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社会保険と国民健康保険って
会社を始めて2年くらいですが、従業員は1人であとは役員、みな家族でやっています。売上もまだまだですから健康保険は国保にしていますが、ゆくゆくは社保も考えています。でもどうなんでしょうか?社保にすると会社負担・本人負担はどれくらいでしょうか?会社負担が大きいともう少し先伸ばしになってしまいますが・・社保も3割負担と聞いていますが、全く保険の事はわかりません。国保・社保はどこがどう違うのでしょう?わかりやすい回答をお願いします。
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こんにちは。 先ず、「社保」とは「社会保険」の略で、「健康保険」と「年金」を合わせて「社保」と言いますから、「社保」と「国保」は並列の関係ではありません。 一応、「社保」を「国民健康保険以外の保険(政府管掌保険や組合健保など)」と理解して、以下書かせて頂きます。 >社保にすると会社負担・本人負担はどれくらいでしょうか? ・労使折半ですから、負担割合は1:1です。 具体的な金額の計算は、多分加入されるとすれば政府管掌保険でしょうから、保険料は「収入×8.2%」で労使折半ですから、会社・本人の負担はそれぞれ「本人の収入×4.1%」です。 >会社負担が大きいともう少し先伸ばしになってしまいますが・・社保も3割負担と聞いていますが、全く保険の事はわかりません。 ・受診する時の本人負担は、何れも医療費の3割です。 >国保・社保はどこがどう違うのでしょう?わかりやすい回答をお願いします。 ○保険料 ・政府管掌保険は前述のとおり、収入に定率をかけて保険料を算出し、会社と本人で負担します。 ・一方、国民健康保険は、保険料を本人がすべて負担します。 保険料は、国民健康保険の運営は各市町村がしていますのでばらばらです。同じ収入でも、安いところと高いところでは、2倍程度の保険料の違いがあります。 ○扶養 ・国民健康保険には扶養という概念がありませんから、家族にいくら収入があっても一緒に保険に加入できますが、その他の保険には扶養という概念がありますから、大抵は年収130以上の方を保険の扶養家族にすることは出来ません。 ・その代わり、国民健康保険は世帯単位で加入するのですが、加入者が増えると保険料が増えます。保険料に、加入者全員の所得で算出する部分と、加入者の人数で算出する部分があるからです。 一方、政府管掌保険は、本人の収入で保険料が決まりますから、扶養者が何人に増えても、保険料は変わりません。 ○結論 ・会社としてどちらが有利か言いますと、圧倒的に国民健康保険の方が有利です。 ・何しろ、国民健康保険には会社負担が全くありませんから。
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- o24hit
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ANo.3です。 >出産に際しても違いがでるのでしょうか?奥さんも5月頃まで働いていましたが今はやめてますから、一緒の保険だと思います。 ○国民健康保険 国民健康保険には、出産に際して「出産育児一時金」を支給する制度があります。 ・出産育児一時金 保険加入者について、出産時に一律30万円程度(市町村の条例で支給を決めますので、金額は任意に決められますが、この金額が多いです)の支給があります。 ○国民健康保険以外(会社で加入する健康保険) 「出産育児一時金」と「出産手当金」を支給する制度があります。 ・出産育児一時金 国民健康保険と同じく、保険加入者について、出産時に一律30万円(これも保険者が決めますが、大抵この金額です)の支給があります。 ・出産手当金 出産される本人に支給されるもので、基本的には会社員で産休中の人が対象です。ただし退職してから6カ月以内に出産した人も対象になります。 支給額は、産休中に給与がもらえない方について、産前42日と産後56日間の計98日分について、給与の60%が支給されます。出産が予定日より早まったり、遅れたりすると、もらえる日数が変わります。 ただ、仕事を続けられる方については、産休中にも給料が60%以上もらえる場合、出産手当金はもらえません。 ○今回のまとめ ・会社で加入される健康保険(つまり、国民健康保険以外)の奥さんは、「出産手当金」がもらえる場合がありますから、有利な場合があります。 ・奥さんが「出産手当金」の対象にならなければ、国民健康保険も会社で加入される健康保険も、同程度の金額の「出産育児一時金」がもらえますから、同じといっていいと思います。 [参考] 国民健康保険法 第58条 保険者は、被保険者の出産及び死亡に関しては、条例又は規約の定めるところにより、出産育児一時金の支給又は葬祭費の支給若しくは葬祭の給付を行うものとする。ただし、特別の理由があるときは、その全部又は一部を行わないことができる。 健康保険法 (保険給付の種類) 第五十二条 被保険者に係るこの法律による保険給付は、次のとおりとする。 一 療養の給付並びに入院時食事療養費、特定療養費、療養費、訪問看護療養費及び移送費の支給 二 傷病手当金の支給 三 埋葬料の支給 四 出産育児一時金の支給 五 出産手当金の支給 六 家族療養費、家族訪問看護療養費及び家族移送費の支給 七 家族埋葬料の支給 八 家族出産育児一時金の支給 九 高額療養費の支給
- walkingdic
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>社保にすると会社負担・本人負担はどれくらいでしょうか? 単純には月給の約25%の金額となる保険料(厚生年金+政府管掌健康保険)を本人と会社で負担します。 >国保・社保はどこがどう違うのでしょう?わかりやすい回答をお願いします。 1.国民年金+国民健康保険 年金は国民年金のみ 健康保険は国民健康保険(以後国保と通称名で呼びます) 2.厚生年金+政府管掌健康保険(大きな会社だとこれではなく独自の健康保険組合があることがあります) 年金は国民年金と厚生年金独自分の2本立てになる。(厚生年金保険料に国民年金は含まれます) 健康保険はいわゆる社会保険の健康保険(健保と以後呼びます) 年金の方は平たく言えば2本立て(二階建てという表現もされる)なので老齢の受給額も大きく、また障害や遺族での受け取りの条件もよいし金額も増えます。 健康保険の方は、国保は本当に最低限ですが、健保には一定要件を満たせば自分の家族を扶養家族として被保険者に出来、そのときに保険料が上がることがない(国保は加入者分だけ上がる)。 という「扶養」という概念があるのが一つ、それから病気になって働けなくなった場合に最大1.5年傷病手当金がもらえるとか、出産手当金がもらえるなどの制度もあります。 一般には国保と健保では健保の方が保険料が安めです。(たとえ会社負担分を入れたとしても) 特に給与が多めだと、また家族がいたりするとその傾向が強いです。 年収500万とかあると国保だととんでもない保険料になりますから、健保の方がずっと安いです。 年金については二本立てなので当然厚生年金の方が高いです。ただ給付もかなり多くなります。 国民年金だけのときより2倍以上はもらえる(20才からずっと厚生年金に加入した場合)と思ってもかまいません。 基本的な思想の違いとしては、国保&国民年金は最低限の保障にとどめる(年金など追加が欲しければ国民年金基金がある)、社会保険の方は働く人の為の保障を充実させ、また老後も一定水準を確保しようという考えが働いています。 ちなみにご質問のように法人となっている会社の場合ですと本来は社会保険は強制加入です。 今まで黙認していた社会保険庁も今後は加入促進させるようなので、仮に社会保険に加入したくないといっても、それが通用しない時代になりつつあります。
- zorro
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補足
ありがとうございました。従業員には今年暮れに初めての子供が生まれます。出産に際しても違いがでるのでしょうか?奥さんも5月頃まで働いていましたが今はやめてますから、一緒の保険だと思います。