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帰国子女ってどうしてチヤホヤされるの?

就職活動に際してなんですが、帰国子女はかなりアドバンテージがあると聞きます。 外国語が堪能? 外国の価値観を身につけている? これらは逆にすると 「正しい日本語の読み書きができない」 とか 「自己主張ばかり強くて、日本人独特の謙虚さに欠ける」 という事につながるように感じて、 「帰国子女はいい事だらけ」 には決してならないように思えます。 その一方、たとえば大手テレビ局の女性アナウンサー採用担当者は帰国子女が大好き、という話を聞きます。 日本人向けに日本語で話す、日本のテレビ局のアナウンサーにどうして帰国子女が重用されるのか理解に苦しんでいます。 テレビ局に限らず、各方面で同じような噂を聞きます。 どうしてチヤホヤされるのでしょうか?

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回答No.5

日本人は昔から外国のものには弱いんですよ。 外国には何だかわからないけどいいものがあるような気がしているんです。 「舶来(はくらい)」って言葉、ご存知ですか? 高級輸入品みたいな意味です。 昔は中国製やタイ製なんかありませんでしたから(というか日本が今の中国やタイの立場だった)輸入品は憧れの的だったわけです。 今アナウンサーを採用しているおじさまの世代は、若い頃舶来品にあこがれた世代です。 外国帰りというだけでありがたがってしまうんじゃないでしょうか? ただ、帰国子女特有の視野の広さ・異文化理解力と言うものは否定できない思いますよ。 もちろん視野も異文化も、日本にいながら広げて理解することも可能です。 でも、それはしょせん日本文化の中で日本的なものに守られながらすること。 外国で異文化の中に投げ込まれて自分の常識を否定されながら経験するものとは全く違います。 日本では「人間として当然」と信じて疑わなかったことが外国では全然通じなかったり、逆にその国で「人間として当然」と思われていることが自分の常識の中にはなかったり。 例えば 質問者さんが、卵アレルギーのある赤ちゃんをベビーカーに乗せて買物をしている。お店の人が「かわいいわね。これ食べる?」とよりによって卵の入ったお菓子を赤ちゃんに差し出した…。 質問者さんはどうしますか?考えてみてください。 私だったら「すみません。この子アレルギーがあるんです。お気持ちだけいただいておきます。」とでも言います。子供に「アレルギー治ったらもらいに来ようね。」なんて言いながらにこやかに会釈しながら立ち去るでしょう。 日本だったら私のようにする人も多いと思います。 ところが、そう答えたら相手の好意を踏みにじって不快にさせてしまう国もあるんですよ。 その国では、そういう場合はありがたくお菓子をもらっておいて、店を出てから捨てる、というのが正解です。 もう一つ例を。 質問者さんがバスの中で荷物を持ってつり革につかまっている。 その時前に座っている人が「荷物持ちましょうか?」と聞いてきた。何と答えますか? 日本人ならとっさに断る人が多いと思います。人に負担をかけたくないという日本的な発想から。 ところが、ここで断ったらこれも相手の好意を踏みにじることになってしまう国もあります。 その国では、お礼を言いながら相手の膝に荷物を乗せる以外の選択肢はありません。 断れば相手は当惑した顔、または悲しそうな顔・人によっては不快な顔をします。 以上二例とも韓国のことなんですが。(すみません。韓国しか知らないので他国の例はあげられません。) 日本では「人に迷惑をかけてはいけない」という考え方が行動を規制しているのに対し、韓国では「人にやさしくしなければいけない・人にやさしい人になる機会をあたえてあげなければいけない」という考え方が行動を規制しています。 こういうことは、実際に現地で何年間か暮らしてみなければ、なかなか理解できないことです。 帰国子女はそういう経験は、海外あるいは帰国した日本で必ずしているわけです。 それは大きな武器になると思いますよ。 あと、日本的な価値観と外国的な価値観は、その両方を体得していさえすれば、一人の中で同居できます。 日本人といる時には日本的に、韓国人といる時には韓国的に無理なく考え行動することができます。 (小学校から大学までずっと外国で日本人学校じゃない現地の学校に行っていました、という人はちょっときついですが。) というわけです。 でも、採用する人間がそこまで考えているかどうかあやしいですね。 単に舶来品好きのおじさまが多いんだろうと思います。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。たしかに 「日本の常識は世界の非常識、世界の常識は日本の非常識」 という揶揄にありますように、あらゆる面で価値観のギャップは大きいですよね。そのギャップを埋める事ができる人が帰国子女に多いという事なんでしょうね。 でも偏見ではないですが、おっしゃるように民放の採用担当者はそこまで深読みしているようなイメージはないですねえ。 何となく軽いノリとコネで内定を出しているような印象があります。

その他の回答 (5)

noname#100187
noname#100187
回答No.6

確かにいい面もありますが、逆に学生時代(特に中学校)とかでイジメとかにも遭いやすいというデメリットもあります。 考え方が他の人と違う。性格も外国ナイズされたのが出てくる。私のクラスメートでもそれで苛められてる人知ってます。そりゃ酷かったですよ。言葉のアクセントとか真似されて。 確かに語学に堪能だと語学が必要とされるところでは有利なのはしょうがないです。 人とは違うところを持った人で他によくあるのは モデルのように背が高い美人タイプ、彼女らも案外学生時代はイジメにあった人が多いが(藤原紀香や伊東美咲等)でもそのルックスを活かしてモデルとかは普通の平均的な容姿の人よりも優遇されます。でもイジメとかには平均的な容姿の人より遭いやすいです。 あと、親が著名人とかも案外イジメられたりします。やっかみとかで。 平均的な日本人タイプの人はイジメには遭いにくい。それは数的に多いからです。その代わりに就職とかでも優遇されにくい それは仕方のないことです。 学生時代苦労してもいいから就職に有利なほうがいいのなら上に出した例のタイプが良いと思いますが、学生時代幸せなのは圧倒的平均的な人の方です。 普通じゃないのは苛められるんです。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。お答えを読んで思い出したのですが、小学生の頃、地方から転校してきた生徒がいたのですが、方言をよく真似されたり、からかわれたりしていたのを思い出しました。 その意味ではたしかに帰国子女の人たちはイジメに遭いやすいかも知れませんね。

  • flyaway
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回答No.4

帰国子女です。私の場合は8歳のときから6年間アメリカで過ごしました。日本語は小学校までしか習っていません。新聞は読めますし、このようにパソコンで文章を打つことは出来ますが、自筆だと漢字が分からないし、敬語は苦手です。英語はアメリカ人と変わりません。 大学からまたアメリカで暮らしており、日本企業の事情はわかりません。ですが、一言で「帰国子女」といっても、何歳のころ海外にいたのか、海外とはドコだったのか、何年間海外にいたのかなどで、海外在住経験は全く違いますから、企業が「帰国子女」として一口にまとめること自体が間違っていると思います。 文化を十分理解するだけの年数を海外で暮らしていたとして(私の勝手な意見では最低3、4年)、また言葉も不自由しない程度には話せるようになった帰国子女という前提で、日本にずっと住んでいた人と違うと感じる点は(高校時代、インターナショナルスクールだったので、多くの帰国子女と交流がありました。そこで感じたことです): ・自己主張が強い。強すぎると問題かもしれませんが、バランスがとれている方なら何もいわない人よりはずっと良いでしょう。 ・外国語をネイティブなりに話せるということは、企業によっては大きなプラスです。本場で暮らしながら覚えた言葉は、日本で外国語を習っているのとはビジネスでの実用性が全く違います。 ・海外の文化を理解している。ですから海外に出たりしなければいけない企業や、海外からのお客様を向かえる仕事の場合、とても大事だと思います。 ・ふたつの文化を知っていることで、「他人の気持ちになって考える」「人それぞれ違う」という意識が強いケースが多いです。だから個性派が多いんだと思います。アナウンサーなどある意味芸能界は個性派が多いと思うので、個性を尊重できる人のほうが周りと上手くいくのではないでしょうか。 ・日本の女性は結婚して辞める傾向がいまだに強いです。帰国子女は仕事を続ける人が多いのでは?という気もします(私の高校時代の友達の9割は結婚後も仕事を続けているので)。企業側からみたら、長く会社にいてくれる人を優遇するでしょう。 日本語の読み書きに関しては、おっしゃる通りです。でもパソコンの時代になり書くのはたいして問題ありませんし(少なくとも私はとても助けられています)、最近の若い日本人できちんとした日本語を使えるのはどの程度でしょうね。 長くなりましたが、↑に書いたことを長所ととらえるか、短所ととらえるかは人それぞれですし、業界によって違ってくると思います。ですが、長所と受け取ってくれる企業も多いのでしょう。日本も国際化している時代ですので、少しでも海外のものを取り入れたいのではないでしょうか。 補足: 帰国子女は「正しい日本語の読み書きができない」と思える所がありましたら、ご指摘ください。日本語の教育は5年生までしか受けていないものからの回答でした。実は「教えて!goo」を利用しはじめたのも、日本語を書く機会を増やそう思ったためです。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。帰国子女の方から回答を頂き、感謝しています。お答えの日本語は完璧だと思います。逆に留学や海外在住の経験のない若い世代の日本人の方が、果たしてどれだけキチッとした日本語を書く事ができるのやら ・・・ 帰国子女の長所と短所、なるほど分析がすばらしいです。その中で、結婚しても仕事を続ける割合が高いという部分、考えればたしかにそのような事が言えるように思いました。ナットク ・・・

  • n_kaname
  • ベストアンサー率22% (694/3099)
回答No.3

圧倒的に数が少ないからでしょう。 TVに出ている人の多くの価値というのは、周り内物を持っている人、ですから。 その辺にいそうな蘊蓄しか言わないオジサンとか、うわさ話しかしないオバサン、勉強しない小娘、合コンとバイトしかしてない大学生はあまりメディアには取り上げられません。 雇用しただけで話題にもなりますしね。 アナウンサーですから正しい日本語が話せる上にバイリンガルだったら、とりあえず日本にしか住んだことのない人より有利でしょう。 価値観が今まで住んでいた国と違う、みんなと同じでないと叩かれる、そう言う国に来てしまって苦労しているのも事実でしょうから、苦労した分少し有利でも良いじゃん、と思いますけどね。 日本人だって海外旅行に行けば旅行者と言うだけで親切にして貰えますしね。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。なるほど、帰国子女には貴重価値があるという事なんですねえ。

回答No.2

先進的な企業は広義のダイバーシティ(多様性)を求めています。 「何でもそつなくこなす平均的な日本人」も必要ですが、「国外の言語・文化・習慣を身に付けた帰国子女」もグローバル企業にとっては必要なのです。 「チヤホヤ」という言葉には何か嫉妬心のようなものが見え隠れしますが、ただ単純に前者に比べて「希少価値が高い」だけです。 ま、古い会社や中小企業では「帰国子女」ブラントを信奉する、「帰国子女に憧れを持っていた団塊世代」が採用担当にいる事も事実のようですがね。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。なるほど、企業は多様性を求めているわけなんですね。理解できそうな感じがします。

回答No.1

ミーハーなんじゃないですか?(死語ですか?)その人事担当者たちが、、、。 バブリーな時代には、国際的なイメージを会社につけたいがために、日本語も話せない外国人を仕事もないのにただデスクに座らせるためだけに雇っていた会社もあったそうですよ。 ただ、海外では、英語は話せて当たり前とされることが多いです。 国際的なニュースを取り扱う、海外と取引をするとなれば、やはり、元から英語に堪能な人を雇ったほうが会社としては利益になるんじゃないですか? 言語は他の資格などと一緒で、才能やスキルだと思います。 帰国子女だからと言って、日本語の読み書きが出来ないと考えるのは間違っていると思いますよ。海外にいたからこそ、日本語を間違ってはいけないと丁寧な言葉遣いを心がけている帰国子女の人が私の周りには多いです。日本人独特の謙虚さについても同様です。

noname#48778
質問者

お礼

有難うございました。たしかに帰国子女だからといって、謙虚さに欠けるとか日本語を間違うとか言えないと思います。 ただ私が 「何で帰国子女ばかりが?」 と友人に尋ねると、全員、決まったように語学力と国際感覚を口にするんですね。それで、あえて反対の例を挙げてみたわけです。 たとえばNHKの 「クローズアップ現代」 を担当している国谷裕子さんのように外国の政治家とサシで話す機会のある番組なら分かるのですが、くだらないバラエティ番組を担当する女性アナに何で語学力と国際感覚が必要なのかな、と今でも不思議に感じています。

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