• ベストアンサー

愛を感じるクラシック!

nabayoshの回答

  • nabayosh
  • ベストアンサー率23% (256/1092)
回答No.3

愛って言ってもいろいろあるわけで、例えば<愛郷心>という意味で言えばスメタナの「我が祖国」の中の有名曲「モルダウ」ですよね。チェコのオーケストラが来日して、自分たちはうんざりするくらいな曲だろうにもかかわらず、熱演しているのに接すると、それもまた強い愛を感じますね。 <恋人への愛>というと真っ先にベルリオーズの「幻想交響曲」を思いつきます。これは半分狂気の世界に足を踏み入れていて、愛というより怨念なのですが、時に愛は病的にもなり暴力的にもなるなあ、ということを思わせられます。 <愛妻心>で言えばワーグナーの「ジークフリート牧歌」。愛妻の誕生日のために作曲し、寝室のそばの階段に並んで演奏したという、機会音楽と言われるものですが、ワーグナーの愛妻心が見えますね。 同じ愛妻心では、妻アルマの主題というものを使ったマーラーの第6交響曲の第1楽章、妻クララへの思いをこめたシューマンのピアノ協奏曲などが挙げられると思います。 <感傷的な愛>でいうと、シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」。冒頭から物悲しい。物悲しいけど愛ですね。 ちょっとピントが外れてオタクな愛、<鉄道愛>で言うと、オネゲルの「パシフィック231」。機関車が走り出してから止まるまでを描写した音楽です。鉄道愛好家だったドヴォルザークも挙げておきましょうか。「新世界交響曲」の第4楽章の始まり方なんかは、機関車の加速みたいだなあと思います。 もっと精神的な方向に行きましょう。お次は<人類愛>です。これはベートーヴェンの第9交響曲でしょうね。全ての人間が兄弟になるという言葉にベートーヴェンも強く打たれたのではないかなあと。 さらに深まって<神への愛>ということで言えば、ブルックナーの交響曲のゆっくりした楽章が当てはまるでしょうか。もちろんたくさんある宗教曲は言うまでもありません。モーツァルトの宗教曲は愛にあふれてるなあ、と思います。アマデウスというのが「神は愛したもう」という意味の名前ですからそう思うのかもしれませんが。 <世界全体、すべてへの愛>ということになると、マーラーの交響曲第9番の第4楽章あたりを思い浮かべます。曲全体ですべてへの愛を歌い上げているとなると、現代作曲家メシアンの「トゥーランガリラ交響曲」。オンド・マルトノという珍しい楽器を使っていますが、とても壮大な10楽章の交響曲です。 とまあ、いろいろですが、作曲家というのは<音に対する愛>を持っているはずなので、どんな曲にも愛はあるんでしょうけどね。 ここで終わっておけばいい話で終わるでしょうが、余計なことを言って締めます。 <えっちな愛>……いくらかあります。ここでは「割愛」とします。

pimik
質問者

お礼

色々な愛があるんですね! <愛郷心> スメタナの「我が祖国」ですかぁ! 国を愛する気持ちが伝わってきます。 <恋人への愛> ベルリオーズの「幻想交響曲」 ベルリオーズはハリエット・スミッソンに夢中になってしまいましたよね(笑)。 手紙を何枚も書きましたが彼女は振り向かず・・・。 でも結局結婚しましたよね! <愛妻心> ワーグナーの「ジークフリート牧歌」 ワーグナーは愛妻家だったんですね!知りませんでした!この曲は安らぎと癒しを与え、そしてこぼれる愛を感じる曲ですね☆ 妻の誕生日に曲をプレゼント・・・愛ですね! そういえば、ウェーバーの「舞踏への勧誘」もそうですよね! <感傷的な愛> シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」 センチメンタルですか!こういう愛も物悲しくて良いですね!聴いてみたいです(^^)。 <鉄道愛> オネゲルの「パシフィック231」 変わった名前の曲ですね(笑)。どんな曲か聴いてみたいです(^ー^) オタクって感じです。ドヴォルザークも鉄道愛好家で知られていますよね♪。「新世界交響曲」の第4楽章の始まり方は言われてみれば機関車の加速みたいな感じですね!鉄道といえば他にも、アルカンの「鉄道」などありますよね。 <人類愛> 「第九」ですね!この曲は壮大な地球って感じな曲だと思います!まさに人類愛!! <神への愛> ブルックナーですね!神秘的な愛なのでしょうか。 興味があるので是非聴きたいです☆ ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 愛のクラシック

    こんにちは。愛をテーマにした、もしくは、素敵な愛を連想させるような、 もしくは、悲しくない曲が特集されているクラシックCDがありましたら ご紹介ください。できれば、ピアノ曲。バイオリンやチェロの曲があればいいなと思っています。 交響曲は控えたいのですが、もし特殊されているCDがあれば、ご紹介ください。 よろしくお願いします。

  • お勧めの音楽史の本

    はじめまして。 教えていただきたいのですが、みなさんのお勧めの音楽史の本ってありますか?本屋に行ってもあまりいいものがありません… あと、曲の難易度に順位をつけていただきたいのですが、 ベートーベン テンペスト3楽章、月光3楽章 熱情3楽章 モーツァルト ソナタ8番 リスト 愛の夢第3番 ラ・カンパネラ シューベルト 即興曲 シューマン ソナタ2番(のだめちゃんが弾いていたやつ) お願いします

  • ピアノに詳しい方に質問です。

    ピアノに詳しい方に質問です。 次にあげる曲で難易度の高い順をだいたいで良いので教えて下さい。 ?ショパン ポロネーズ 5番 ?ドビュッシー 月の光 ?ドビュッシー アラベスク1番 ?シューマン 小さなフーガ ?リスト 愛の夢3番 あとこの曲は初級か中級か上級かもだいたいで良いので教えて下さい。

  • 恋と愛

    きっと同じ質問が前にもあったと思うのですが、新参者なので許してください。 皆さんは恋と愛の違いって何だと思いますか? ”恋は下心・愛は真心”なんて言ったりもしますが・・・ どういうことが”恋”でどういうことが”愛”なんでしょう? 皆さんの考えをぜひ教えてください。

  • ピアノ発表会の選曲について

    約6ヶ月後にある、ピアノ発表会の選曲について悩んでいます。 次回のレッスンまでに曲を決めて行かなければならず、先生と相談する事が出来ません。 今まで弾いてきた曲は ・バラード 第2番(ショパン) ・革命op.10-12(ショパン) ・愛の夢 第3番(リスト) です。 ショパンが好きなのですが、最近ショパン続きなので他の作曲家を勧められています。 今好きな曲調は、明るくちょこまかした感じの曲です。 現在考えている候補は、 ・トッカータop.7(シューマン) ・ます(シューベルト=リスト) ・蝶々op.2(シューマン) ・花の曲0p.19(シューマン) ですが、お恥ずかしながら、実力的にどれが弾けそうでどれが無理そうなのか分かりません。 この中で、弾けそうな曲はどれでしょうか? また、他に何かご存じの曲がありましたら教えていただけると幸いです。 宜しくお願い致します。

  • 次に弾くピアノ曲について

    シューマン『飛翔』の次に弾くピアノ曲を探しています。 この曲は、3か月ほどで弾けるようになり、個人的にはそこまで苦労はせず弾けるようになったという感じです。 他に最近弾いたのは、ラフマニノフ『鐘』、リスト『愛の夢』などで、こちらは、ちょっと自分のレベルでは難しい曲に挑戦したと思います。 先生に候補として『イタリア協奏曲』を挙げてみたところ、できなくはないけど少し難しいかもしれないとのお話でした(>_<) 手はかなり小さく1オクターブがギリギリで、音を減らしたりしつつなんとか弾いている状態なので、こんな私にも弾きやすい曲であれば嬉しいです。 候補ありましたらおしえてくださいm(__)m

  • オススメのクラシックを教えてください

    クラシックは全く詳しくないのですが、最近以下のピアノ曲をよく聴いています。 ・ショパンのノクターン第2番 ・リストの愛の夢 ・エルガーの愛の挨拶 特に以下の方々の演奏がお気に入りです。 https://m.youtube.com/watch?v=tV5U8kVYS88 https://m.youtube.com/watch?v=pkcHjmXmEg0 今後もっと興味を広げたいのですが、このような趣向で、オススメの曲、作曲家、演奏家をご存知でしたら、教えていただきたいです。

  • 愛はあるのに恋がない、恋があっても愛はない・・・

    最近は、「愛ちゃん」ブームですよね。愛子様はじめ、卓球の福原愛ちゃん、歌手の大塚愛さんとか、上げたらきりがないですね。 でも、「恋ちゃん」て、いないですよね? 「愛」を使った名前は山ほどあるのに、「恋」を使った名前が滅多にないのは、不思議です。 逆に「失恋」はあるのに、「失愛」がない。これもちょっと奇妙な感じがします。もっとも、検索すると中国語のサイトがかなりヒットするので、中国では使われているのかもしれませんが・・・ そんなことを考えていると、「愛はあるのに恋がない」、逆に「恋があっても愛はない」というものには、どんな例があるか、興味が湧いてきました。 いろいろな例を知りたいので、皆さん協力していただけませんか? 宜しくお願いします。

  • クラシックの現代風アレンジ

    こんばんは。いつもお世話になっております。 以前、TVのCMで、エリック・サティの「ジムノペディ」やリストの「愛の夢」が、今風にアレンジされてかかっていたのを皆さん覚えていらっしゃいますか? ああいう感じにアレンジされたクラシック曲を集めたCDってないんでしょうか? 一通り探してみましたが見つからなくて…。ちなみに、「G線上のアリア」がポップスアレンジされていたみたいに、歌がついてるのじゃなくて、シンセサイザーでアレンジされたインストゥルメンタルを探しています。もしどなたかご存知でしたら、教えて下さい。お願いしますm(__)m

  • クラシック音楽の歌詞とは・・・?

     披露宴にピアノの演奏をお願いすることになっています。 候補にあげている曲は エルガー「愛の挨拶」 クライスラー「愛の喜び」 ?「愛の夢」です。 ピアノが上手な方なので、簡単な曲よりは難しい曲をお願いしたほうが 、演奏の素晴らしさも際立つのではと思っています。 そして、曲には作られたイメージなどもあるのかな? と思い調べていたら、歌詞があるんですね?  「愛の挨拶」は歌詞はみつかりませんでしたが、作られた意味合いがとても愛情深く素敵だなと感じましたが、難易度はあまり高くありません。  「愛の喜び」は歌詞があり、女性に裏切られたような喜びとはいえない内容でした。  「愛の夢」はやはり、墓場・・・とか出てきます。 千の風になってのような、配偶者が亡くなってから振り返っているような、そんな曲でした。  この歌詞というのは、作曲者がこのような気持ちをベースにこの曲を 作ったためにつけられた詞なのでしょうか? あるいは、オペラなどのために作曲当初とは関係なく当てはめてしまったものなのでしょうか? どの曲も結婚式には普通に使われているようですし、気にしすぎかもしれませんが、晴れの日にせっかく弾いていただくので・・・。  演奏者の方は、難易度も高く、「愛の夢」はどうかと言ってくださっています。曲調はとても素晴らしいです。  後付ではなく作曲者が作ったときからのイメージが良く、難易度も 「愛の夢」くらいに高く、披露宴の演奏にふさわしい曲をご存知でしたら、そちらも合わせてご指導お願いします。