角運動量保存とは?ボールが当たる寸前と直後の看板の角速度を計算する方法について

このQ&Aのポイント
  • この物理の問題では、薄くて均一な長方形の看板がドアの上に垂直にかけられ、水平な棒に蝶番でつけられています。質量400gのボールが水平に飛んできて、看板の下の端にあたってくっつきました。ボールが当たる寸前の看板の角速度と、ボールが当たった直後の看板の角速度を計算するためには、角運動量保存の法則を使います。
  • 角運動量保存の法則は、物体の角運動量が保存されるという法則です。角運動量は、物体の質量と速度、そして物体の回転に関する特性である慣性モーメントによって定義されます。長方形の剛体の慣性モーメントは、縦と横の長さによって決まります。この問題では、看板の縦の長さがわかっているため、縦の長さを使って慣性モーメントを計算することができます。
  • ボールが当たる寸前の看板の角速度を計算するためには、ボールの質量と速度、そして看板の質量と慣性モーメントを利用します。ボールの速度と看板の質量、慣性モーメントをそれぞれ代入して計算することで、角速度を求めることができます。同様に、ボールが当たった直後の看板の角速度も計算することができます。角運動量保存の法則を使うことで、ボールが当たる前後の看板の回転の状態を計算することができます。
回答を見る
  • ベストアンサー

角運動量保存

物理の問題です。 薄くて均一な長方形の看板がドアの上に垂直にかけられています。その看板は上の把持にそって静止した水平な棒に蝶番でつけられています。看板の質量は2.40kg、立ての長さは50.0cmです。看板は摩擦なしに回ります。最大の各変異は両側に25度です。看板が垂直の位置にあり左側に動こうとしている瞬間、質量400gのボールが水平に飛んできて160cm/sの速さで垂直に看板の下の端にあたってくっつきました。 1、このときボールが当たる寸前の看板の角速度はどのくらいですか? 2、ボールが当たった直後の看板の角速度はどのくらいですか? この問題どうやって解くんですか?誰かわかりますか? 角運動量の保存を使うのはわかるんですが、看板の慣性モーメントがよくわかりません。長方形の剛体の慣性モーメントは縦と横の長さがいると思うんですが、こん問題では縦の長さしかわかっていません。どうすればいいんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#21219
noname#21219
回答No.1

看板の慣性モーメントは、面密度ρ、縦x、横yとして I=∫∫ρx^2dxdy=ρa∫x^2dx=ρab^3/3です a=横の長さ、b=50cm また看板の質量MとすればM=ρabだから ρa=M/bこれをIに代入するとI=1/3・(M/b)b^3 =1/3Mb^2ですね。ρとaが消去できるわけです。 また、真下に看板が下りてくるときのエネルギーは 1/2Iω^2で、25度の所にとまっているときのエネルギー は位置エネルギーのみです。重心の高さhとして Mghとなります。hの求め方は、b/2が25°上がったところです。もちろん、元々の高さとの差です。 h=b/2(1-cos25°) ボールが当たった直後は、看板の質量にボールの質量を加えて、さらにボールの運動エネルギーを考慮した保存則でしょう。1/2Iω'^2=1/2{1/3(M+m)b^2}ω'^2 =1/2Iω^2+1/2mv^2 m:ボールの質量 ω':衝突後の角速度、ω:衝突前の角速度

関連するQ&A

  • 角速度の求め方がわからなくなってきちゃいました

    自分で解いていくうちにどんどん変な風になっちゃいました。 この問題解いてみてもらえませんか? 一端を通り棒に垂直な水平軸の周りで自由に回転できる棒を、水平の位置から離したら、他端が真下を通るときの角速度はいくらになるか。棒の質量をM、長さをLとする。(エネルギーの関係式を用いよ。) あと慣性モーメントはI=(ML^2)/3となります。 よろしくお願いします。

  • 角運動量と力のモーメントの関係が分かりません

    質量Mの剛体が並進しながら、並進方向に垂直な一軸まわりに回転している場合を考える。重心を通る回転軸Aまわりの慣性モーメントをIaとする。この回転軸aと平行でhだけ離れた軸Bまわりの慣性モーメントをIb(=Ia+Mh^2)とする。また、剛体に働く軸A、Bまわりの力のモーメントをNa、Nb(NaとNbは独立)、軸A、Bまわりの角速度をωとする。(速度、力のモーメントはベクトルとします。) 手元の本には、「ある定点まわりの全角運動量Lと力のモーメントNについて (1) dL/dt = N が成立する。また、この関係は重心まわりについても成立する。」 とあります。だから、剛体が並進していても (2) Ia(dω/dt) = Na は成立する気がします。 ここで質問です。 もし、軸bが静止していれば、 (3) Ib(dω/dt) = Nb は成立しますか? また、軸bが並進していた場合も 式(3)は成り立ちますか? よろしくお願いします

  • 慣性モーメントについての質問です。

    慣性モーメントについての質問です。 ・長さL、質量Mの一様な棒がある。この棒の端点を通り、棒に垂直な軸周りの慣性モーメントは? ・中心線に棒のついた薄い長方形の平板に質量Mの小球を速さvでぶつけた。小球は反対方向に1/2vではねかえった。小球をぶつけた場所は、中心線からd離れた場所である。平板は角速度ωで回転した。慣性モーメントをIとすると、角速度ωはどう表すか? ・半径r、質量mの球が、水平面よりh高いところから、滑らかな斜面を転がり落ちる。球が水平面に達した時の速さははどうなるか?慣性モーメントは、I=2/5mr^2で、重力加速度はg。 の三問なのですが、慣性モーメントがいまいちわかっておりません。どうか、はじめての人でもわかるように教えていただければと思います。よろしくお願いします。

  • 剛体振り子の角速度

    固定した水平軸のまわりに回転できる質量mの剛体の運動を考える。 回転軸Oから剛体の重心Gまでの距離をLとし、OGが鉛直線となす角をθとする。 t=t1のとき、θ=θ1となり剛体の角速度はω1となる。 t=t2のとき、θ=θ2となり剛体の角速度はω2となる。 ただし、90°>θ1>θ2>0°、t2>t1、ω2>ω1、Δt=t2-t1、Δω=ω2-ω1 このとき、運動方程式をたてるとI(dω/dt)=-mgLsin(θ1-θ2)となり、角加速度をαとするとα=-(mgL/I)sin(θ1-θ2)となると思うのですが、どうでしょうか?間違っているならどなたか訂正をお願いします。 Iは慣性モーメントです。

  • ケプラーの面積速度一定の法則は角運動量保存則か

    ケプラーの面積速度一定の法則を説明する本やWEBに、それを角動量保存則と説明するものがあります.  公転に保存されているのは果たして角運動量なのでしょうか.どうでしょう.教えて下さい.  角運動量保存則だというなら、その時の公転する惑星の回転モーメントは定数に一定できますか.  回転モーメントをどう考えるか教えて下さい.  回転中心と角運動の対象物体を固定する剛体が無いと回転モーメントがありません.回転モーメントの無い物には角運動量もないのではありませんか?  惑星が太陽を中心とする公転するときにその中心から径を支える剛体が無く、その径はどこも自由空間です.  すると惑星の公転に対する回転モーメントが無いので角運動量保存則があるとは理解できません.  回転モーメントはないが、しかし公転の惑星にはまだ直進の慣性モーメントはあると理解しています.  たとえば重心の周りを回転する物体が、剛体でつながっておらず、ただ自由空間で隔てられたときは角運動量を持てないのではないでしょうか.  角運動の慣性は剛体の重心からの距離と円周接線方向の速度と微小体積の質量の積を単位に、径にそって積分し総和とするのではなかったでしょうか.  トーラスのように芯が空でも軸が固定されていれば角運動量はあると思います.  でも回転中心と回転体を固定する剛体がないなら角運動量は無いとおもいます.  太陽と惑星の間は自由空間なので角運動量の保存則は成り立たなくはないですか?  太陽を焦点の一つにおいた楕円軌道上で、太陽から一番遠い方向に惑星が離れていくとき、太陽からの引力は運動方向の真後に近いので、軌道にそって惑星の運動を曲げるほどの力には足りないでしょう.なぜ太陽付近の軌道と一番遠い付近の軌道が対称的な形状となり、同じ楕円曲線になれるのか、理解できません.  曲げ足りない分を角運動量が補うとしたら、回転モーメントの定義をどう考えたらよいのでしょう.教えて下さい.

  • 角運動量などに関する質問です。

    下図のように、剛体円盤AとBが、なめらかな(x,y)平面上にある。質量はともにM、半径はともにRであり、単位面積当たりの質量は一定であるとする。円盤Aが、速さvでx方向に回転せずに運動し、静止している円盤Bに衝突した。衝突前の円盤Aの中心はy=–Rで与えられる直線上に、円盤Bの中心は原点にあったとする。2つの円盤は衝突の瞬間に接点で完全に付着し、その後、一体となって運動したとする。以下の設問(1),(2)に答えよ。
 (1)2つの円盤の重心系での全角運動量の大きさLを、M、R、vのうち必要なものを用いて表せ。 
(2)付着後の2つの円盤の重心を通る(x,y)平面に垂直な軸のまわりの慣性モーメント(慣性能率)Iを、M、R、vのうち必要なものを用いて表せ。 この問題の解答は次のようなものでした。 『(1) 両者の重心系においてはAが左からv/2、Bが右からv/2の速度で自転せずに近づいてくるように見える。接点から速度ベクトルまでの距離はともに R/√2 であるから、 L=2×M(R/√2)(v/2)=MRv/√2 (2) 一つの円板の、その中心の周りの慣性モーメントは (1/2)MR^2 であるから、平行軸の定理により、その円周上のある点における慣性モーメントは (1/2)MR^2+MR^2=(3/2)MR^2 である。これが2つあるので、 I=3MR^2』 ここで、これらの解答に関していくつか質問があります。 質問(1) 『両者の重心系においてはAが左からv/2、Bが右からv/2の速度で自転せずに近づいてくるように見える。接点から速度ベクトルまでの距離はともに R/√2 であるから、 L=2×M(R/√2)(v/2)=MRv/√2』 この解答の意味するところがさっぱりわかりません。解説していただけないでしょうか。 質問(2) 『一つの円板の、その中心の周りの慣性モーメントは (1/2)MR^2 であるから、平行軸の定理により、その円周上のある点における慣性モーメントは (1/2)MR^2+MR^2=(3/2)MR^2 である。これが2つあるので、
I=3MR^2』 とありますが、これは付着後は重心が2つの円盤の接点になるということなのでしょうか? それと、接点の慣性モーメントはどうして円周上のある点における慣性モーメントの和になるのでしょうか?円周上のある点における慣性モーメントは (1/2)MR^2+MR^2=(3/2)MR^2 であることは理解できますが。この点は理解できません。

  • 角運動量保存則が分かりません

    質量m長さlの均質な剛体棒が、端Aを中心として回転できるように、端Aで支持 されている。質量mの球が水平方向から速度vで棒の端Bに衝突した。 衝突直後球と棒は一体となり角速度wで運動を始め、鉛直方向からθの位置まで振れた。 衝突前の球の速度vはいくらか。 Iθ"=lF-mglsinθ/2 ml^2θ"=-lF-lmgsinθ から両辺を足し、 Iθ"+ml^2θ"=-lmgsinθ-mglsinθ/2 両辺にθ’をかけて (I+ml^2)θ'^2/2-3/2mglcosθ=一定 という式がでませんか?? そこで(I+ml^2)w'^2/2-3/2mgl=-3/2mglcosθ となりませんか?? でもそのあとvとはどのように求めるのでしょうか?? 角運動量保存則を使うのでしょうけれども、 使い方とそこで使える理由が分からないのです。

  • 実験的に求めた慣性モーメントと運動エネルギーがあいません。なぜでしょうか?

    実験的に求めた慣性モーメントと負荷入力によって回転させた剛体の運動エネルギーが合致しません。 求めた方法を記載しますので、考え方が間違っている部分があれば、ご指摘をお願いします。 もののイメージはドアと考えていただいて結構です。 (物体の上面視) ↓:回転中心(垂直) ○――――――――↓:物体の回転方向      ↑:回転中心を持った剛体で、水平に回転する物体 (1) 剛体の慣性モーメントを求める 剛体の回転中心を垂直から水平にし、振り子のように剛体を揺らし、そのときの周期Tと減衰比を実験的に求める。 (剛体振り子) Jθ''=-kθ’-mgr sinθ        θ''+γθ'+ω^2θ=0  J:慣性モーメント / k:減衰係数 / m:剛体の重さ  r:回転中心から重心までの距離 上記より、J=mgr/ω^2 = mgr/(2π/T)^2  (厳密には減衰の影響を受けてωが変化しますが、ここでは求め方に間違いがないか見ていただくために簡略化させてもらいます) 以上により、回転中心に対して剛体の慣性モーメントJを求めた。 (2)負荷荷重と運動エネルギー         ↓:負荷Fi ○―――――――― 剛体の回転中心を垂直に戻し、端に負荷をかけ、剛体を回転させる。 負荷荷重による剛体に与えられる回転エネルギーを求める。 E(F)=Σ(Fi×l×Δφi)  E(F):負荷Fiによって与えられたエネルギーの合計  Fi:ドアの端に加える荷重  Δφi:Fiを加えることにより剛体が回転した回転角度  l:回転中心から負荷点までの距離 実験ではサンプリング周期100Hzで、荷重Fiと回転角Δφiを求め、求めたE(Fi)のすべてを足し合わせる形でエネルギーE(F)を求めました。 上記荷重を加えた結果剛体は回転角速度Ωで回転したので、この剛体の持つ回転エネルギーは  E(Ω)=1/2×J×Ω^2 ------------------------------------------------------------ 長くなりましたが、実験的に求めたE(F)とE(Ω)がイコールにならないことが問題となっています。 上記求め方で間違っているところがないでしょうか? 宜しくお願いします。

  • 運動方程式

    次の問題で疑問が生じました。どうか教えてください。 問題  図に示すように鉛直面内で長さ3l、質量3m、の一様な剛体棒ABの点Bからlの位置に、長さl、質量mの一様な剛体棒COが剛体棒ABと垂直に結合している。さらに点A,B,Cにいずれも質量mの失点が取り付けられている。この剛体のO点まわりの回転角をθとし、運動方程式を立てよ。さらに角度θが十分小さいとき固有振動数を求めよ。(Iはo点まわりの慣性モーメント) 運動方程式:Id^2θ/d^2=mglsinθ+mglcosθ-2mglsinθ =mglcosθ-mglsinθ となりました。しかしここでθを微小にしてしまうとうへんで-mglが残ってしまいます。 この場合-mglを無視して固有角振動数ωを求めていいのでしょうか?

  • 運動量保存則がちょっとわからなくなってしまいました。

    次の問題でわからなくなりました。 【水平な地上に置かれた大砲(M)が、水平とつくる角θの方向に砲身を向けて砲弾(m)を発射した。大砲と地面の間に摩擦がなく、砲弾は砲身に対して相対速度vで打ち出されるものとして、大砲の後退する速さV、砲弾が実際に発射される方向と水平との間の角θ'を求めよ。】という問題。 この問題を運動量保存則を使って解こうとしたのですが、垂直方向の運動量保存則を適用すると、mまたは垂直方向の速度v'sinθ'=0になって、矛盾してしまう気がする。 この場合は、地球が動いていると考えればいいのですか?