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職場でのいじめの対処の仕方
私は気が弱いせいか、いじめの標的にされることがよくあります。 その度に、じっと耐えて、移動するか相手が移動するまで大人しく我慢するだけです。もしくは辞めるとか。 ただ、それだと、あまりにも受身だし解決して乗り越えた感触がないので、耐えて乗り切ったとしても、ちっとも自信に繋がっていきません。 また同じ状況になったら、どうなるかわからない感じです。 私としては、じっと耐えるだけではなくて、もっと自主的アクションで乗り越えたいのですが、妙案が浮かびません。 仕事を一生懸命頑張ったところで、いじめが改善する訳ではありません。 キャラクター的に標的になりやすいからです。 いじめといっても嫌味言われたり、キツイ態度で接したり程度ですが。 やはり上司に言っても無理だろうし、こういう問題はじっと耐えて我慢するしかないのでしょうか? なんていうか、我慢するだけだとプライド的に辛いし、情けないんですよねぇ。無力感で自分にも自信無くすし。 何か案はありますか?
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- heisenberg
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結論を先に言いますと「あなたを虐める人たちを練習台と考えること」にすると良いと思います。 多くの人は「人間としての水準を上げたい。」「もっと人格を磨いてレベルの高い人間になりたい。」と思いますが 現実にはなかなか厳しいものがあります。と言いますのも 人格の陶冶は一筋縄ではいかない厄介な課題だからです。 知識や技能は 人格の陶冶に比べれば容易に習得・向上させることができます。そのために必要な材料や環境が豊富にあり また こつこつと弛まず努力を継続することによって 日々 進歩の手応えも感じられ それがまた励みになって一層精進する・・・という良い循環があるからです。その良い循環の中で 或る一定の期間 修練を続けることで 知識や技能は かなりの高みにまで引き上げることができます。 ところが 「人格の陶冶」とか「人間性の錬磨」などは 多くの人がこれに憧れていながら なかなか実現できません。 理由の一つとして「それを実現するための継続的な努力が困難」であることがあります。自ら発意し 続けることは 著しく難渋を極めることになります。辛いです。苦しいです。忍耐が要求されます。それも長期に亘って・・・。 ところが 幸か不幸か ここに良い材料があります。それは「外部から与えられる試練」です。 人は 生きていけば 様々な試練に直面します。 「病気」や「怪我」などの身体に関係するものや 「失恋・破恋」「離婚」「不和」など対人関係に起因するもの 或いは「貧窮」や「失職」など経済生活に類するもの 更には「生きる目的」や「そこはかとない不安」など哲学的なもの・・・。 これらの外来の試練は うまく対応することによって われわれが憧れながらもなかなか掌中にできない「優れた人格」や「錬磨された人間性」を獲得するための大きな武器になり得ます。 何と言っても「外部由来の試練」です。多くの場合 こちらが「嫌だ。」と言っても勝手にやってきます。「嫌も応もない」のです。そして それが良いのです。 自分では「嫌だ。」と思っても それには構わずやって来て苦しめる・・・。 それなら これを巧く利用しましょう。自らの人間としての水準を上げるための材料として活用しましょう。あなたを虐める人たちを「自分磨きの練習台」とするのです。 日常の嫌味や暴言 罵倒 誹謗 中傷などに対して 心の中で真摯に向き合い これに建設的に前向きに対処する・・・。 これを日々 薄い紙を一枚一枚 積み重ねるように継続していけば いつか あなたを虐める心無い人たちよりも遥かに高い境地に立てることと思います。その時には 相手の人たちはあなたにとって 鬼や悪魔ではなく いつまでも成長できない精神的弱者として 単なる憐憫の対象でしかないでしょう。