- ベストアンサー
本能寺の変前夜・・・・・
織田信長と明智光秀が戦った、本能寺の変前夜に 鹿塩利玄と本因坊算砂が打ったと言われている碁で、 3コウができたという説が偽作だと可能性はどの程度 あるのでょうか。 知っている方いらっしゃいましたら回答お願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
本能寺の変の前夜の囲碁の三劫の話は、幕末の林元美八段の著書「欄可堂棋話」に伝承として書いたものが伝わっています。 しかし三百年近い後の著書の上、この本には誤りも多く信憑性は薄いというのが定説です。 1.信頼性の高い「信長公記」に当日の信長御前碁の記録がない。 2.碁好きで当日出席していた、公家の山科言経の日記に三劫の話が書かれていない。 3.伝承のこの三劫碁の棋譜(途中までの記録)を見ると、この先三劫になるとは考えられない。 さらに対局者名にも誤りがある。 4.三劫が不吉といわれるようになったのは、後世と考えられる。 反論はありますが、つくり話の可能性が高いです。
お礼
そうなんですか~。 まあ、本能寺の変の前の日に、そういう不吉の前兆とされるものができるというのも確率低いですし、 作り話といわれた方が納得いきますね。 ご回答有難う御座いました。