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中国人や朝鮮人の名前の字の読み方
最近のテレビや新聞で中国人や朝鮮人の名前を報道する場合、必ずといっていいほど、前者は日本語読み、後者は朝鮮語読みされます。なぜ朝鮮人だけ現地語読みなのでしょうか。私は金正日は「きんしょうにち」、盧武鉉は「ろぶげん」でいいと思うんですが。別に朝鮮人の名前を日本語読みしたって何の差別にもならないと思いますが、なぜでしょうか。 ちなみに朝日新聞では中国人の名前も現地語読みで読ませていますが、これに至った経緯もお分かりでしたら教えてください。
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#7です。追加回答します。 日本国内の新聞は日本語を用います。読者の大多数が日本人だからです。朝鮮の固有名詞の場合、盧武鉉、仁川、裴勇俊と書きます。 同様に、テレビのアナウンサーならば、視聴者の大多数は日本人なのだから、盧武鉉を「ろ・ぶげん」、仁川を「じんせん」、裴勇俊を「はい・ゆうしゅん」と読めば良いはずです。それをなぜ「ノ・ムヒョン」、「インチョン」、「ペ・ヨンジュン」と朝鮮語読みするのでしょうか。NHKテレビは、字幕で「ノムヒョン(盧武鉉)」と書きます。NHKは視聴者を教育しているのです。 漢字の日本語読みには二種類の発音があります。訓読みと音読みです。「川」の訓は「かわ」、音は「せん」です。日本人は小学校の時から二種類の発音を覚えなければなりません。それだけでも負担です。その上、私たちは「朝鮮語読み」も覚えなければならないか。 漢字は古来、中国大陸、朝鮮半島、日本、ベトナムなど、東アジア各地で共通の文字でした。(漢字の発祥は黄土平原らしい。)しかし漢字の読み方は、各地の民族の自由に任されました。例えば「平」の場合、中国(北京語)では「ペイ」、朝鮮では「ピョン」、日本では「へい、ひら、たいら」です。同じ中国大陸でも、北京語読みと広東語読みとでは異なります。つまり、各民族がそれぞれ独自の言語文化を形成したのです。(言語:話し言葉) 中国人はこのことを良く知っていますから、例えば毛沢東、江沢民、胡錦濤の名前を、朝鮮人が何と読もうと日本人が何と読もうと一向に気にしません。従来からそうでしたし、今もそのはずです。何しろ中国自身、あの広大な地域に多くの民族と多くの言語があり、従って、同じ漢字でも多様な読み方があるのですから。この点に関しては、中国人は鷹揚としています。 しかし朝鮮人が問題なのですね。安倍晋太郎元外相が「全斗煥」を外務省職員に現地読みするよう指示したのは、韓国の外交部からの要求があったからでしょう。また「ソウル」について、中国で「漢城」から「首爾」に変更されたのも、韓国側の強い要求があったからであり、中国側が自主的に変更した訳ではありません。朝鮮人の子供じみたナショナリズムには辟易させられます。 古事記や万葉集を読めば分かりますが、日本人は、漢字の訓読みと音読みが成立して以来、1300年以上にわたって漢字の日本語読み(独自の言語文化)を維持してきました。それが最近、朝鮮語読みが加わり、さらに中国語(北京語)読みも加わりそうな気配なのです。 次に会話の場合です。朝鮮人同士の会話では朝鮮語が使われ、日本を「イルボン」、東京を「トンキョン」、徳川を「トクチョン」と発音しても一向に構いません。自由にやってください。朝鮮の言語文化を大事にして下さい。同様に、日本人同士の会話は日本語を使います。韓国は「かんこく」、首爾は「しゅじ」、盧武鉉は「ろぶげん」と日本語読みします。日本人の自由にやらせて下さい。 ただ、朝鮮人と日本人との会話では、相手や相手の家族の名前は、相手が現地読みを望んでいようといまいと、相手の民族の固有の発音を尊重するのが礼儀です。 私は右翼ではありません。保守派です。 私の記憶では『1990年頃から、朝日新聞は南北朝鮮の固有名詞を朝鮮語読みする運動を始めた」のは間違いないし、「NHKがこれに追随した」のも間違いありません。ご存知の通り、朝日新聞は戦前、戦後を通じ、一貫して左翼メディアであり続けています。NHKは、労働組合が官公労に所属するから、体質的に左翼なのです。左翼は、日本共産党を見れば分かるように、常に『反日』です。 「NHK日本語読み訴訟」の件ですが・・。在日朝鮮人の崔昌華牧師がNHKへ要求した内容は、わがままであり、横暴です。在日朝鮮人は外国人であり、外国籍のまま日本で生活できるのだから、日本の慣習や文化に融け込んで、さらに一般の日本人より控えめの態度であっても良いはずなのに、控えめどころか「特別永住者」という特権的地位にあぐらをかき、あろうことか、日本の放送局であるNHKに自分の名前の朝鮮語読みを要求したのだから。 「マスコミが現地読みするか、あるいは日本語読みするかは……マスコミ自身が判断・・」と主張する人がいますが、私は反対です。マスコミの記者は言葉を生業とします。言葉を生業とする記者が言葉のルールを変えてはいけません。例えば、プロ野球の選手は野球を生業とします。野球の選手が野球のルールを勝手に変えたら、一体どういうことになるでしょうか。言葉のルールの変更は、例えば国語審議会のような、責任ある機関が担当すべきです。
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- hinode11
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#10です。一部訂正させて下さい。 「朝鮮の固有名詞の場合、盧武鉉、仁川、裴勇俊と書きます。」を、 『朝鮮の固有名詞を書く場合、盧武鉉、仁川、裴勇俊と表示すれば良いはずです。』に訂正。
- tiuhti
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このサイトでも、いままでも繰り返し同様の質問が出て、様々な回答が出ていますね。 まず、比較的わかりやすい事実から行くと、ある程度の歳(私自身がそうです)であれば、韓国の全斗煥大統領の読み方として、「ゼントカン」と「チョンド(ゥ)ファン」の二通りがご記憶にあると思います。しかし、盧泰愚大統領の読み方は、ノテウであって、ロタイグという読み方を聞かれた記憶は、皆さんお持ちでない事と思います。(私も、右翼の街宣以外ではロタイグは聞いた事がありません。ロタイグと言っても、普通の人は聞き慣れていないので、通じない可能性がありますからね。)全斗煥大統領の在任期間は、1988年までです。 そうなったきっかけは、1984年の全斗煥大統領の訪日(9月)の前の7月4日に、当時の安倍晋太郎外務大臣(安倍現首相の父親)が、外務省に対して、現地読みするよう指示を出した事です。 http://www.nnh.to/07/04.html どういうわけか、中国については、従来の日本式の読み方が続いていますが、とにかく、韓国については、これがきっかけであるのは、読売新聞も記事にしている通りです。↓ http://www1.ocn.ne.jp/~kanamozi/hikari875-0203.html 従って、「1990年頃から、朝日新聞は南北朝鮮の固有名詞を朝鮮語読みする運動を始めた。」のではないし、「NHKがこれに追随した」のでもありません。 尚、現時点でのマスコミ側の整理は、「相互主義の原則に基づく政府間の合意に、マスコミもフォローしている」という事になっているようです。↓ http://members.jcom.home.ne.jp/u33/i%20think%200301103c.htm 「日本の反日メディアである朝日新聞と韓国の反日メディアである東亜日報などの新聞が勝手に取り決めた」事ではないですね。(苦笑) また、日本語読みをする事が差別にあたるかどうかについては、いわゆる「NHK日本語読み訴訟」の判決が参考になるので、引用しておきます。(尚、この裁判が、マスコミでの現地読みの理由だとする意見もあるようですが、1975年に訴訟が起きて、1988年に確定し、それも原告敗訴ですから、少なくとも直接的な原因ではないと思われます。) 「人は、他人からその氏名を正確に呼称されることについて、不法行為法上の保護を受けうる人格的な利益を有するものというべきである。」 「しかしながら、氏名を正確に呼称される利益は、氏名を他人に冒用されない権利・利益と異なり、その性質上不法行為法上の利益として必ずしも十分に強固なものとはいえないから、他人に不正確な呼称をされたからといって、直ちに不法行為が成立するというべきではない。」 「不正確に呼称した行為であっても、当該個人の明示的な意思に反してことさらに不正確な呼称をしたか、又は害意をもって不正確な呼称をしたなどの特段の事情がない限り、違法性のない行為として容認されるものというべきである。」 「右の慣用的な方法(引用者註:日本語読みの事)が社会一般の認識として是認されたものであるときには、氏名の有する社会的な側面を重視し、我が国における大部分の視聴者の理解を容易にする目的で、右の慣用的な方法によって呼称することは、たとえ当該個人の明示的な意思に反したとしても、違法性のない行為として容認されるものというべきである。」(最高裁第三小法廷1988年2月16日) これを勝手に「翻訳」すると、「名前を正確に呼ばれる権利はある」、「しかし、相手が嫌がっていたり、相手をバカにする意図をもって不正確に呼ぶといった特別な事情が無い限り、違法性は無い(つまり、呼び方そのものではなく、その裏にある意図によって違法性の有無は判断される)」、「マスコミが、わかりやすくする為に一般的な慣行に従う場合は、本人の意思に反していても、違法性はない。」という事でしょう。 この判決は、そのまま「個人が自分の主義に従って、日本式の読み方をする事」には当てはまりませんが、相手が嫌がっているのを知っていたら、マスコミのように「一般視聴者の理解を容易にする」といったメリットがない以上は、不法行為にあたる可能性がある、と考えるのが妥当と思います。また、法律上の解釈は別として、現地読みを望んでいる相手に、面と向かって、日本語読みをする(=相手の要望を無視する)のは、差別以前の、基本的な常識の問題として、やめておくべきでしょう。正しい発音は無理にしろ、できるだけ相手の名前は正しく読もうとする、というのは、差別云々以前の、基本的な礼儀の問題です。私自身の経験からしても、ヨーロッパ人もアメリカ人もアジアの人(含む中国人)も、私が、私の名前の正しい発音を教えれば、それに近い発音をしようと努力はします。 ただ、例えば質問者の方が、北朝鮮の主席を、キンショウニチと呼んでも、実際に訴えられる可能性はゼロですし、相手もおそらく気にしないでしょうから、自由にされればよいと思います。また、マスコミが現地読みするか(orふりがなをふるか)、あるいは日本語読みするかも、読者にわかりやすいのはどちらか等々を総合的に考えて、それぞれのマスコミ自身が判断すべき問題だと思います。 しかし、韓国については、既にNo.8の方が回答されたように、現実に日本語読みが困難になってきているのも事実です。その良い例が、人名ではありませんが、首都のソウルです。ソウルには漢字表記がないので、どうやっても日本語読みができません。ですから、個人の主義は別にして、韓国については、現地読みは必然的な流れと思われます。(蛇足ですが、中国においても、かつての漢城という書き方&読み方から、首爾=ほぼ、ソウルと聞こえるいう発音になる=に切り替わりつつあります。) ついでにいえば、これもNo.8の方も指摘された通り、地名まで広げれば、旧来から、常に日本語読みしてきたわけではありません。そもそも論からすれば、漢字の、その時々の新しい読み方(あるいは地域も異なる読み方)を受け入れてきた結果、一つの漢字に対して複数の音読みが存在するようになっている訳で、漢字を現地読みしたからといって、日本の文化を否定する事には、全くなりません。単に、最初は覚えるのがちょっと手間、ってだけの事です。「メンドクサイから、俺はお前の名前を日本語読みするんだ」と、もし、面と向かって相手に言う人がいれば、それは、侮蔑にあたるし、それを特定の民族に対してだけやれば、差別と非難されて当然でしょう。 繰り返しになりますが、相手が気にしていなかったり、もしくは気にするとは到底思えない場合まで、侮蔑や差別にあたる、というつもりはありません。韓国については、日本語読みを押し通そうとすれば、李 承ヨプのように、漢字がわからなかったり(日本にない字なのでマスコミがカタカナ表記にしてしまう)、あるいは、わかっても読み方が直ぐにはわからない、といった問題があるので、現実には、完璧にその主義を守るのは不可能だとは思いますが、基本的には個人の勝手でしょう。
- ryogaps
- ベストアンサー率28% (2/7)
人名ではありませんが、北京をペキン、上海をシャンハイ、餃子をギョウザ、明太子をメンタイコと読むのは果たして「日本読み」だと言えるのでしょうか。 中国人は必ずといって良いほど日本語読みとおっしゃいますが、例えばチャン・ツィイー(章子怡)、西武ライオンズのシュウ・ミンチェ(許銘傑)など、必ずしもそうでもないと思いますが。 韓国人名を日本読みにしようとする場合、いくつかの問題があります。ご存知だと思いますが、芸能人名などは韓国国内で漢字を使っていない場合が多く、正確な漢字がわからない場合が少なくありません。芸名の場合、そもそも漢字がない場合もあるし、本名の場合も、役所の戸籍を見ないかぎり正確な漢字がわからないケースもあります。 中華圏の韓流スター関連の雑誌などでは、ハングルの名前から漢字を推測してそれが勝手に使われることもあります。つまり韓国人名を日本読みする場合、まず漢字がわからない、という点が大きいです。 比較的に韓国語名のカタカナ読みが、現地の人に通じやすいという点もあります。 日本国内で活躍する韓国人の場合、役所に外国人登録もしてるわけですし、漢字ははっきりしていますが、李スンヨプを見ればわかる通り、日本国内では珍しい難しい時が使われることもあり、日本読みが困難な場合があります。 三国志の夏侯惇は、初めてゲームが発売された時は「かこうじゅん」と読まれていましたが、その後「かこうとん」になりました。台湾出身の囲碁の棋士、張栩は、ずっと日本読みで「ちょう う」となっていますが、栩の正しい日本読みは「ク」という指摘があるにもかかわらず、「ク」だと「チョーク」になってしまうので、「ちょうう」をそのまま使ってるという事実もあります。 このように日本読みは万能ではなく、現地読みが楽である部分も理解してほしいです。
- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
日本には朝鮮の固有名詞も中国の固有名詞も日本語読みする文化がありました。毛沢東を「もう・たくとう」、重慶を「じゅうけい」、金日成を「きん・にっせい」、平壌を「へいじょう」、金大中を「きん・だいちゅう」、仁川を「じんせん」という具合に。 ところが米ソ冷戦終結後、つまり1990年頃から、朝日新聞は南北朝鮮の固有名詞を朝鮮語読みする運動を始めました。反日的放送局である日本放送協会(NHK)がこれに追随しました。日本政府と韓国政府との間の協定など存在しません。 「相互主義」とは、日本の反日メディアである朝日新聞と韓国の反日メディアである東亜日報などの新聞が勝手に取り決めたことであり、私たち日本国民には従う義務は全然ないのです。私たちは日本文化を守るべきだと思います。裵勇俊は「ペ・ヨンジュン」と読まないで「はい・ゆうしゅん」、崔志宇は「チェ・ジウ」と読まないで「さい・しう」と読みましょう。盧武鉉は「ろ・ぶげん」、金正日は「きん・しょうにち」と読みましょう。 最近の朝日新聞が中国人の名前も中国語読みで読ませているのは、朝日新聞が中国共産党機関紙人民日報の命令に従っていると見て間違いありません。中国人の名前の中国語読みを拒絶し、従来通り日本語読みして日本文化の独自性を守りましょう。
お礼
詳しい解説ありがとうございます。やっぱり全部朝日が悪いんですね。支那や朝鮮に媚びてもろくなことがありませんからね。朝日新聞は困ったものです。
- nobugs
- ベストアンサー率31% (1061/3349)
原則論としては、現地の発音を「出来るだけ」忠実に表現することとなっています。(そのままの発音である必要は無し) 中国の場合は、漢字を採用していることから、相互協定で各国での読みを採用しても良いとされています。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
3番さんの理屈が良く分からないのですが。 ニュースや新聞でオーストリアの首都のことを指すたびに、英語読みやドイツ語読みの注釈が必要だし、現地の人もそれを望んでいるということなんですか? また「世界中の言語(特に英語)で発音されている読み方」をしないと「相手国の方々に失礼」というのも意味不明です。 小平を「トウショウヘイ」と発音するのが失礼なら、英語風に「トンシャオピン」と発音するのも同様に失礼です。中国語の場合「トンシャオピン」と単純に読み上げても、ピンインの分だけで単純計算では64種類の組み合わせが出きます。組み合わせ次第では凄く失礼な言葉になっているかもしれませんよ。 世界の国に通用すればよいというだけの理屈も、英語表記が最適ですかね? それで通じるのは世界ではなく英語圏だけでしょう。一口に世界と言っても、英語は政治・経済的な意味ではTOPの言語ですが(まぁこの理屈なら日本語だって経済的には利用価値の高い言語ですし)、人口比率から言うと世界で最も通用する言語は中国語(将来的にはヒンドゥー語)です。あるいは利用国数で言うならばスペイン語? いっそのこと英語と中国語とスペイン語の並列表記が望ましいとなるんでしょうか。 ということで結局のとこは中国のあるいはオーストリアの人にしてみれば、別に最初からそんなことは期待していないというだけの話ではないでしょうか。「トウショウヘイ」でも「トンシャオピン」でも、それで失礼だなんて思わないと思いますが。 そういう意味では質問者さんの言うとおり、人名や地名の呼び変えは差別的表現方法でも何でも無いと思うのですが、これは2番の回答でも触れたとおり、そもそも差別的だから呼称を改めたという(噂話はよく出てくるのですが)ソースが無いと思います。 ただ韓国(ハングル)に関してだけいえば、例えばチェ・ジウ(崔志宇・Choe Jiu)はこちらの発音でもあちらの発音でもチェ・ジウでそのまま正確に通りますし、また漢字での呼称がそもそも廃れているという事情も大きいと思います。 ※質問者さんの回答とはまるで違うところで盛り上がってしまってすいません。
- GermanLover
- ベストアンサー率40% (56/139)
3さんへ 中国語を日本語で表記する事は困難とのことですが、では、英語名なら簡単なんですか?ドイツ語名は簡単ですか?タイ語名は簡単ですか? 他国の言語を日本語で表現するには必ず困難な音があります。 私が言いたかったのはそんなことではありません。 世界中の言語(特に英語)で発音されている読み方をするべきではないか、と言う事です。 鄧小平を「トウショウヘイ」と発音して理解できるのは日本人のみだが、「トンシャオピン」と発音すれば世界の大多数の国で理解できるのです。 ジョン・ポールIIが亡くなりました、と言われてピンと来る日本人は何人いるでしょうか? 故ヨハネ・パウロIIの英語読みです。 オーストリアの首都は何処でしょうか? ウィーンではありませんよ。 英語でいうならヴィエナ(Vienna)、現地語(ドイツ語)ならヴィーン(Wien)です。 ウィーンはドイツ語表記を英語読みしたもので日本人意外には通じません。 そんな発音をしていては相手国の方々に失礼です。 日本では、そういった固有名詞の間違った発音がまかり通っているから、改めるべきではないか?、と言う事なんです。
- popesyu
- ベストアンサー率36% (1782/4883)
基本的には日本語読みで、韓国だけが例外です。 20年ほど前(1984年頃?)に韓国政府からの要請によるものということらしいのですがソースは分かりません。マスコミレベルでの特に正式な協定を結んだわけでもない話なのかもしれません。 またこれは相互主義になっており、韓国でも日本人名は日本語の音で表意します。 中国語の場合、難しいのは同じ漢字でも発音が地方によって大幅に変わるということです。例えば広く流通している北京語と広東語は方言レベルではないほど異なる発音です。文法は一緒ですが、フランス語とドイツ語ぐらい異なります。そのため中国政府も公用語は北京語ですが、人名・地名の呼び方は現地の言葉優先としています。 また英語に限らずですが日本語では表現できない音もあります。かつてのアメリカ大統領レーガンは日本語的にはレーガンとリーガンの中間ぐらいの音になりますが、向こうの人にしてみれば日本語ではレーガンと発音してもらったほうが分かりやすいということらしいく、最初はどのマスコミもリーガンでしたが途中からレーガンに改められました。中国語にも「反り舌音」「無気音・有気音」「声調」など、カナでは表しにくい音があります(例えば日本語で言う"パ"は中国では息を強く吐き出しながらの"ハ"です)。 こういったものを日本語で表記するのは困難です。というわけで、2番さんの要望はちょっと難しいものがあります。 ※ということですので朝日新聞の現地語読みというのも実際は現地語読みではないかと思います。朝日的には気を使っているつもりなのかもしれませんが逆に微妙に近い分、おかしな言葉に聞き間違えられる可能性もあるし、どうせ日本語的に置き換えられている訳だし、無駄な努力かと思います。 ただし、ハングルは日本語に強く影響を受けた一種のひらがな文字です(漢字文化は廃れています)ので、こちらの音は向こうの音でも正確に発音できますし、逆もしかりです。どう読もうと差別にはならないと思いますが、まぁそもそも差別だから改められたという話も(ネット上ではソースが無い話でよく言われていますが)ありません。100%の音交換が可能なんだから、お互いのニュースを見聞きした時に便利だからという程度のことかもしれません。
- GermanLover
- ベストアンサー率40% (56/139)
はっきり覚えてないんですが...。 日本で韓国名は韓国語読みする、韓国でも日本人名を日本語読みで放送する、という取り決めがされたため、と記憶しています。 中国とはその取り決めが出来ていないため中国名は日本語読みのままです。 朝日新聞の件の経緯は分かりませんが、海外では中国名は中国語読みで報道されています。 以前鄧小平氏が亡くなられたとき、海外でそのことを知ったのですが「トンシャオピン氏、亡くなる」と言われて誰の事か解らなくて困ったことがありました。 取り決めは無くても(中国名だけではなく)人名は現地語読み(または英語読み)をして欲しいものです。
お礼
お返事有り難うございます。
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
自信は全くないですが、韓国や北朝鮮の名前については、最近は漢字表記できないものがあると聞きます。 それで、一律原語読みに合わせているのではないでしょうか。
お礼
迅速に回答していただき、有り難うございます。
お礼
大変詳しい解説をしていただき、ありがたく思います。朝鮮人は変なやつらばかりです。何とかならないかな。