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昔の人の名前の「の」の挿入

ガキの頃から気にはなっていたのですが… たとえば、 ・源頼朝(みなもとのよりとも) ・平清盛(たいらのきよもり) ・小野妹子(おののいもこ) この3者には全て姓と名との間に「の」が挿入されていますが、これはなぜなのでしょうか?普通に「みなもと よりとも」「たいら きよもり」ではいけないのでしょうか?加えて、 ・足利尊氏(あしかがたかうじ) ・織田信長(おだのぶなが) ・徳川家康(とくがわいえやす) この3者には「の」が挿入されていませんが、これは何なのでしょうか?前者の3名と後者の3名にはどのような違いがあるのでしょうか? また、仮に家系そのものを表現する「源家」「源氏」は「みなみとけ」「みなもとし(げんじ)」などと言い、「みなもとのけ」「みなもとのし(げんのし)」などとは基本的に言いませんが、これは何でなんでしょうか? 詳しく説明できる方、いますか?

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  • MUD-Water
  • ベストアンサー率35% (10/28)
回答No.5

「姓」と「苗字」の違いです。          苗字 姓 名 足利尊氏 ⇒ 足利 源 尊氏 (あしかがみなもとのたかうじ)です。 松平在原元康(まつだいらありわらのもとやす) ⇒ 得川藤原家康(とくがわふじわらのいえやす) ⇒ 徳川源家康(とくがわみなもとのいえやす) 織田藤原信長(おだふじわらののぶなが) ⇒ 織田平信長(おだたいらののぶなが) に改名しています。 (No.3の回答者:Scull様が「忌部信長」と答えていますが、織田氏は忌部氏から派生した可能性はありますが、信長は忌部氏を名乗っていないので間違いです。) 他の有名な戦国武将は 「伊達 藤原 政宗」 「木下 平 秀吉」⇒ 「羽柴 藤原 秀吉」 ⇒ 「羽柴 豊臣 秀吉」 「大友 藤原 義鎮」 「長尾 平 景虎」 ⇒ 「上杉 藤原 謙信」 「武田 源 晴信」 「島津 惟宗 義弘」 「長宗我部 秦 元親」 「北条 平 氏康」 「毛利 大江 元就」 また、「木曽 源 義仲」なので、木曽義仲が天下を取り、源頼朝が伊豆で一生を終えていれば、「伊豆頼朝(いずよりとも)」と呼ばれていた可能性もあります。

noname#35502
質問者

お礼

みなさん詳しく説明していただきありがとうございました。 「姓」と「苗字」の違いですね。納得しました。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • koon1600
  • ベストアンサー率51% (200/390)
回答No.4

この板の定期質問ですね・・・月1回くらい同じ質問がでています。 以前は似たような長文を連ねていたのですが、コピペも申し訳ない気がするので・・・ 以下のURLを確認していただければ、疑問は氷解すると思います。 ​http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2612631.htmlhttp://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2208886​​ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2239491​​ http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2416158​​ http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2459619.html​​ 簡単に言えば姓(天皇から賜るもの。源平藤橘、菅原等)は「の」を入れる風習(氏への所属を示しているとされます)があり苗字(勝手に名乗るもの。基本は地名。熊谷、足利など)は入れない。 ただ苗字でも鎌倉初期までは「の」を入れている節があり、それは、「○○(地名)というところの~」といった意識でいれていると考えられる。

noname#35502
質問者

お礼

コピペ読ませていただきました。 ありがとうございました。

  • Scull
  • ベストアンサー率26% (248/951)
回答No.3

本姓(氏姓)と、苗字の違いです。 氏姓ではその人の「氏族」、つまり血統を表して天皇より賜るものとなっています。源平籐橘、豊臣、伴などがこれにあたります。本姓は全国に散らばる為に、~氏の血筋の誰それさんという事で「~の」といいます。足利尊氏、徳川家康は共に「源氏」なので、源の(朝臣)尊氏、源の(朝臣)家康です。信長は忌部(いみべ)氏から平氏になったので、忌部の(朝臣)信長または、平の(朝臣)信長です。 それとは別に勢力基盤を表す「苗字」があります。足利は現在の足利市に基盤を持っていましたし、家康は新田氏の亜流「得川」に基盤を持つと自称して徳川を名乗りました。 「源家(げんけ)」「源氏」に「の」が入らないのは当然で、「家」「氏」は個人名ではありません。源氏に「氏」さんがいれば「源の氏」と呼ばれたかもしれませんが。 この「の」がつくつかないは「時代には関係ありません」。平安時代の武将「源の頼光」には頼光四天王と呼ばれる配下がいました。内の筆頭「渡辺綱」は源氏なので「源の」ですが、名字が渡辺なので渡辺綱と呼ばれます。 正式に呼ぶ時は「徳川(苗字)内大臣(官職)二朗三郎(通称)源(本姓)朝臣(取り敢ず天皇の家臣なので)家康(諱)」となると聞いた事があります。

noname#35502
質問者

お礼

結構詳しく調べてもらって助かりました。 ありがとうございました。

回答No.2

本姓と苗字の違いであると思われます。 本姓と名の間には「の」をいれ苗字と名の間には「の」を入れないのが 通例です。例外はありますけど。 足利尊氏(あしかがたかうじ)は苗字と名で、源尊氏(みなもとのたかうじ)が本姓と名です。 織田信長(おだのぶなが)も苗字と名で、平信長(たいらののぶなが) が本姓と名です。 徳川家康も源家康(みなもとのいえやす)が本姓と名です。 ちなみに豊臣秀吉も豊臣は天皇より下賜された本姓で(とよとみのひでよし)が正式だと思います。羽柴秀吉が苗字と名です。

noname#35502
質問者

お礼

>本姓と苗字の違いであると思われます なるほど、そう考えることもできますね。 ありがとうございました。

  • dulatour
  • ベストアンサー率20% (327/1580)
回答No.1

基本的に、平安時代と鎌倉時代を境目と考えてください。 鎌倉時代以前は、姓名の「姓」に当たる部分は、「なになにの家系」や「なになにの場所にいる」なにがしという意味合いでした。 しかし、鎌倉以降は、「姓」に当たる部分が現在のような「苗字」に変わっていったのです。 ただ、鎌倉時代の初期は、「みなもとのよりとも」のように千時台を引きずっている者もあります。平家物語の世界では、ほとんどそうです。 歴史上の人物を思い浮かべてください。 鎌倉時代でも、「北条時宗」は「ほうじょう の ときむね」ではありませんね。

noname#35502
質問者

お礼

へぇ~、「なになにの家系」や「なになにの場所にいる」という意味があったのですか。 ご回答ありがとうございました。

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