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沈殿する物質とそうでない物質の違い
こんにちは、初めまして。 僕は高校1年生の者なのですが、沈殿に関して分からないことがあります。 化学反応式をつくることはできても、その新しくできた物質が複数ある場合、どれが沈殿するのかが分かりません。 「水に溶けるか溶けないか」が判断基準ということを耳にしたことはあるのですが、化学式だけで水に溶けるか溶けないかなど分かるのでしょうか? 知っているかた、是非教えてください、よろしくお願いします。
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化学式だけでは、親水性(水に溶けやすいまたは混じりやすい性質)があるかどうかは判りません。 物質の分子内の親水性の部分を親水基と言い、これが有るかどうかで、水に溶けやすい混じりやすいが決まります。 なお、界面活性剤などのように、親水性と疎水性の両方を持つ物質もあります。 一般に、極性または電荷を有する物質が親水性を持ちます。 興味があるなら「親水性」「疎水性」「イオン」で調べてみると良いでしょう。
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- c80s3xxx
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化学式から水溶性を予測することはできませんので,代表的な難溶性塩を覚えてしまうしかないでしょうね. 高校レベルだと,塩化物なら AgCl,硫酸塩なら BaSO4,炭酸塩なら CaCO3 あたりは代表として覚えておきましょう.それ以外は水溶性のものが多いですが,そうでないものは出てきたときに覚えれば十分です. これらはイオンの化学的な性質の関係で,特定の組み合わせのときに非常に強固な結合が発生すると (当面は) 考えるしかないでしょう. あと,水溶性とか難溶性とかはあくまでも程度の問題なので,中間程度のものもありますし,高温ではかなり溶けるとかいうものもあります.また難溶性であっても「不溶性」ではなく,少しは溶けるということにも留意しましょう.
お礼
難溶性の話、ありがとうございました。 参考になりました。
基本的に覚えるべきことです。 ただし、個別に覚えるのではなく、整理して覚えるのがよいでしょう。 たとえば高校レベルでは、 硝酸塩は全て溶ける。 ナトリウム塩は全て溶ける。 硫酸塩と炭酸塩は金属側がBa,Ca,Pbの場合のみ沈澱する。 塩化物はAgとPbのみ沈澱する。 酸性で硫化物が沈澱するのはAg,Pb,Cuで、塩基性で沈澱するのはそれら加えて、Fe,Zn,Ni,Mnなどがある。 水酸化物は・・・ といった感じで覚えるとよいでしょうね。教科書や参考書などにまとめて記述されていると思います。
お礼
具体例ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
「親水基」など初めて知りました。 ありがとうございます。