- ベストアンサー
滅菌操作の実験で…
滅菌してある試験管3本に、 滅菌の生物指標として、 芽胞を吸着させたろ紙を一枚ずつ入れて、それぞれ (1)121℃、15分高圧蒸気滅菌 (2)200℃、1時間乾熱滅菌 (3)121℃、15分乾熱 させてチオグリコール酸培地を加えて37℃で一晩培養した結果、 (1)は変化なし (2)はやや黄色がかった (3)は白濁した というようになりました。(1)は滅菌ができたと考えていいのですが、 (2)の場合、滅菌は不完全だったのでしょうか。200℃、1時間乾熱滅菌は芽胞にも有効である事は知っているのですが、黄色くなった理由が分かりません。 あと(3)は滅菌がされておらず、芽胞が増殖して白濁したのでしょうが、(2)との違いが分かりません。滅菌が不完全だった時、黄色がかるのと白濁するのとではどのような違いがあるのでしょうか。 (2)の滅菌が不完全だったという判断が間違ってるのかも知れませんが、どうしても分かりません。 どなたか教えてください。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
200℃、1時間乾熱滅菌すれば、芽胞は死滅しているはずです。 黄色の着色は、おそらくろ紙の変性によるものです。ろ紙の成分であるセルロースはグルコースでできていますが、過熱によって分解生成したグルコースから更にフラン化合物が作られ、これが重合して褐色の色素が作られます。 簡単に言えばカラメル色素、さらに簡単に言えば「おこげ」です。
その他の回答 (1)
- yakyutuku
- ベストアンサー率14% (267/1890)
素人です。 萌芽の場合湿気で一度発芽を促してから、滅菌すると有効と聞きます。それにしても200℃、1時間乾熱滅菌で死なないとはチョットよくわからないですね。
お礼
回答ありがとうございます。 (2)は滅菌できているのかも知れませんが、 とにかく、黄色く変化した理由が分かりません…
お礼
ありがとうございます。結構悩んでいた疑問が解決しました。 確かに200℃で1時間ですから、ろ紙にも変化は起きますね。 ホントにありがとうございました。