• ベストアンサー

源氏物語のなぞ

1.光源氏について  「源氏(げんじ)」というのは姓ですか?  「源(みなもと)」が姓ではないですか?  「源(みなもと)の光(ひかり)」とは呼ばないのですか?  光が名なら「源氏光(げんじひかる)」ではないですか?  光るというのは「光かがやく」というあだ名のようなものですか? 2.物語について  天皇家を中心にし、かつ不倫を大きく扱っているのですが、  問題にならなかったのでしょうか?  不敬であるとともに、不適切な関係が多すぎます。  処刑されても仕方がないような内容に思えますが、  受容された理由は何だったのでしょうか? 以上です。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • potko
  • ベストアンサー率53% (43/81)
回答No.2

1.光源氏は桐壺帝の第2皇子でしたが、幾つかの事情から臣籍降下され、その際に   「源氏」姓を賜りました。   「源氏」というのは「源」を氏・姓とする一族のことを言い「源」は皇族が臣籍降下する際   に名乗る氏のひとつです。   「光」というのは渾名です。幼い頃から美貌と才能に恵まれ、光り輝かんばかりだった   ので「光る君」と渾名されたそうです。 2.当時の貴族の間では、面白い小説として持て囃されていたようです。   その辺に関しては、『更級日記』に『源氏物語』を読み耽る件があるので、当時の状況の   参考になるかと思います。   受容された理由としては、#1で述べられているように倫理観の違いだと思います。   倫理観が現在と非常に近い近代(大日本帝国下)では、不敬文学だと見做されていた   事があるようです。   (もっとも、そういう声は民衆から上がったらしいですが……)

その他の回答 (2)

noname#25898
noname#25898
回答No.3

1については、既に回答がありましたので2について、思うところを述べます。 紫式部は、源氏物語を天皇家をモデルとしたとか、いつの時代のものかをうまくはぐらかしていて、万一当時のえらい人から問い詰められたとしても、逃げ道を作っています。 現代の人たちが、伏字や、比喩を多用して、何らかの責任を逃れようとしているのと、似ているかと思います。 紫式部には、強い後ろ盾があり、位の読者や支持者があったので、万が一に備えてのことだとは、思います。 現在、ドラマの最後に「このドラマは、フィクションであり、登場する人物、団体は、架空のものです」 と、入れさえすれば、何をやってもいいような風潮がありますが、まさにそれの「さきがけ」だったと思います。

  • milky0204
  • ベストアンサー率25% (81/313)
回答No.1

1番については私もよくわかりません。すみません。。 2番に関して言えば、昔は性に関しての 考え方が今とは違うからではないでしょうか。 昔の倫理観は今とは全然違いますよね。 この時代は、男性が女性の元に通う、通い婚が一般的だったみたいですね。 俗に言う「夜這い」も普通の恋愛のスタイルでした。 好きな女性の元に夜出かけていき、一晩一緒に過ごし、朝に帰るというスタイルですね。 男性だけでなく、女性に対しても、おおらかだったみたいですね。 ただ女性の場合は一度に数人と付き合うと妊娠した時に誰の子だかわからなくなるので、 最低限のルールはあったと思いますが。。。 もう少し時代が後になると、女性は一人の男性に仕えると言う考え方が定着したと思います。 例えば、大奥で働く女性は、将軍のお手つきでなくても、男性とお付き合いをした、というだけで処刑されたりしてますよね。 宮中でも同じで、官女(宮中で働く女性)たちには厳しい戒律がかせられていたみたいですね。 目を盗んで、貴族たちと乱痴気騒ぎを起こして、死刑になったり島流しになった事件がいくつかありますから。。。 それにしても、源氏物語は確かに過激ですね。 源氏物語は、完全なフィクション(藤原道長がモデルだと言う説があるらしいですが)として、受け入れられたのではないかと思います。 それくらいこの時代の人たちの倫理観が、おおらかだったのではないでしょうか。 明確な回答ではなくてごめんなさい。

関連するQ&A

  • ひかるげんじorひかるのげんじ?

    「源氏物語」の主人公、光源氏の読み方は、「ひかるげんじ」ですか。それとも「ひかるのげんじ」ですか? 今までずっと「ひかるげんじ」だと思っていたのですが、最近、ある大学教授が「ひかるのげんじ」と言っているのを聞きました。えっ?と思っていろいろ調べてみたのですが、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』でも、手持ちの辞典でも「ひかるげんじ」となっています。本当のところはどうなんでしょう。 ご存知の方、教えてください! よろしくお願いします。

  • 源氏物語と実在モデルについて

    源氏物語の登場人物のモデルについてです。 源氏物語が藤原道長というスポンサーを受けていたことなどから光源氏のモデルの一人が道長であることはなんとなく想像がつくのですが、他にもモデルはいるのでしょうか? 村上天皇や冷泉天皇、斎宮の娘についていった徽子女王など、怪しいと思うのですが、わかりません。 登場人物の性格や史上のエピソードなどで類似点がわかる方がいましたら、ご教授願います。

  • 「源氏物語」を読んで思ったのですが・・

    「源氏物語」を読んで思ったのですが・・ 主人公の光源氏が周りの女性に恋をし体の関係を持つ中で、六条の御息所という女性が源氏が恋した他の女性(葵の上や紫の上)に嫉妬して、呪い殺す場面があります。 浮気をして(といっても、この時代の貴族は一夫多妻が普通だったのかもしれませんが)悪いのは光源氏のはずなのに、浮気された女性は源氏を恨まずに相手の女性を呪い殺すまでに恨んでしまいます。相手の女性は自分から源氏に言い寄ったわけでもないのに、なぜか恨まれるのです。 今の時代でも、そういう事は多い気がします。 彼氏に浮気された女性が、彼氏を恨むのではなく相手の女性を恨む。 異姓にモテる女性に嫉妬する。(言い寄っているのは男性なのに) 不倫された女性が、夫ではなく相手の女性を恨む。 自分は女ですが、そういった感覚はあまりなく、例えば、彼氏(はいませんが)に浮気されたら相手の女性ではなく彼氏を恨むと思います。 自分に彼氏がいないから分からないだけで、もし大好きな男性(ひと)ができたら自分も相手の女性を恨んでしまうのでしょうか・・ なぜ、女性は女性を恨んでしまうのでしょうか? 仕事をされている男性にとって、職場で上司に評価される事は大きいのではないかと思いますが、例えば、自分の方が実力があるのに同僚の方が上司の評価が良かったりすると、(上司を「あいつは部下を見る目がない」と思うのではなく)同僚を羨ましく(又は妬ましく)思ってしまうのではないでしょうか。女性が女性を恨むのはそういった感覚と同じなのでしょうか?

  • ★☆光源氏の本名☆★

    源氏物語で有名な光源氏ですが、光源氏は本名ではないという事で色々な源氏物語類の本で名前を創作しているのもありますが、今までしっくりきた名前がなかったので、皆さんが自分ならこう付けるかなぁと言う名前を御願いします。 ※源光はナシです。 実在したらしいですが別人の線が強いようです。 ※源?or源?? ←?の部分に漢字を入れて作って下さい。 これ以外はダメということにします。 よろしく御願いします。

  • 桓武平氏以外の平氏はいたのでしょうか?

    昔 天皇の子孫が臣下に降下するとき姓を賜って平氏、源氏等を姓にしたそうですが、源氏は清和源氏等多くの天皇の系統がありますが、平家は桓武平氏以外あまり聞いたことがありません。他にも○○平氏はいたのでしょうか、またその賜姓には何か法則があったのでしょうか?

  • 昔の人の名前の「の」の挿入

    ガキの頃から気にはなっていたのですが… たとえば、 ・源頼朝(みなもとのよりとも) ・平清盛(たいらのきよもり) ・小野妹子(おののいもこ) この3者には全て姓と名との間に「の」が挿入されていますが、これはなぜなのでしょうか?普通に「みなもと よりとも」「たいら きよもり」ではいけないのでしょうか?加えて、 ・足利尊氏(あしかがたかうじ) ・織田信長(おだのぶなが) ・徳川家康(とくがわいえやす) この3者には「の」が挿入されていませんが、これは何なのでしょうか?前者の3名と後者の3名にはどのような違いがあるのでしょうか? また、仮に家系そのものを表現する「源家」「源氏」は「みなみとけ」「みなもとし(げんじ)」などと言い、「みなもとのけ」「みなもとのし(げんのし)」などとは基本的に言いませんが、これは何でなんでしょうか? 詳しく説明できる方、いますか?

  • 源氏物語、平安貴族について。中宮に立つにはやはり父親の身分や実家の勢力

    源氏物語、平安貴族について。中宮に立つにはやはり父親の身分や実家の勢力が必要なのでしょうか(寵愛は関係ない)? 中宮定子は一条天皇の寵愛が深かったのはもちろんですが、更衣ではなく女御として入内(これも条件でしょう)、父親道隆の勢力が強かったので中宮に立てたのだと認識しています。後に入内した彰子(父・道長)然りですね? ここで源氏物語の話題になります。中宮になる条件として父の身分や実家が繁栄していることが必要であれば、藤壺の宮は不利(正直なれない)なのではないでしょうか?皇族(しかも母は正妻腹)で身分としては申し分ないとはいえ、先代の帝の皇女、しかも天皇皇后だった両親には入内時すでに死別していると思います。東宮(冷泉帝、源氏の子だが世間では桐壺帝と藤壺女御の皇子)を産んだのは事実ですが、最初に皇子を産んだのは弘徽殿女御です。 一番先に入内し、権勢ある右大臣家の弘徽殿女御を差し置いて中宮となれたのは皇族という身分と桐壺帝の寵愛ゆえなのでしょうか?弘徽殿女御は皇太后として遇されていますが、中宮のほうが帝の妻としては身分は上なのではないでしょうか? 賢帝の誉れ高かったのに、光源氏の母、桐壺更衣との出会いと死別以来、情に流されやすくなったとされる桐壺帝が、弘徽殿女御を女性として愛せないということと、自らの凄まじい寵愛ゆえに死なせてしまった桐壺更衣(藤壺と瓜二つ)への償いから藤壺を中宮に、と決めさせたのでしょうか? あと、その弘徽殿女御腹の皇子、朱雀帝は中宮がいないまま退位します。東宮妃候補として入内するはずだった朧月夜の君が源氏と通じてしまった為、女御として入内できず尚侍として寵愛を受けますが、妃ではないので中宮にはなれなかったのはわかります。しかし他に皇子皇女を産んだ、承香殿女御(今上帝の母)や藤壺女御(女三宮の母)が中宮になれなかったのは何故でしょうか?あと物語には登場しませんが女一宮とその母というものも存在するでしょう。その人はどうでしょう?存在すると想像できても登場しない人物がいるのもこの物語の深さでしょうか^^; 前者は東宮(後の今上帝)を産んでいますし、後者は皇族(既出の藤壺女御の妹)で且つ、愛娘の母親で寵愛も深かったようです。いずれも中宮になれる条件は満たしていたのではないでしょうか?物語では語られていないものの、女三宮の母を中宮にしようと朱雀帝が望んで叶う前に死別したのでしょうか?たしか女三宮が源氏に降嫁する前に母宮と死別しています。 長くなりましたが詳しい方教えて下さい。

  • 平安朝文学で音楽の話は?

    雅楽を習っている日文の学生です。 現在、平安朝文学の中で、音楽の説話や、物語の中で音楽が出てくるものを探しています。 ただただ物語に音楽のシーンがある物ですと、『源氏物語』にも沢山ありますし、いろいろな作品にほんの少しずつ出て来る場合は多々有ると思うのですが、 それよりもっと、たとえば物語の一部であっても、音楽を話の中心に置いた場面というのがなかなか無いので、探しています。 たとえば、音楽説話になりますが『今昔物語集』の、(陰陽師でも有名な)源博雅が蝉丸の元に通い曲を伝授される話、朱雀門で琵琶「玄象」を見つける(?)話等、特に音楽を中心とした話を探しているのですが、ご存じ無いでしょうか? また、音楽と霊現象が一緒に起こるようなシーンを探しています。 宇津保物語や、 たとえば、古事記や日本書紀で「神の降臨を求めて天皇が琴を弾き、見事な演奏によって天人が降下する」話や、 (やはり博雅の説話なのですが)「源博雅、鬼の笛を得たること」等です。 他にこうしたお話をご存じの方いらっしゃいましたらお教えいただけないでしょうか?

  • 源氏物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。 A.Waleyの源氏物語英訳(桐壺)を読んでいます。 わからないところを教えていただいて 少しずつ読んでいかれればと思っています。 英語の勉強もしたいと思っています。 続きをよろしくお願い致します。 1) She lived in apartments called Fujitsubo(Wisteria Tub)and was known by this name.The Emperor could not deny that she bore an astonishing resemblance to his beloved.She was however of much higher rank,so that everyone was anxious to please her,and,whatever happened,they were prepared to grant her the utmost license:whereas the dead lady had been imperiled by the Emperor's favor only because the Court was not willing to accept her. ●彼女は藤壺(藤湯船??鉢??)と呼ばれる部屋に住んだ。そして彼女はこの名前で知られた。帝は彼女が彼の最愛の人と驚くべき相似を生みだしたことを否定することができなかった。 彼女はしかしながら大変より高い身分であり、それですべての人は彼女を喜ばせたがり、そして何かが起こるときはいつでも彼らは彼女に与える最大の許可を用意させられた。 ところが、亡くなった女性は帝の好意によって危うくさせられていた。宮廷は彼女を受け入れることを望み続けてはいなかったばかりに。・・・・? Tubはうまく訳せませんでした。Walayはどんな解釈でいたのでしょうか? astnishing・・・・・・驚くべき?思いがけない? license・・・・・許可? whereas ・・・・ところが?一方? they were prepared・・・・ここが受動態になっているのはなぜですか?preparedだとニュアンスが違ってくるのでしょうか? 2) His old love did not now grow dimmer,and though he sometimes found solace and distracion in shifting his thoughts from the lady who had died to the lady who was so much like her,yet life remained for him a sad business. Genji(”he of the Minamoto clan”),as he was now called,was constantly at the Emperor's side.He was soon quite at his ease with the common run of Ladies in Waiting and Ladies of the Wardrobe,so it was not likely he would be shy with one who was daily summoned to the Emperor's apartments. ●彼の昔の愛は今、より薄らいではいなかった。そして彼は時々亡くなってしまった女性から彼女に非常に似ている女性に彼の考えを変化させる中で、慰めと気晴らしを見出していたけれども、まだ人生は彼に悲しい事を思い起こさせた。 源氏(源一族の彼)、として彼は今呼ばれていた、彼は絶えず帝の側にいた。彼は女官たちと更衣たちの普通の出入りに関してすぐにすっかり楽にくつろぎ、そのように彼は帝の部屋に毎日呼び出される人(藤壺?)と一緒で恥ずかしがりそうもなかった。・・・・・・? old love・・・・昔の愛? yetが訳本の中で筆記体になっていますが、何か理由があるのですか? sad business・・・・・businessの適当ないい訳が見つけられず、辞書に「事」というのがあったのでそれを使いました。 Ladies in Waiting and Ladies of the Wardrobe・・・・・女官たちと更衣たち?(イギリスには更衣に匹敵する身分の女性がいたのでしょうか?) one who was daily summoned~・・・・・・oneとしているので特定の人ではないのでしょうか? 3) It was but natural that all these ladies should vie eagerly with one another for the first place in Genji's affections,and there were many whom in various ways he admired very much.But most of them behaved in too grown-up a fashion;only one,the new princess,was pretty and quite young as well,and though she tried to hide from him,it was inevitable that they should often meet. ●しかしすべてのそれらの女性たちがまず第一に源氏の愛情の中で熱心にお互いと争うということは自然なことだった。そしていろいろな方法の中で彼が大変立派だと思う人たちはたくさんいた。しかし彼女たちの大部分は成長し過ぎた流行の中で行動していた。唯一新しい皇女はかわいらしく、その上実に若かった。そして彼女は彼から隠れることを試みたけれども彼らがしばしば会うことは避けられないことだった・・・・? these ladies should vie と最後のthat they should often meetのshouldは判断を表す主節の後のshouldで特に訳さなくていいものでしょうか? too grown-up a fasion・・・・「成長し過ぎた流行」という訳は変な感じですね。。。 光源氏が藤壺の女御と結婚できていたらどうだったのだろうな、と思います。 よろしくお願い致します。

  • 社会

    主に平安時代で、質問があります。 1尾張守は、なんて読むのですか?意味はなんですか? 2小武士団はなんて読むのですか?意味はなんですか? 3桓武平氏の説明で、桓武天皇の子孫で平姓を賜った氏。 平姓と氏はなんて読むのですか?あと、意味はなんですか? 4源氏の勢力は源義家の子義親が平正盛に討伐されるなど退潮気味だった。という説明 が書いてあったのですけど、退潮気味はどういう意味で、なんて読むのですか? 5首長の説明で、集団・団体などを統率する長。と書いてあったのですけど、統率する長の 長はここでは、ちょうorおさ どっちで読むのですか? 6説明で、鳥羽法皇は譲位を迫り寵妃美福門院得子の近衛天皇を即位させる。と書いてあったのですが、寵妃美福門院得子は何て読むのですか?あとこれは、だれのことを言っているのですか? 教えてください。