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臓器の所属
先日、臓器売買が発覚して騒ぎになりましたが、フランス、オーストリアなどでは臓器提供拒否のカードを肌身離さず身につけていない場合、「本人の意思不明は提供に同意」とみなしてさっさと臓器を取ってしまうそうです。これは旅行者にも適用されるとのことで、以前ドイツ人の大学生がアルプス登山中に滑落死(脳死)というケースがあり、親が駆けつけたときには既に臓器から皮膚、角膜、骨にいたるまで取り尽くされていたという事実をテレビで報じていました。 人権に敏感なはずの国で本人の意思不明は承諾とみなすなんて荒っぽい ことをして勝手に臓器を取るなんてことがどうして許されるのでしょうか?しかも旅行者にまで適用なんて!旅行者がその国の意思表示カードなんて身に着けているわけがないでしょうに。しかもその国の人でも常時提供の有無カードを身に着けていない限りは承諾ということになるなんてまるで臓器泥棒としか言いようがないように思えます。 臓器はたとえ死んでも本人の意思を尊重して処理されるべきではないかと思いますが・・・ この制度は国民が議論して決めたことでしょうか?どうしてこんなことがまかり通るのか理解に苦しみます。そのドイツ人大学生の親御さんは とても憤慨して悲しんでいらっしゃいました。許せないとおっしゃって泣いていらっしゃいました。それが普通の感覚だと思うのですが・・・ この勝手に人の臓器を取ることを許している国の論理とはいかなるものでしょうか?
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noname#25898
回答No.1
ひどい話だと、思います。 旅行会社クラスで、周知徹底をして、拒否カード配布を義務づけるしか、防衛策は、なさそうです。 自国の倫理までは、干渉できないとしても、旅行者も対象は、いきすぎだと思います。
お礼
そうですね。一部のヨーロッパの国では脳死後の臓器は社会のものという考え方をすると聞いたことがありますが、おっしゃるように時刻の倫理を外国人旅行者にまで適用なんて人権感覚を疑います。 日本では一向に進まない臓器提供に業を煮やして、健康保険証に意思を明記する欄をもうけるという話が出ていますが、拒否と書いた場合、自分が鬼畜みたいに思われそうで嫌なのでそんなことはやめてほしいと思っています。 脳死後の臓器は本当に社会のものとして特別に拒否の意思がない限り、自由に利用していいものでしょうかね?フランスやオーストリーの論理を聞いてみたいものです。