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連体詞「ほんの」の用法について
一般に、「ほんの」は連体詞、「少し」は副詞とされています。「ほんの少し~」という言い方の場合、この「ほんの」は連用修飾語としてよいのでしょうか? もしそうなら、「連体詞」は体言のみを修飾するという原則に、例外が存在するということになりますが、それでいいんでしょうか?
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- luune21
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回答No.1
「少し」は用言ではありませんので、連用修飾語とは言わないでしょう。 連体詞と副詞は、実はかなり曖昧な区分です。明確に定義できている学説はないと思います。 岩波国語辞典では、「ほんの」を連体詞とせず連語とし、「副詞を修飾することがある」として「ほんの少し」を用例にあげています。また、他の辞書は「少し」を名詞「少々」と同じようなものと位置づけているかもしれません(ちょっと苦しいでしょうが)。 連体詞、副詞にはその中間的な性格の語があると、理解するほうがいいように思います。↓参考まで
お礼
ありがとうございました。文字通り、勉強になりました。また何かあったらお願いします。
補足
連体でも連用でもない修飾語があると改めて知りました。それらを総称した言い方はあるのでしょうか。