• ベストアンサー

滅菌操作の実験で…

滅菌してある試験管3本に、 滅菌の生物指標として、 芽胞を吸着させたろ紙を一枚ずつ入れて、それぞれ (1)121℃、15分高圧蒸気滅菌 (2)200℃、1時間乾熱滅菌 (3)121℃、15分乾熱 させてチオグリコール酸培地を加えて37℃で一晩培養した結果、 (1)は変化なし (2)はやや黄色がかった (3)は白濁した というようになりました。(1)は滅菌ができたと考えていいのですが、 (2)の場合、滅菌は不完全だったのでしょうか。200℃、1時間乾熱滅菌は芽胞にも有効である事は知っているのですが、黄色くなった理由が分かりません。 あと(3)は滅菌がされておらず、芽胞が増殖して白濁したのでしょうが、(2)との違いが分かりません。滅菌が不完全だった時、黄色がかるのと白濁するのとではどのような違いがあるのでしょうか。 (2)の滅菌が不完全だったという判断が間違ってるのかも知れませんが、どうしても分かりません。 どなたか教えてください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#24872
noname#24872
回答No.2

200℃、1時間乾熱滅菌すれば、芽胞は死滅しているはずです。 黄色の着色は、おそらくろ紙の変性によるものです。ろ紙の成分であるセルロースはグルコースでできていますが、過熱によって分解生成したグルコースから更にフラン化合物が作られ、これが重合して褐色の色素が作られます。 簡単に言えばカラメル色素、さらに簡単に言えば「おこげ」です。

asdfmai448
質問者

お礼

ありがとうございます。結構悩んでいた疑問が解決しました。 確かに200℃で1時間ですから、ろ紙にも変化は起きますね。 ホントにありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.1

素人です。 萌芽の場合湿気で一度発芽を促してから、滅菌すると有効と聞きます。それにしても200℃、1時間乾熱滅菌で死なないとはチョットよくわからないですね。

asdfmai448
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 (2)は滅菌できているのかも知れませんが、 とにかく、黄色く変化した理由が分かりません…

関連するQ&A

  • 乾熱滅菌と蒸気滅菌の温度なんですけど・・・

    乾熱滅菌と蒸気滅菌の温度なんですけど高圧蒸気滅菌は121℃で20分ぐらいなのは覚えてるんですけど乾熱滅菌の温度は何度で何分だったでそうか・・・?

  • 乾熱滅菌・湿熱滅菌について

    乾熱滅菌は湿熱滅菌に比べて、高温・長時間を要するということは理解しているのですが、なぜ高温・長時間を要するのでしょうか?イメージとして、90℃のサウナに入っても熱くないけど、やかんから出る蒸気は熱いのと同じですか? 理屈・理論等含めて教えて頂ければ幸いです。

  • 粒状活性炭を滅菌したい

    活性炭に1種類の細菌を吸着させ、 それを用いて水処理をしたいと思っています。 以前、200度2時間で活性炭を乾熱滅菌をしたのですが、 グラム染色をした結果、 吸着させた細菌以外に多くの菌が確認されました。 これは、活性炭自身に付着している菌だと考えらます。 そこで、乾熱滅菌より強力なオートクレーブにて滅菌しようと考えているのですが、活性炭をオートクレーブにかけたことがないので、不安です。通常のように耐熱容器にアルミホイルをかけたらよいのですか? もし活性炭の滅菌方法でより良い方法がございましたら、教えてください。 お願いします。

  • 湿熱滅菌と乾熱滅菌

    湿熱滅菌の方が乾熱滅菌に比べて、低温度短時間で高い殺菌効果が得られるのはなぜなのでしょうか。 何かで湿熱の方がタンパク質を変性させたり水素結合を切断する力が強いから、と言うような記述を見たことが有るのですが、どのような理屈なのかが知りたいです(熱力学等の分野でしょうか?)。 サウナだと100℃近くても大丈夫で蒸気だと火傷するようなイメージは分かるのですが、理屈を教えて頂ければ幸いです。

  • 遺伝 大腸菌?

    次の問題がわkりません まず、土壌に滅菌水を加え、よく混ぜた後、その懸濁液の一部を寒天培地に塗布した。培養2~7日後にコロニーを形成した微生物A~Fを液体培地で別々に培養し、その培養液をそれぞれろ紙に含ませた。一方大腸菌を混ぜた寒天培地をつくり、この寒天培地に、培養液を含ませたろ紙を置き、一晩培養した。その結果大腸菌が生育して培地は濁ったが、ろ紙Aのまわりの培地は透明なままであった。その理由を述べよ。

  • 滅菌できるプラスチックってありますか?

    アクリル板で作った小物を細胞培養に使いたいと思ってます。そのため、小物を滅菌しないといけないと思うのですが、アクリル板のように簡単に加工ができて耐熱性のものってありますでしょうか?アクリル板のように透明でなくても良いのですが滅菌ができるものを探しています。滅菌はオートクレーブ滅菌という方法を用いる予定で、滅菌条件が、121度、1.1Kgf/cm2(約810mmHg)の水蒸気で20分間滅菌します。 何か良い素材がありましたら教えてください。 宜しくお願いします。

  • 微生物の吸着

    よく寒天培地などで微生物を培養しますが、どのような仕組みで微生物は培地に吸着するのでしょうか? また培地以外のもの(例えばガラスなど)に吸着し増殖するメカニズムを教えてください。

  • 微生物実験についてです

    初歩的な質問で恐縮です。 菌体を前培養したもののOD値が1のものを0.1にしたい場合(なるべく揃えばよい)どのような操作を行えばよいのでしょうか?洗いの作業も含めて教えていただきたいです。考えたのは以下の通りです。 (1)前培養から0.1ml採って0.9mlの滅菌水で希釈する (2)遠心をかけて上清だけ注意して採って、1mlの滅菌水で洗い、もう一度遠心、上清を取り除く (3)本培養で使う培地で菌体と一緒に本培養に流し込む。もしくは少量の滅菌水で流し込む よろしくおねがいします

  • 大腸菌群検査について○市販品のデオキシコレート寒天培地○

    来週から初めて大腸菌群を測定することになりました。 対象は、排水です。 ですので、デオキシコール酸塩寒天培地法により、 検査することにしました。 そこで、和光のデオキシコレート寒天培地を今発注しているのですが、これは溶かすだけでいいのでしょうか? 他の使用するものは全て、乾熱滅菌や高圧水蒸気滅菌するのですが、他のHPでは、注意書きで、この培地は滅菌しないとありました。 初めて取り扱う寒天培地ですので、 1L当りの溶かす量、溶かす方法、使用までの最適温度、凝固時間、滅菌の有無など、なんでもいいので、 詳細を教えてください。また、滅菌しないのであれば、その理由も教えてください。 宜しくお願いします。

  • 芽胞菌についてお尋ねします。病院の中材勤務になりましたが、滅菌に関する

    芽胞菌についてお尋ねします。病院の中材勤務になりましたが、滅菌に関する知識は全くないので教えて下さい。たまに、職場で聞いたりしますが、説明の中に専門用語があったりすることも有り、時間的にと立場上、さらに重ねて質問しづらいのでこの場をお借りすることにしました。 まず「芽胞菌を滅菌」するのにオートクレープを使用すると説明を受けました。芽胞菌についてもネットで調べましたが、色々な菌(納豆菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌及びセレウス菌等)が食品中で存在する形態、とのことですが、これらの種々の菌は食品中では「芽胞菌」と言う同じものなのですか? これらの「芽胞菌」がそれぞれの菌、例えばボツリヌス菌になるには、ボツリヌス菌になる何かきっかけ があるのでしょうか?芽胞菌は全ての菌の元としたら、芽胞菌でいる状態では、増殖する環境下で何の菌が今後でてくるのか知るのは不可能、と言う事になりますか? 質問自体的を得ていないかもしれませんが、何卒よろしくお願いします。