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どうして中和滴定と酸化還元滴定は計算方法が違うのですか?

noname#70525の回答

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noname#70525
noname#70525
回答No.7

NO3です。 流れを断ってしまって申し訳ないのですが、 中和反応について少しだけ発言させてください。 質問者様は、 >中和点でH+の濃度とOH-の濃度が等しくなっているので といわれていますが、中和の意味を正しく理解されておられますか? 水のイオン積というものがあります。(ご存知でしたら申し訳ありません。) [H+][OH-]=1.0×10^(-14) (at 20℃) とH+の濃度とOH-の濃度の積は常に一定になっているのですね。 もしも「[H+]=[OH-]が中和点」と考えてしまいますと [H+]=[OH-]=10^-7 すなわち pH=-log[H+]=7(中性) が中和点ということになってしまいます。 たとえば酢酸(弱酸)と水酸化ナトリウム(強塩基)の中和反応式は CH3COOH + NaOH → CH3COONa + H2O であります。 この反応で生成する酢酸ナトリウムCH3COONaは これ自体が水の中で弱塩基性を示す物質ですから 上記の中和反応が過不足なく起きたとき溶液は弱塩基性を示します。 中和反応が過不足なく・・・というのが中和点の定義そのものですから この反応の中和点はアルカリ性にずれ込みます。 すなわち中和点では[H^+]<[OH-]となっているのです。 “反応する物質が放出できる”という意味で 「H+の濃度とOH-の濃度が等しくなる」 とおおせなのだとは思いますが、 試験などではそこまでは汲み取ってもらえません。 物事の定義を厳密には理解できていなくても、 “己の考え方”の範囲ならばそれで構わないのです。 ただ、その範囲を超えたとき(テストなどでは) 思わぬ痛手をくうことになりますので(経験あり^^;) ご注意ください。 お節介すぎかもしれませんが どうしても気になりましたのでご指摘申し上げました。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E3%81%A8%E5%A1%A9%E5%9F%BA#.E4.B8.AD.E5.92.8C.E3.81.A8.E5.A1.A9
goodo
質問者

お礼

度々のご回答ありがとうございます。 今回のご指摘は、大変参考になりました。自分も気づいていませんでした。でも考えてみたら確かに中和はPH=7とは限らないですよね。滴定曲線でも、偏っていることありますね。 >“反応する物質が放出できる”という意味で >「H+の濃度とOH-の濃度が等しくなる」 ここが重要ですね。 大変貴重なアドバイスありがとうございました。

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