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イオン反応式
次亜塩素酸イオンの酸化剤として働くときの反応をイオン反応式で表せという問題です。 次亜塩素酸イオンはClO-ですよね、酸化剤ということは、自身は還元するということだから・・・ というところまでは考えたのですが、式はどうなるのでしょうか?よろしくおねがいします。
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酸化剤、還元剤の片方だけの反応を示すイオン反応式を半反応式と言います。教科書にも載っているはずです。電子のやりとりが必ずありますから酸化剤では左辺に、還元剤では右辺に電子が出てきます。水溶液中での反応式の作り方が教科書に載っているはずです。 (1)出発物質を左辺に、反応の結果生じる物質を右辺に置きます。 酸化数の変わる元素について係数を合わせておきます。 今の場合、ClO-が左辺、Cl-が右辺です。 (2)Oの数が合わないときはどちらかにH2Oを補って合わせます。 (3)Hの数が合わなくなったらH+を補って合わせます。 (4)最後に電子e-を補って電気量を合わせます。 作ってみて下さい。 もし左辺にH+があれば酸性溶液で反応させるということになります。中性、アルカリ性溶液であれば両辺にOH-を加えてH+をH2Oに変えます。整理すると反応式が得られます。 酸化数の変化を先に使って電子の数を決めるという方法も本には載っていますが「酸化数」という便宜的な考え方よりも「電気量の保存」という考え方の方ががより根拠のはっきりしたものだと思います。 (1)だけはしっかり押さえておかないといけませんが式全体を覚える必要はありません。ClO-からCl2の生じる反応もありますから本当は2つの式が可能です。(酸化数の変化は +I→0,+I→-Iです。混乱しそうですね。)ただ一般にClO-を酸化剤として使う場合の行き先はCl-です。2つの変化が混ざって同時に起こるということはないだろうと思います。塩素を生じる反応の例です。 HCl+HClO→H2O+Cl2 教科書にあるイオン反応式はHClOで書いてあるかもしれません。弱酸の場合は電離していない元の形を使う場合が多いです。 H2O2は条件によって酸化剤、還元剤のどちらにもなります。当然反応によって出来る物質が違います。O2,H2Oのどちらかが出来るとして反応式を作ってみて下さい。練習です。
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酸化される相手のことも考えませう。 塩素の酸化数は+1から-1になるので、その差の分だけ何かを酸化します。 O2が発生してしまったのでは何も酸化できていませんね。 ClO-の酸素の酸化数は-2であり、反応後も-2のままでなければなりませぬ。 酸化される相手を書かないのであれば、電子eを書かねばなりませんね。
- c80s3xxx
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酸化数が変化するのは Cl のみ. 最終的には Cl- (酸化数-1) になる. あとは考えましょう.
補足
2ClO- →2Cl- + O2 でいいでしょうか? Clが還元しており、酸化剤になっていて、Oは単体ではO2として存在するので、あとは係数を合わせて見ました。
お礼
みなさんありがとうございます。拝見させていただきましたが、締め切りをしていませんでした、すみません。最近パソコンをつけることがないので、気付きませんでした。 >ht1914さん、いつもありがとうございます。半反応式からの作り方は理解できました。無機は化学反応式丸暗記しろって人が多いですが、作り方、どうして反応が起こるのか、生成される物質、などを抑えてやったほうが負担が減らせますよね。 11月まで教科書で当たり前のようにやることが理解できてなかったので、正直自分自身情けないです。いま高3なんで(汗 他の受験生は難系をどんどんやっているところ・・・ 自分は標準問題を地道にやっていきます。締め切り遅くなって済みませんでした、また回答ありがとうございました。