次亜塩素酸イオンの酸化還元

このQ&Aのポイント
  • 酸化法とは、次亜塩素酸ナトリウムなどの酸化材を使用して二酸化硫黄を硫酸の形で回収する方法です。
  • ClO-は酸化剤として一価または二価の性質を持ち、酸化還元反応によりCl-またはCl2に変化する場合があります。
  • ClO-がCl-になるかCl2になるかは、文脈によって異なりますが、一般的には酸化還元反応によりCl-になる場合が多いです。
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次亜塩素酸イオンの酸化還元

大学の入試問題で 『脱硫方法の一つである酸化法は次亜塩素酸ナトリウムなどの酸化材を用いて、二酸化硫黄を硫酸の形で回収する方法である。(前後の文脈は省略しています。)』 という文章を化学式に直せという問題があり、 解答はClO-→Cl- を用いていました。(水や電子などは見にくくなるので省略させていただきます。) ClO-が一価か二価の酸化剤であるかは文脈による、と習った記憶があるのですがこの場合なぜCl-になっているのかわかりません。 そもそもClO-は酸化還元反応により変化した場合、Cl-又はCl2になる場合があるという事であっていますか? また、見分け方はやはり文脈に依存するのですか?

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  • phosphole
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回答No.1

次亜塩素酸を酸化剤に使った場合、一般的には塩素は塩化物イオンになります。つまり、二電子を相手から奪って、+1の状態から-1になります。 そもそも次亜塩素酸は塩素Cl2が不均化することで生じますので、中間に塩素が生じても、再び次亜塩素酸が発生することになりますので、全て消費されるのが普通です。 中間の塩素で止めるのは一般には難しいと思います。 酸化還元電位の表をチェックすると、次亜塩素酸イオンから塩素になる反応に比べ、塩素から塩化物イオンになる反応の方が進行しやすいことになっておりました(塩基性の場合)。酸性だと塩素から塩化物イオンを生じる反応はやや進みにくいようですが、其の差が極めて小さく、実際には途中で止まらないと思います。

その他の回答 (1)

  • phosphole
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回答No.2

追加でコメントしますが、文脈で判断、というのは意味が分かりかねます。 人間が勝手に自然現象の結果を決定できるという意味なら、とんでもない話です。 反応の種類(反応させる相手・反応の条件・などなど・・・)で判別されるはずですが、お書きになっている様子では国語の問題のように感じます。どういうことですか?化学、および化学を含む科学の考え方をちゃんと分かっていますか?

tapioka0141
質問者

お礼

文脈で判断と言ったのは大学受験において大学側がどちらになるかという情報やヒントを問題文中に与えているという意味でした。 誤解を招く表現で申し訳ないです。 ClO-についての解答、ありがとうございました。m(__)m

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