• 締切済み

公益法人会計(新基準)での仕訳

公益法人会計(新基準)で仕訳に関して、ご存知の方いらっしゃったらご教示下さい。 ・補助金で什器備品を購入した場合

みんなの回答

回答No.5

ポイントは、補助金の取扱いと、資産取得の際の(資金)収支計算取引だと思います。 以下の取引では、いかがでしょうか。 1.補助金を受入 (BS)現金200/受取補助金等(指定)200 (資金)現金200/補助金等収入200 =貸借対照表= (資産の部)現金200 (正味財産の部)<指定正味財産の部>○○補助金200 =正味財産増減計算書= (収益)受取補助金等200 =資金収支計算= (事業活動)補助金等収入200 2.使途指定されている補助金を一般正味財産へ振り替え (BS)一般正味財産への振替額(指定)200/受取国庫補助金等(一般)200 (資金収支取引なし) =貸借対照表= (資産の部)現金200 (正味財産の部)一般正味財産200 =正味財産増減計算書= (収益)受取補助金等200 =資金収支計算= (事業活動)補助金等収入200 3.什器備品を購入(資産取得) (BS)什器備品200/(BS)現金200 (投資活動支出)有形無形固定資産取得支出200/(資金)現金200 =貸借対照表= (資産の部)什器備品200 (正味財産の部)一般正味財産200 =正味財産増減計算書= 受取補助金等200 =資金収支計算= (事業活動)補助金等収入200 (投資活動)有形無形固定資産取得支出200 4.什器備品の減価償却を計上 (PL)減価償却費10/(BS)什器備品10 (資金収支取引なし) =貸借対照表= (資産の部)什器備品190 (正味財産の部)一般正味財産190 =正味財産増減計算書= (収益)受取補助金等200 (費用)減価償却費10 =資金収支計算= (事業活動)補助金等収入200 (投資活動)有形無形固定資産取得支出200 ※年度内使い切りの補助金であれば、1の処理は、以下のとおりで、2の処理は不要だと思われます。 1.補助金を受入 (BS)現金/受取補助金等(一般) =貸借対照表= (資産の部)現金200 (正味財産の部)一般正味財産200 =正味財産増減計算書= (収益)受取補助金等200 =資金収支計算= (事業活動)補助金等収入200 2.(不要) ※「公益法人会計実務指針(その1)>2.補助金等の会計処理」をご参照ください。

  • tomiracle
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.4

こんにちは。#1&#3の者です。 > 事業の一環として購入した什器備品の仕訳が分かったのですが、 > ご指摘からすると「xxx事業費」としてあげるんですよね。 > ただこの時、購入された「什器備品」の扱い(協会としては、 > 什器備品が増えている)が、よく分からなかったのです。  ↑ スミマセン、どういうことをおっしゃりたいのかがよく判らないのですが・・・。f(^-^;) 差し支えなければ、什器備品(什器備品費?)で計上しようとしている物品の 「品名・数量・取得価額」について、具体的に表記していただけませんか?

  • tomiracle
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.3

こんにちは。#1の者です。 > 受けた補助金を事業費の方にも計上したいのです。 > (2行目の仕訳の借方を「xxx事業費」とか・・・。) 以下、参考書より抜粋です。 事業費等に充当する目的で補助金の交付を受けた場合の会計処理は、 新公益法人会計基準注解(注11)に「原則的な方法」と「簡便な方法」が 示されています。 1.原則的方法  (指定正味財産増減の部に記載する方法) 国又は地方公共団体等から補助金等を受け入れた場合、原則として、 その受入額を受取補助金等として指定正味財産増減の部に記載し、 補助金等の目的たる支出が行われるのに応じてその金額を一般正味 財産増減の部の事業費に計上するとともに指定正味財産から一般正味 財産に振り替えます。 (1)補助金受入時の仕訳    現金預金(貸借対照表)/受取○○補助金(指定正味財産増減経常収益) (2)事業費支出時の仕訳    ○○事業-○○○費(一般正味財産増減経常費用)/現金預金(貸借対照表) (3)指定正味財産の部から一般正味財産の部への振替えの仕訳    一般正味財産への振替額(指定正味財産増減)/受取○○補助金(一般正味財産増減経常収益) 2.簡便な方法  (指定正味財産増減の部に記載しないで最初から一般正味財産増減の部に記載する方法) 同一事業年度末までに目的たる支出を行うことが予定されている補助金等を 受け入れた場合には、指定正味財産増減の部に記載しないで最初からその 受入額を受取補助金等として一般正味財産増減の部に記載することができると されています。 (1)補助金受入時の仕訳    現金預金(貸借対照表)/受取○○補助金(一般正味財産増減経常収益) (2)事業費支出時の仕訳    ○○事業-○○○費(一般正味財産増減経常費用)/現金預金(貸借対照表) > 従来の公益法人会計であれば、固定資産の増加として什器備品の相手科目に > 「xxx増加額」と出来ていたかとおもうのですが、今回の基準ではそういう考え方は > 出来ない(行なわない?)のでしょうか? 旧会計基準のストック式会計(一取引二仕訳)の場合、什器備品(固定資産)を 購入すると下記のように仕訳していたということですよね?  什器備品購入支出(収支計算書)/現金預金(貸借対照表)  什器備品(貸借対照表)/什器備品購入額(正味財産増減計算書) 旧会計基準では、ストック式会計かフロー式会計(一取引一仕訳)のいずれかを 選択できていたかと思いますが、新会計基準ではフロー式会計に統一化することと なったので、「xxx増加額」「xxx購入額」「xxx取崩額」「xxx減少額」などの勘定科目は 不要になったようです。 以下、日本公認会計士協会のURLをご紹介しますので、ご参考になさってください。 http://www.jicpa.or.jp/technical_topics_reports/015/015-20050613-01-02.pdf http://www.jicpa.or.jp/technical_topics_reports/015/015-20051109-02-02.pdf http://www.jicpa.or.jp/technical_topics_reports/015/015-20060413-01-02.pdf

qunao
質問者

お礼

お礼が遅くなってすみませんでした。 掲示して頂いた資料等は、読んでいたのですが・・・。 事業の一環として購入した什器備品の仕訳が分かったのですが、ご指摘からすると「xxx事業費」としてあげるんですよね。ただこの時、購入された「什器備品」の扱い(協会としては、什器備品が増えている)が、よく分からなかったのです。(うまく説明できずすみませんでした。) もし宜しければ、継続してご教示頂けないでしょうか?

  • dec02
  • ベストアンサー率36% (578/1602)
回答No.2

改正では収支計算書に代わって、フロー形式の計算書作成が必要になりますが、 貸借対照表については改正以前からも財務諸表にありますので、 補助金であっても、寄付金であっても、会費等であっても、 備品購入時の仕訳は (借方)什器備品  /  (貸方)現預金 と、複式簿記によるものです。 新基準では減価償却の適用もポイントのひとつになっています。 過年度分の減価償却費については 公益法人会計基準 www.soumu.go.jp/s-news/2004/041014_1.html の平成18年4月1日以降実施 内部管理事項を参照

  • tomiracle
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.1

貴団体が什器備品購入に充当する目的で補助金を受けた場合の仕訳としてご回答します。 1.まず、受け入れた補助金は、正味財産増減計算書の指定正味財産の増加として処理します。  現金預金(貸借対照表)/受取○○補助金(指定正味財産増減) 2.什器備品購入時の仕訳  什器備品(貸借対照表)/現金預金(貸借対照表)    また、決算整理時の仕訳は次のとおりです。 3.減価償却費計上の仕訳  什器備品減価償却費(正味財産増減)/什器備品 又は 什器備品減価償却累計額(貸借対照表) 4.指定正味財産の部から一般正味財産の部への振替えの仕訳  一般正味財産への振替額(指定正味財産増減)/受取○○補助金(一般正味財産増減) 私が参考にしている本からの引用なので間違いないと思いますが・・・。

qunao
質問者

補足

早速の回答ありがとうございます。 ただ、資産としての什器備品もあげたいのですが、受けた補助金を事業費の方にも計上したいのです。 (2行目の仕訳の借方を「xxx事業費」とか・・・。) 従来の公益法人会計であれば、固定資産の増加として什器備品の相手科目に「xxx増加額」と出来ていたかとおもうのですが、今回の基準ではそういう考え方は出来ない(行なわない?)のでしょうか?

関連するQ&A

専門家に質問してみよう