- ベストアンサー
空洞共振器を運動系で観測すると共振周期数は上昇するのでしょうか
- 空洞共振器を運動系で観測した場合、共振周期数は上昇するかどうかについて検討しています。
- 空洞共振器の長さがローレンツ収縮によって短くなる場合でも、波長が短くならなければ共振することはできないと考えられます。
- 相対論の影響により、空洞共振器の中では周期が短く見える可能性があるため、共振周期数の上昇が観測されるかもしれません。しかし、この現象は微生物の寿命とは異なるため、考え方にミスがあるかもしれません。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#1で書いたように,あくまで長さというのは,「同時刻」の2点間の距離です. 相対性理論では,長さ=速さ×時間 は成り立ちません.というか,この関係(ガリレイ変換)を否定することこそが相対性理論のキモですね. 相対性理論では,長さと時間の関係は,ローレンツ変換によって規定されています. >電磁波の波長が短くなるというのは正しいのでしょうか。 正しいです.ただし,波長というのは,ある瞬間の定在波の周期的な長さのことで,(光速)×(1周期の時間) とは等しくありません. >このことは共振周波数があがるということと同じですか。 違います.共振周波数はローレンツ変換によって遅くなります.
その他の回答 (2)
- gamma
- ベストアンサー率56% (44/78)
>これは空洞共振器の系で1GHzであると言う事実を運動系で観測すると波長が短くなり1GHz以上で共振することを表しています。つまり1周期の時間が短くなることを観測するわけです。 両座標系で共通の時間を使うからこんな変な結論になるのでは。
補足
ご回答ありがとうございました。変な結論であることは自覚して質問しています。まず定在波の波長は変わるのでしょうか。それとも運動系の導波管に定在波という言葉そのものががふさわしくないのでしょうか。次に振動周期は変わるのでしようか。次に周波数は変わるのでしょうか。どうも全体が整合性が取れて考えられません。共通の時間で考えているつもりはなかったのですが、共振器内の波の数は100個というのは変わらないと思っています。これも間違いですか。波の数を運動系で数えるというのは意味がないことですか。良くわからない状態です。もう少し続けて教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
ローレンツ収縮でいう「長さ」っていうのは,ある慣性系上で「同時刻」に観測した前端の位置と後端の位置の差のことです.光が空洞の端から別の端に行くに有限の時間がかかるので,(うんと速い運動系から観測した)光の進んだ距離にローレンツ収縮で出した長さを使ってはいけません.
補足
早速ご回答ありがとうございました。観測系に対して動いている長さを横切る時間で光速を測るなどという間違いをしてしまいました。ご指摘ありがとうございました。電磁波の波長が短くなるというのは正しいのでしょうか。このことは共振周波数があがるということと同じですか。 するとやはり1周期は短くなり元の質問と同じ結果になりませんか。 よろしくお願いします。
お礼
再度ご回答頂いたこと感謝いたします。相対論の最も重要なところが 理解できてなかったことが判りました。お陰で私の疑問は解決いたしました。また勘違いと理解不足の質問をするかも知れませんがそのときはどうかよろしくお願いします。