン近くの轟音は約120dBです。仮に爆撃の音をその2倍である240dbとしましょう。 イラクから日本までが真平らだとするとその距離は約8,000kmあると思われます(実際には曲面ですが)。 したがって、日本で聞こえる音の大きさは単純計算で 240*1/(8,000,000*8,000,000)=0.0000000000037dB となります。聞こえませんね。 (計算間違っていたらごめんなさい)

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