半反応式に関する質問(何を表しているかなど)
酸化還元反応の分野を勉強していますが、半反応式についてよくわからないので、いくつか質問させていただきます。
1.半反応式が表すこと
水溶液中での電離を表している式、とも考えたのですが、
H2S→S(2-)+2H(+)ではなく、H2S→S+2H(+)+2e(-)と書いてあることや、
酸化還元反応の例に出てくる、銅を燃やして酸化銅になる反応に水溶液が出てこないことから、そうではないと思いました。
この式は一体何を表しているのでしょうか?
2.半反応式が2つある理由は?
参考書に載っている、過マンガン酸カリウムや過酸化水素の半反応式では(酸性)(中・アルカリ性)の2種類がありますが、どうしてこのように違った式が出てくるのでしょうか?
硝酸も、濃硝酸と希硝酸で違う式で表される理由がわかりません。
3.酸化剤にも還元剤にもなるもの
これも参考書の表を見て疑問に思いました。
過酸化水素、二酸化硫黄は酸化剤にも還元剤にもなっていますが、ナトリウムなどは、
Na→Na(+)+e(-)だけで、Na(+)+e(-)→Naにはなっていません。
このように、どちらにもなるもの、どちらかにしかなれないものは何が違うのでしょうか?
4.覚えなくても済む方法は
右辺は全部単体になる、などでしたら覚えやすいのですが、O3がO2になったり、MnO4(-)がMn(2+)になったりなど、陰イオンになったり陽イオンになったりバラバラで、とても覚えにくいです。
何か理屈がわかれば少しは覚えやすくなるのでは、と思うのですが、やはり丸暗記するしかないのでしょうか?
長々と申し訳ありません。
どれか1つでも答えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。