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新旧の理論についての文系的疑問(たとえばニュートンとアインシュタイン)

sekiseiの回答

  • sekisei
  • ベストアンサー率38% (94/246)
回答No.5

科学理論って段々と精密な理論に変わって行きます。 よくある言い方としては、相対論はニュートン重力理論を包括しているといったところでしょうか。 実際充分光速より遅い時や重力が弱いとき相対論はニュートン重力論と同じになるそうです。 例えば、普段私たちは地球が丸いことを知ってはいても意識しません。 平らだと思っていても差し支えありませんし、逆にいちいち近くのスーパーに行くのに球形である影響を考慮するのはばかげています。 これは行動範囲が狭いから影響がないからだと考えられます。 ところが行動範囲が広がり飛行機で外国まで行こうとすると、その行路は地球が球形であることを考慮しなければあらぬ土地に行ってしまったり回り道をしてしまいます。 別の例を言えば地球は丸いという表現も今回のご質問に近いかもしれません。 気象衛星ひまわりからの画像を見れば恐らく100%の人が地球は丸いと言います。 しかし実際には地球は球形ではなく若干ゆがんでいますし、エベレストやチャレンジャー海淵などでこぼこしています。 このとき果たして地球は丸くない(丸いは間違い)といえるでしょうか。 おそらく質問者さんの質問の本質はそういうところにあると思います。 また別の視点から言うと、この手の質問をする場合には「間違っている」を厳密に定義してやらないと回答が不可能になると思います。 なぜなら「間違っている」という判定基準が各人で同じではないからです。

noname#19838
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり適用範囲について意識することは重要だと痛感しております。 >相対論はニュートン重力理論を包括している 恥ずかしながら、それをいままでは理解できていなかったということです。sekisei様ふくめ皆さまからの回答でたいへん勉強になりました。ありがとうございました。

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