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降伏強さと破断強さ
Baxterの回答
実験で金属に与える応力度(物体に与える力を物体の断面積で割ったもの)を徐々に増していくとその金属のひずみが次第に大きくなっていくが、ある点に到達すると力の大きさが変わらずに、ひずみばかり増加していくようになる。この現象が降伏であり、その点での応力度の大きさを降伏強さという。 更に応力度を増して行くと、ある時点で破断する。この破断する時の応力度を破談強さと言う。 降伏強さ以内で加重をかけた後、その加重を開放すると、材料は元の状態に戻るが、降伏強さ以上の応力をかけてからはその加重を開放しても、材料は元の形状には戻らない、いわゆる塑性変形をした状態となる。
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