• ベストアンサー

一般細菌

食品の検査で「一般細菌数」というのがあるようですが、 「一般細菌数」とはなんでしょうか?これ用の培地の組成を見たところ、酵母なんかもガンガン生えてきそうな気がします。 それと、「混釈培養」と「塗抹培養」の目的や用途の違いを教えてください。 例えば単コロニーを拾う時は、塗抹にしなくてはいけないはわかります。混釈した場合と、塗抹した場合は、理論的に、出てくるコロニー数は一緒なのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 農学
  • 回答数2
  • ありがとう数7

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kikyo777
  • ベストアンサー率26% (53/199)
回答No.2

>「一般試験法」の「微生物試験法」の部分は「標準平板菌数(一般細菌数)」とあるんです。 私の手元にある「食品微生物検査マニュアル」(栄研)には 一般生菌数または標準平板菌数・・・となってます。 一般細菌数と生菌数かなり混同されてるようです。 培養で増える=生きていると解釈される事が多いからでしょうか。 実際は生菌と死菌。別の検査方法があるんですけどね。 標準平板菌数(公定法)も手順見られたらわかる通り混釈培養です。 嫌気性菌の培養は難しいです。 混釈培養の培地中でも空気はいっぱいあるでしょうし、 嫌気性菌が望む環境ではないでしょう。 一般生菌数に関していえば、菌が何個あるかのみで その菌が何であるかは調べませんし、追求していけば嫌気性も 混じってる可能性もあるかな・・・ さらに自信のない回答になってきました(^^; 申し訳ないです。 一応専門家のはしくれですが自信ないので一般人にさせてもらってます。

hikobae
質問者

お礼

再登場ありがとうございます。 「生菌と細菌が混同されているのでは?」という気が、私もしていました。 >「食品微生物検査マニュアル」(栄研) には生菌と書いてあると知り、とっても安心しました。 嫌気性菌のことについてもありがとうございます。 また何かあったらよろしくお願いします。

その他の回答 (1)

  • kikyo777
  • ベストアンサー率26% (53/199)
回答No.1

食品検査では「一般生菌数」ですね。 標準寒天培地、好気的条件で発育した中温性の細菌数です。 酵母も生えてきますね。検査の邪魔になります。 「混釈培養」は菌液と培地を液化したものを混ぜて培養します。 すると菌があれば培地の中、潜った形で培養されます。 最近検査で注意しなければならない落下細菌は表面に生えるので 表面に生えた細菌および真菌はカウントしません。 落下細菌(空中に多く存在しない)の影響がすくない検査などは「塗抹培養」が多いです。 培地を溶かして処理後また固めますよね。 その間はシャーレの蓋を少し開けておきます。 この間に落下細菌が入りやすいです。 もともとの検体(食品)由来か落下細菌かを判断するのに 混釈培養はすぐれています。 その他「重層」するのも本来食品の中にあった細菌と区別しやすくする為ではないでしょうか。 ちょっと自信ないですが。 一応食品検査経験者なのですが、説明するのは難しいですね。 意味不明なところがあれば補足して下さい。 できる範囲でお答えしたいと思ってます。

hikobae
質問者

お礼

さっそくの回答ありがとうございます。 大体わかりました。 確かに培地には「生菌数」とありますね。見直してみました。 ただ一つピンとこないことが・・・。 手元に「衛生試験法註解(だったかな)2000」の該当部分のコピーがあり、「一般試験法」の「微生物試験法」の部分は「標準平板菌数(一般細菌数)」とあるんです。 これが「一般生菌数」なら、納得いくのですが・・・・・。 以下補足へ記入しますので、よろしくお願いします。

hikobae
質問者

補足

試料の中に、嫌気性菌があったらどうなるのでしょうか? 例えば、塗抹培養では出ないが、混釈培養なら出る、なんてことになるのでしょうか?

関連するQ&A

  • 細菌の培養について質問です。

    大学の研究で昆虫の腸内細菌を培養しています。 課題としては菌体を液体培養し、そこから酵素を抽出するというものです。 まずこの細菌の種の特定も視野に入れて研究しているので シングルコロニーを得るために寒天培地で培養しました。 その結果、寒天培地では培養が可能でしたが その後寒天を除く同じ組成の液体培地では培養ができません。 寒天培地では培養可能で、液体培地では培養不可能という菌が 多数存在するのは知っていますがどうにかして培養したいのです。 どなたかアドバイスをお願いします。

  • 細菌の寒天培養

    高校の科学部で、身近な細菌を調べることになりました。 寒天培地で培養してできるコロニーから判定する際の参考に、代表的な細菌のコロニーの特徴を記した、資料(写真)などが載ったサイトを探していますが、意外と見つかりません。 (培地の作り方や、培養方法などはみつかるのですが) どなたか、ご存知でしたら教えて下さい。 食中毒を起こすような細菌の資料があるとうれしいです。 一応、嫌気性細菌を培養するための設備もあります。

  • 水の一般細菌の検査で、培地による培養検査と、簡易法である一般細菌試験紙

    水の一般細菌の検査で、培地による培養検査と、簡易法である一般細菌試験紙の検査をやり、比較実験をしたところ、培地の方では約2000CFU/ml、試験紙の方では約100CFU/mlという誤差が生じてしまいました。これはなぜなのでしょうか?

  • 一般細菌数(生菌数)の検査について

    プール水の一般細菌数の検査をしたところ24時間培養で30個/mlのコロニーが検出されました。プール水の検査法では24時間での評価ですが、ためしに続けて48時間培養したところ3000個/mlに増えました。 ふつう、24時間と48時間ではこんなに極端に差は出ないと思われますが、通常の一般細菌以外の菌が存在しているのでしょうか。 ちなみに検水の残留塩素濃度は0.2%程度でした。 何か他の雑菌がいるか心配なので、考えられることがあれば教えてください。

  • 微生物の一般細菌について

    微生物の一般細菌についてですが… 一般細菌には『一般生菌数』と『一般細菌数』は含まれますか? 作業の内容ですが… 項目→一般細菌、方法→標準寒天培地 です。 一般細菌に『一般生菌数』が含まれるのなら、作業項目を『一般生菌数』と表してもおかしくはないかなとは思ったのですが… どうなのでしょうか? 教えてください。

  • 標準寒天培地で培養されたコロニーについて

    食品工場で検査室に勤務する管理職なのですが、実際は微生物検査の実務に携わったことがありません。 雑駁な知識しか持ち合わせていないにも関わらず、検査員から“標準寒天培地を使用し、一般生菌の検査を行なったところ、赤いつやのあるコロニーが出たがどうしてか?”との質問を受けました。 以前に商品が赤色変化したときに、外部機関に検査を依頼したところ、酵母のロドトルラと判定され、それがそのような色らしいのですが、培地が標準寒天培地でも培養されるものなのでしょうか?

  • 食品細菌検査での希釈水について・・・他

    細菌検査会社に勤めています。(1)~(3)について教えて下さい。 (1)食品衛生検査指針に希釈水について、0.1%ペプトン~・リン酸緩衝~・生理食塩水の3種類を使い分けるというようになっていますが、当社では、オートクレープで滅菌した水=滅菌水を希釈水として使用しています。 私は、細菌検査会社としてそれは、如何なものなのか!?と思っています。会社側に確認すると過去に比較実験(滅菌水と生理食塩水)しても大きな差はないとのことでした。でも色々調べてみると損傷菌の問題もあるし・・・。 (質問) *皆さんの会社では、検査指針に沿って対応しているのでしょうか? *滅菌水を希釈水として扱うことにより損傷菌の問題以外に何か問題と 成り得ることはあるのでしょうか? (2)培地を作る際に当社では、水道水からオートクレープにかけて作っています。この件も同様に精製水から作るのが一般的だと思いますが・・・ (質問) *水道水から作るにあたり、問題となる事項は何があるのでしょうか? (3)試験結果の成績書で大腸菌群の備考欄に「デソキシコレート培地」と当社では記載していますが、実際はX-GAL培地を使用しています。またBGLBにおいては、希釈した検体(10倍)を24時間35℃で培養した後に、X-GAL培地に塗抹→24時間35℃培養後にコロニーの有無で判定を行います。 (質問) *デソキシ~の表記は、間違っていますよね!?(念の為・・) *間違った方法を理解した上で、BGLBはこのやり方で信頼性はあるのでしょうか? ・・・まだまだ、当社のやり方に疑問を持つところはありますが、また改めて、質問させて頂きます。取り急ぎ上記の件について、皆様のご回答の程よろしくお願い致します。

  • 従属栄養細菌について

    環境系の会社で働いています。 従属栄養細菌の培養方法等を調べなければならず、 PGY寒天培地又はR2A寒天培地を用い、20~25℃で約7日間培養するということはわかったのですが、手順、使用する器具や試薬(及び培地)、サンプルの分取量など、わからないことが多くて困っています。 一般細菌と同じ方法でいいのでしょうか? どうぞよろしくお願いします。

  • 微生物(一般細菌と一般生菌)について

    一般細菌と一般生菌の違い何ですか? 実際に作業をしている事は、一般生菌の方だと思うのですが、一般細菌と表しても間違いではないのでしょうか? 教えてください。 作業自体は、検体を標準寒天で培養(36℃で2日間)して、出てきた菌の数を数えるのですが…

  • 酵母の最少培地

    酵母(saccharomyces cerevisiae)を培養するためのの最少培地の組成について調べているのですが見つかりません。 組成もしくは資料をご存知の方がおりましたら教えてください。